心揺さぶるソフトウェア音源・・・その名も「Aparillo」

2019-07-17

Theme：Software

どうも！営業部の影山です♪
前回、「Spire」というソフトウェア音源で曲を作ってみました。
※詳しくは、下記のバックナンバーをチェック♪

●Spireで曲を作ってみよう！ -第一章-
●Spireで曲を作ってみよう！ -第二章-
●Spireで曲を作ってみよう！ -最終章-

そして、今回。またSpireのように触れたことのない音源で曲を作ってみよう！と思い立ち、色々と探し回った結果…なんとも興味の惹かれるソフトウェアを見つけてしまいました。その名も…！！

Sugar Bytes (シュガーバイツ) / Aparillo

Aparillo = アパリロと読むそうです。名前だけ聞くと、ちょっとかわいい。ただメーカー側の説明では「壮大で映像的なサウンドを奏でる、先進の16ボイスFMシンセサイザー」とのこと。最近、ずっとアンビエントやチルアウトな音楽を聴いていた私にとっては「壮大で映像的なサウンド」という言葉に心惹かれてしまいまして。一体どんな音が鳴るのか…早速メーカーの公式トレーラーを見てみました。

なにこれ素敵。
なんでしょうこの音の空気感と世界観。実際に触れる前だというのに、このトレーラーで心を鷲掴みにされてしまいました…。そして56～58秒あたりで流れていた、間違いなく他のソフトウェア音源では見たことのない独特なインターフェース。一体なんだあれは。
ということで気になって気になって仕方がないので、早速チェックしてみました！

1. 魅力的なプリセット・ライブラリ

新しいソフトウェア音源に触れるときに確かめるのは、やはりプリセット音源。ちなみにこのAparilloには500以上のプリセットが搭載されているとのことで、ワクワクが止まらない。本当はこのプリセットを一つ一つ皆様に紹介して素晴らしさを伝えたいところではありますけど、おそらく途方もない時間が必要です。そこで魅力を伝えることが出来るような、何か良い方法はないものかと思っていたところ、いい感じのプリセット紹介動画を発見↓

※20分以上の動画になるので適度にお楽しみください。

とにかく空間系の音色がとても優秀。どの音色もただ鳴らすだけで、もうイメージが湧いて曲が作れちゃいそうです。Aparilloを見つける前から個人的に今回は少しアンビエント寄りの曲を作りたいなぁと考えていたので、そんな私にはピッタリ。

2. 無限なサウンドコントロール「Orbiter」

すこし前にも触れましたが、トレーラーで見かけて気になっていた、謎のインターフェース。あれは「Orbiter」というAparillo独自のサウンドコントロール機能のようで、簡単に説明すると散りばめられたアイコンのようなものは全て各パラメーターが設定されており、それをXY軸を元にグリグリと動かすと、音が変化するというもの。実際に私も触れてみたところ、この機能…非常にヤバいです。
先程、魅力的なライブラリを紹介しましたけど、その中の一つの音色を元にOrbiterを使って音色を作っているだけで…夢中になりすぎて既に２時間が経過していました。ほんの少し各パラメーターの場所を変えるだけでも無限に音が変わり、ついつい楽しくなってしまいます。

3. とりあえず鳴らしてみよう。

とにもかくにも何か作っていこう！ということで、プリセットを鳴らしていて気に入った音を見つけたので、適当に鳴らしてみました。今回使ったのは下記の二種類。

PAD → 9.Follow my footsteps EV