こんにちは!
“ギタリスト専門整体師”のフジオカタクトと申します!
突然ですが、皆さん疲れを感じた時はどのように対処していますか?
自分でマッサージしたり、ストレッチしたり、、、世の中には疲れや痛みに対して数多くのアプローチが存在しています。それだけ現代人は疲れているってことですよね。
そして今回は面白い疲労緩和の方法を知りましたので、ここで皆さんとシェアするのと同時に本当に疲れがとれるのか実験していきたいと思います!
今回試してみる方法は“セミスーパイン”と言い、日本語でいうと「仰向けで寝転ぶ」という意味です。ただ寝るだけで特別な何かをするわけではありません。
このアプローチは「アレクサンダーテクニーク」の考え方に基づいており、自分の使い方の癖をリセットし、カラダのバランスを整えていくための方法となります。
アプローチというよりどちらかというと効果的な休み方、と言った感じでしょうか。
この日は一日中仕事で外出して全身疲れ切っているので疲れがどう取れたのか、というところまで感想を言えればと思います。
それでは実際にやってみます!
- 仰向けになって、頭の下に本を枕代わりに入れます。硬い本が良いそうですので、ハードカバーのものを使います。厳密には壁に背を当て、壁と後頭部の間隔を図り、その高さ分の本を用意すると言いそうです。
- 本を枕に仰向けに寝転んだら、手はお腹の上か左右の腰の骨の上に置きます。そのときに鎖骨・肘・手で大きな三角形を作るようにします。
- 足は膝を立て、足の裏全体をつけます。足や骨盤はリラックスするよう努めます。 そのまま、どこも動かさなくてよいので、しばらく(10分~30分位)休みます。今回は20分間やってみようと思います。

こうしていると寝ていると「身体の緊張や固めていたところが少しづつ緩んで、体本来が持つ長さや広さ、厚みや奥行きが取り戻ってきて、関節の自由さ、柔軟性も取り戻ってくる」という考えみたいです。
寝転んだまま何もせず自分のことを観察しつつ、時間をとります。寝転んで考えていると、こうして“何もしないをする”ということは普段の生活ではほとんどないことですね。
20分後。まずいきなり起き上がるのではなく、まだ何もしないまま、起き上がることを考えます。ひとつひとつ、ゆっくり動きを確認しながら立ってみます。その後、座ったり立ったり動いてみて体がどう変化したかを感じてみます。
感想 終わった後、体全体がリセットされたような感覚になりました。特に首と腰回りの硬さがとれて長くなった感じがします。体が疲れた状態というのは緊張して固定した状態になっているということがよくわかりました。
また体もそうなのですが、頭の中がスッとしたというか、とてもリラックスした状態になったと思います。自分の体に注意を向けることで、自分自身にどんなストレスがかかっていたのかが明確になる感じがしました。
忙しい現代社会においてゆっくり休息を取ることができないこと自体が疲れの原因になっている、というのは納得ですね。
正直、毎日こんなふうに時間を作って身体を休めてあげられると良いと思いますが、わざわざ時間を作ってやるのは難しいかもしれません。
僕はできそうな日は眠る前、布団に入ってからこの手順で体に意識を向けて、体を休めてあげようと思いました。
今回の方法は時間の余裕さえあれば特別なものは何一つ必要ありません。なかなか疲れが取れなくて悩んでいる人はぜひ一度試してみてください!もしかしたらマルっと疲れが取れちゃうかもしれません!
それではまたー!
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