クラシック・ロック・マガジンの調査で音楽批評家、アーチスト、音楽学者は、レッド・ツェッペリンの「Stairway to Heaven」を最高のギターソロに選びました。
色々な面から考えると興味深い結果です。つい最近の裁判で、「Stairway」のギター・パートは「Spirit」と言うバンドの曲から盗まれたと訴えられ、ロバート・プラントとジミー・ペイジは裁判に勝ちましたが、「Spirit」ギタリスト、ランディー・カリフォルニアの相続人は裁判所の決定に異を唱えています。
別の調査では、「Stairway」はベスト・ソロかどうか、またツェッペリンのベストソロかどうかも意見が分かれています。ギター・ワールド・マガジンでは2009年の調査では「Stairway」が選ばれましたが、2011年のギター・プレイヤー・マガジンの記事ではツェッペリンの「Heartbreaker」がペイジのベスト・ソングとして選ばれました。ローリング・ストーン・マガジンでは「Stairway」はベスト・ギター・ソングの8位で、「Whole Lotta Love」が11位。同じランキングでチャック・ベリーの「Johnny B. Goode」が1位でした。また、NMEマガジンで、「Stairway」は2位でガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O' Mine」が1位でした。
ペイジ自身でも、「『Stairway to Heaven』は自分の最高のギター・ソロですか?いえ、スゲー良いソロですが...。ま、皆さんがそういうならそれはそれでいいですが、しかし僕はもっと好きなソロもあるね」とクラシック・ロック・マガジンに語りました。
今回の2位はピンク・フロイドの「Comfortably Numb」のソロで、3位はイーグルズの「Hotel California」でした。
全てのトップテン:
Stairway to Heaven - Jimmy Page (Led Zeppelin) Comfortably Numb - David Gilmour (Pink Floyd) Hotel California - Don Felder and Joe Walsh (Eagles) Freebird - Allen Collins (Lynyrd Skynyrd) All Along the Watchtower - Jimi Hendrix (Jimi Hendrix Experience) Eruption - Eddie Van Halen (Van Halen) Killer Queen - Brian May (Queen) Sweet Child of Mine - Slash (Guns N' Roses) Purple Rain - Prince (Prince and the Revolution) Paranoid - Tony Iommi (Black Sabbath)
www.music-news.com
レッド・ツェッペリン オフィシャル・ホームページ
1位:Stairway to Heaven(YouTube)
2位:Comfortably Numb(YouTube)
3位:Hotel California(YouTube)