楽器を演奏している人なら必ず目にしたことのある定番DI「TYPE85」を開発したCOUNTRYMAN。そんなCOUNTRYMANでは、DIだけでなく、ピンマイクやヘッドセットマイク、壇上でのスピーチに使用されるグースネックマイク等、マイクロホンの分野でも様々な優れたアイテムを世に送り出しています。その中でも特に異彩を放つ、驚きのマイク「B6シリーズ」を紹介します。
突然ですが・・・、画像の花の中にピンマイクが紛れ込んでいます。一体どこにあるでしょうか?

正解は、写真青丸の黄色い部分。どうなっているかというと・・・

マイク部分にキャップを付け、黄色く塗っていました。

続いてもう一枚・・・。もう少し難易度が上がります。

正解はこちら!! ペンの内部に配線を通し、キャップ先端にマイクを取り付けています。まるで探偵グッズみたいです。

もうおわかりのとおり、このB6は直径2.5mmという驚異的なサイズを実現した超小型ピンマイクなのです。舞台や撮影現場等で、どうしてもマイクを目立たないようにする必要がある時に大活躍します。定番仕様は在庫を用意するようにしていますが、COUNTYMANのマイクは基本的に受注生産。カラーや感度、細かな要望に合わせたセミオーダーが可能です。オーダー内容は次のようになります。
■セミオーダーについて
・SHURE、SENNHSER、AKG等、主要ワイヤレスマイクのメーカーに対応。メーカーに合わせた端子をセレクトできる他、有線マイク用のコネクターも選択可能。
・ブラック、ココア、ライトベージュ、タン、ホワイトの全5種類のカラーから選択。
・スタンダードゲイン、ミッドゲイン、ローゲインの3種類の感度から選択。
以上を組み合わせることにより、使用環境にあわせた理想的なマイクを手に入れることができます。ワイヤレスマイクは、メーカー純正品を使用することがほとんどだと思いますが、このようにマイクの選択肢が増えることは、大変便利なことだと思います。
実際どのように使われているか、他にも具体例があるので紹介します。
■髪やカツラ等への仕込み。

直接頭へ取り付けることにより、ナチュラルなサウンドが得られます。また、頭の動きにより、音質が左右されることはありません。
■ボタンの裏側

ネクタイの結び目やシャツのボタンの裏側は、目立たせずに設置できる格好の場所です。衣服の下に設置する場合は、収録音がこもらないよう、高域をブーストするプロテクトキャップを使用します。
■眼鏡への取り付け

舞台上では眼鏡への取り付けもポピュラーです。Oリングやテープを用い、眼鏡のつるへ固定することにより、目立たない位置に設置することができます。髪に仕込むことができない場合に有効な手段です。
アイディア次第で色々な場所に設置でき、不可能であった収音も可能にする高音質マイク。セミオーダーは随時承っております。ご不明な点やご質問等あれば、お気軽にお問い合わせください。