英国ロンドンの観光名所として知られる国会議事堂の時計台「ビッグベン」が、改装のために鐘の音を止めました。157年間鳴り続けた鐘の音が途絶え、国民や観光客から惜しまれる声が続出。そこで、ラウドスピーカーを販売するMartin Audio社が解決策を提案しています。ビッグベンの改装中、同社が開発したスピーカー・システムを用いることにより、屋外に向けてベル音を鳴らしつつ建物内部への騒音を制御。作業員の耳を保護できるそうです。2021年までの4年間、本物の鐘は鳴らなくなる予定ですが、最新の音響技術が150年以上に渡る伝統の"鐘音"を守ることになるかもしれません。

Sad to hear Big Ben's bell end? Martin Audio may have a solution | Musical instrument industry news | MI Pro