
最近は、新型コロナウイルスの影響で自宅時間が増えたことなどで「マイク」の需要が急増しているようですね。
レコーディング・テレワーク・動画配信・ナレーション収録など様々な場面で使用されているマイクですが、一言にマイクと言ってもダイナミックマイク・コンデンサーマイク・リボンマイク・USBマイクなど様々!
今回は、マイクの動作原理や特徴のお話をしたいと思います!!
■ ダイナミックマイクとは
きっと1番身近なマイクだと思います。 カラオケ、ライブ、講演会などで使用されているのは大体ダイナミックマイクです。 シンプルな構造で耐久性が高く、屋内屋外問わず使える汎用性の高さが魅力!
動作原理は、磁石によって作られた磁界の中でダイアフラムに取り付けられたコイルが音の振動を受けて動くことで電気を発する仕組み。
衝撃、風、温度の影響を受けにくいので壊れにくく、色んな場所で安心して使用できます。
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SHURE ( シュアー ) / SM58 定番ダイナミックマイク
言わずと知れた定番のダイナミックマイクで、音楽スタジオやレコーディングスタジオにはかなり高確率でおいてあります。 世界中のミュージシャンから圧倒的な支持を受けており、長年売れているようです。 58の部分から「ゴッパー」と呼ばれています。
私も愛用しており、使い勝手がよく輪郭のあるはっきりとしたサウンドがとても気に入っています。
コチラのタイプはON/OFFスイッチがないモデルです。
ON/OFFスイッチが必要な方はコチラを購入してくださいね!↓
SHURE ( シュアー ) / SM58S 定番ダイナミックマイク
■ コンデンサーマイクとは
プロのレコーディングで使用されることが多いマイク。
感度が高く、細かなニュアンスまで録音可能でバランスに優れています。
また、コンデンサーマイクはミキサーやオーディオインターフェースで使用する場合ファンタム電源と呼ばれる電気を供給する必要があるので、 ファンタム電源を供給できる「+48」と書かれたボタンが搭載されているものを選んでください。
ダイナミックマイクに比べて、取り扱いが難しいですがその分、良い音が録れます!
ご自宅で使用する場合、エアコンや冷蔵庫などの機械音も録ってしまうため、アンビエントルームフィルターを使用したりして工夫してみてくださいね!
おすすめのアンビエントルームフィルター↓
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / RF-X/RB
高い吸音性、軽量化、柔軟性を実現したリフレクションフィルター。
フィルター部分の高さやマイクとの距離を細かく調整できるため、「音」にこだわる方におすすめです。
2年ほど愛用していますが、スポンジ部分の劣化などなく快適なレコーディングを可能にしてくれました!
フィルター本体の角度調整はできませんのでご注意ください。
■ リボンマイクとは
レコーディングで使用されていることが多いマイクで、見た目がコンデンサーマイクに似ています。
動作原理は、基本的にはダイナミックマイク同様、音が当たる事で振動する部分で振動を電気信号に変換して音を入力する仕組み。
リボンマイクは薄い金属リボン(非常に薄い金属板)をマイクの上からつり下げたように設計されており、細かな振動も電気信号に変換する事ができます。
とてもデリケートな構造なので耐久性や衝撃に弱く、取り扱いに細心の注意を払わないといけません。
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MXL ( エムエックスエル ) / R144
MXL R144は、双指向性と1.8ミクロンのアルミ・リボンを採用。
ボーカルや様々な楽器のレコーディングで使用できます。
高い音圧にも対応できるので、アコースティック楽器やストリングス、ホルンなどにも対応可能。
ショックマウントも付属されるのでお買い得!
オールラウンドで使い勝手がいいのでリボンマイクを使ったことがないという方に特におすすめしたい!
■ USBマイクとは
その名の通りUSBで接続して使用するマイクなのでPCやタブレットで使用することが多いでしょう。
テレワークや動画配信で使われることが多いですね。
ゲインスイッチやヘッドホン端子を装備したものなど機能性に優れたものが多いです。
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beyerdynamic ( ベイヤーダイナミック ) / FOX USB高音質マイク
デスクを圧迫しないスタイリッシュなデザイン。
付属のウィンドシールドで無駄なノイズを除去。 デスクスタンドはマイクの角度を自由に調整できる設計。
ボタン1つでミュートできるのも嬉しいですね!
以上、マイクのお話をさせていただきました。 マイクは他の機材との相性や使用環境に合うかも重要です。
安価でも高品質なものがどんどん誕生していますので試してみてはいかがでしょうか!
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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