後のニューウェイブ~オルタナティブ・ロック・シーンに多大な影響を与えてきた、ドイツのロック・グループ、「カン(Can)」。その元ボーカリストであるダモ鈴木が、現在自身のキャリアと患っているガンとの闘病に焦点を充てたドキュメンタリー映画を制作中。カンのアルバム「タゴ・マゴ」等でのエキセントリックなボーカル・スタイルや、ライブにおける奇行で注目されたダモ鈴木。90年代以降は芸術性の高いアドリブ・セッションを展開し、アンダーグラウンド・シーンにおいて高く支持され、日本でも、U.F.O.クラブ公演をはじめ、その雄姿を見せつけてくれました。今回制作中の映画、その名も「ENERGY」は、そんなダモ鈴木のこれまでの道程と、病気と戦いながらも歩みを止めない意志が伝わるドキュメンタリー。その断片は公開中のトレーラー映像からも伝わってきます。現在映画の完成に向け、クラウドファンディングサイトIndiegogoにて資金調達キャンペーンが行われています。日本での公開も切に望みたいものです。
ENERGY: A DOCUMENTARY ABOUT DAMO SUZUKI | Indiegogo