
みなさんどうもこんにちは!ギター講師のきとうゆうきです。
今回は!「レッスンには絶対必須のアイテムその1」の続きとして僕が普段レッスンでめちゃめちゃ重宝しているアイテムについて紹介させていただきます♪
ギターソロや新しいコードを学ぶときって、どうしてもコードフォームやコードトーンを頭の中で描こうとするとすごく疲れませんか?
もちろんコードトーンを意識することでとてもいい練習にはなるんですが、脳トレみたいになってきて30分もやるとどっと疲れる....みたいなことは僕も本当によくあります。(笑)
そんな時に大活躍してくれるのが「指板図」、英語でいうとダイアグラムというやつです。
仮にそのダイアグラムで
- 度数がパッと見えて
- 各スケールがすぐ出力できて
- 一瞬で転調できて
- すぐにプリントアウトやPDF化できる
こんなことが出来たらめちゃめちゃ便利じゃないでしょうか。
そんなギタリストの願望にとことん付き合ってくれるのが、今回ご紹介する「Neck Diagrams 2」です♪
■ Neck Diagrams2のいいところ①:度数把握がめちゃめちゃ捗る

それでは早速Neck Diagrams (以下略ND2)の良さについてお話していきたいと思います。
例えばギターソロを練習したり、YouTubeの解説動画のtab譜を見ながら練習していたとしましょう。そのフレーズ自体をコピることそのものは大して時間がかからないかもしれません。
ただ、それをすぐにライブやセッションで出せるか?と言われるとやっぱりかなり怪しいですよね。例えばKeyが違ったり、テンポやリズムパターンが違うとか。
実際の演奏ではいくらでもあることですよね。そんな時にフレーズを本当の意味で「理解する」ためにND2はかなり使いやすいと思います。
度数を自動的に表示してくれるので「あ、このフレーズはb7度から入るのか!」と覚えるのと「15フレットから入る」と覚えるのでは後々の使い勝手が大きく違ってきます。
フレットで覚えてしまうと転調の時めちゃめちゃ大変な一方で、度数でフレーズを把握すればよりギターの指板の度数を意識しやすくなります。その結果、どんなKeyでもどんなリズムでも対応しやすくなります。
■ Neck Diagrams2のいいところ②:スケール表が一瞬で作れる

転調や度数把握できるという機能だけでも、正直な所購入の価値は十分にあるかな?と思っているんですが、ND2の良さはそれだけではありません。
スケールジェネレーターという機能が搭載されています。
このジェネレーターを使うことで、ペンタからメジャースケール、コンディミ、オルタードなどなど様々なコードを一瞬で表示させることが出来ます。
この機能によって、覚えるのが難しいドミナント系のスケールなども網羅的に習得することが出来ます。
また、ダイアグラムを眺めていると法則性とか動きの癖みたいなものが徐々に見えるようになっていくのもとてもお得なポイントかな?と思います。同音異弦フレーズも視覚的に把握することが出来るのでかなり高い効率で練習が捗るはずです♪
■ Neck Diagrams2のいいところ③:パワポ的な操作感
ND2は基本的にはPowerPointのような操作感になっています。
なので、一枚のキャンバスの中に複数のダイアグラムを表示させることも出来るし、1枚丸々使って大きく表示させることも可能です。
例えばDm7→G7のII→Vをループして練習する時などは1枚のキャンバスに2つのダイアグラムを縦に表示することによって目を大きく移動させることなく練習することが可能になります。
■ Neck Diagrams2の気になるところ:価格
ここまで、ND2のいいところについて紹介させていただいたのですが、いい所がある反面やっぱり気になるのは価格かな...と思います。
複数のラインナップがあり、
- Standard (4,000円前後)
- Pro (7,000円前後)
- Publisher (14,000円前後)
この3つから選ぶことが出来るようになっています。
ここで注意していただきたいのが、スケールジェネレーター機能がついてくるのはPro以降です。
僕は「一番いいやつを頼む」の要領でPublisherを購入しました。
普段使わない機能は手に馴染まないのでと思いましたが...今思えばProでも良かったなと思います。(笑)
ということで、今回はレッスンやギター練習に必須のアイテム「Neck Diagrams 2」についてご紹介させていただきました♪
もしかしたらダイアグラムって普段馴染みがないかもしれないですが、是非これを機に導入を検討してみてください。
それではまた。
※価格は2021年10月現在
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら