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KORG クリップチューナー 3機種徹底比較

2025-12-31

Theme:sound&person, sound, Audio equipment

以前、メーカー別のクリップチューナーを比較するコラムを書きましたが、今回はその中でも多彩なラインナップを誇る KORG のクリップチューナー3機種 にフォーカスして、それぞれの特徴や使い勝手を詳しく比較していきます。

KORG は老舗メーカーとして多くのモデルを展開しているため、「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、AW-4G / AW-LT100G / SH-CS100 の3機種を実際に使用し、測定精度・反応速度・視認性・操作性 といったポイントをチェックしました。
購入を検討している方の参考になれば幸いです。

今回比較する3機種

AW-4G

フルスペックでありながら最もコンパクトなクリップチューナー。
必要な機能をコンパクトにまとめており、カラーLCDの見やすさと扱いやすさが魅力。

⇒ 商品ページ

AW-LT100G

ギター専用に設計されたクリップチューナー。
余分な機能を省いたことで高い反応速度が特徴。

⇒ 商品ページ

SH-CS100

KORGの最上位クラスに位置するクリップチューナー。
3Dビジュアルメーターを搭載し、暗所・強い照明下でも視認性が抜群。

⇒ 商品ページ

スペック比較表

モデル 測定精度 測定範囲 電源 電池寿命 重量(電池含む)
AW-4G ±0.1セント(ファインチューニング) A0~C8(クロマチックモード) CR2032 ×1 約24時間 21g
AW-LT100G ±0.1セント(ストロボモード) B1~E6 単4電池 ×1 約100時間 32g
SH-CS100 ±0.1セント(ストロボモード) A0~C8 単4電池 ×1 約100時間 37g

実際の使用感レビュー

ここからは、ギター(6弦/7弦)、ベース(4弦/5弦)で実際に試した使用感を詳細にレビューします。

AW-4G ― 軽量コンパクトの万能モデル

KORG ( コルグ ) / AW-4G-BK PitchCrow-G クリップ式チューナー

AW-4Gを使用して感じたのは、必要な機能を十分備えたスタンダードなモデルという印象です。
反応速度や、精度も問題なし。7弦のLowBにもきちんと反応してくれました。

ディスプレイはカラー表示で、視認性も高く、針の動きも自然で読み取りやすい印象。初心者に嬉しいのが、ギターモード時に「1弦巻きすぎ警告」が表示される機能。慣れないうちは弦交換をした後など弦の巻きすぎで1弦を誤って切ってしまうリスクがあるので、この機能はありがたいです。

ベース(4弦・5弦)でも安定して音を拾ってくれます。
低価格帯のクリップチューナーによっては4弦や5弦の低い音は反応が鈍いものもあるのですが、こちらはそんなことはありません。

ファインチューニングモード(±0.1セント調整)はストロボのような高速反応ではないので、ストロボチューナーが苦手な人にとってはこちらの方が扱いやすいと感じる方もいると思います。

21gという軽さと必要十分な機能、価格を含めた全体のバランスを考えると、初心者におすすめの一台といえます。

AW-LT100G ― 高い反応スピードのギター専用モデル

KORG ( コルグ ) / AW-LT100G クリップチューナー

AW-LT100Gは、今回比較した中で最も針の反応が速く感じたモデルです。
弦を弾いた瞬間にピタッと反応してくれるので、ライブ前に急いでチューニングしたい時や、こまめにチューニングを確認したいタイプのギタリストには非常に向いています。

測定範囲はギターのレンジに合わせたB1〜E6となってますが、実際の使用ではベース(4弦・5弦)でも問題なく反応しました。

ストロボモードはAW-4G搭載のファインチューニングよりも敏感に反応してくれるので、個人的にはこちらの方が高精度なチューニングがしやすい印象でした。

電池寿命が約100時間と長寿命かつ単4電池使用なのでAW-4Gに比べてランニングコストは安いです。(AW-4Gは約24時間)

唯一気になったのは、ギター向けに設計されたモデルでありながら弦番号の表示がない点です。
初心者の人にとっては弦番号表示があった方が扱いやすいのではないかと思いました。

SH-CS100 ― 3Dビジュアルメーターが視認性抜群の上位モデル

KORG ( コルグ ) / Sledgehammer Custom 100 Black

SH-CS100を触ってまず感じたのが、3Dビジュアルメーターの見やすさです。
通常のLCDとは違い、光の反射に強く、ステージ照明や太陽光が当たっても視認性が損なわれません。
ライブハウスや野外ステージなど、照明環境が安定しない状況で真価を発揮します。

反応速度に関しては、通常モードではAW-LT100Gの方が個人的に速く感じましたが、ストロボモードではSH-CS100のほうがスムーズで精度が高い印象です。
チューニングの安定感はさすが上位モデルといったところです。

7弦ギター、5弦ベースにも問題なく対応します。
重量は37gと3機種中では最も重いですが、その分クリップの安定性も高く、ヘッドに装着していて不安定さは感じません。

単4電池1本で 約100時間駆動とスペック上はAW-LT100Gと同じですが、AW-LT100Gはバックライトをオフにした状態で約100時間なのでこちらの方が長寿命なような気がします。

まとめ ― どれを買うべき?用途別おすすめ

とにかく軽くて扱いやすいものが欲しい

⇒ AW-4G

  • 21gと最軽量
  • 初心者向けの機能が充実

シンプルで高い反応速度が欲しい

⇒ AW-LT100G

  • 3機種中もっともレスポンスが速い
  • ギターに特化したシンプルな機能

視認性の高いものが欲しい

⇒ SH-CS100

  • 3Dビジュアルメーターで見やすい
  • 単4電池で約100時間稼働と長寿命

KORGのクリップチューナーはどれも一定以上の精度と信頼性があり、どれを買っても大きな失敗はありません。
しかし、反応速度、視認性、機能の違いによって好みが分かれると思います。
自分のプレイスタイルに合わせて、最適なクリップチューナーを選んでみてください。


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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kouhei

千葉県出身。ギタリスト兼ベーシストとしてロックを中心に様々なジャンルを演奏するマルチプレイヤー。またDTMにも精通しており、ドラムプログラミングやBGM制作、カラオケ音源制作なども手掛ける。
Twitter https://twitter.com/ike_kohei
Instagram https://www.instagram.com/ike_kohei_gt/
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