夏が終わってしまってさみしいけれど、秋の味覚が楽しみな松原です!
今回はドラ娘らしく、ドラムヘッドの研究をします!わくわく!
REMOのコーテッド・ドラムヘッドには、 海外仕様と国内仕様の2種類 があることをご存知でしたか?(ちなみに私はまったく知りませんでした。へへっ。)
ここで、仕様が2つにわかれるまでのお話をしましょう。はいみんな座って聞いてねー。
~れも昔話~
むかしむかし、REMO社で販売していたコーテッドヘッドは、スムースホワイトにコーティングを施したものでした。
ある日、REMO社での仕様が変わり、クリアーのヘッドにコーティングを施すようになりました。
すると、とある日本人ドラマーがそれに気づきました。「前のコーティングと音が違うぞ!?」
ここで、REMO代理店であるPEARL社が、日本仕様としてスムースホワイトにコーティングを施したシリーズを、「JP仕様」と名付けて販売するようになりましたとさ。
めでたしめでたし。
・・・はい。
まあそこまで大昔ではないんですけどね。
音の特徴など合わせてまとめると、下記のようになります。
● JP(日本)仕様
下地:スムースホワイト(デュポン社 メリネックス)
特徴:アタッキーで明るめ、タイトで硬めな音
● OO(海外)仕様
下地:クリアー(デュポン社 ヘイジー)
特徴:倍音が多く、柔らかめ、オープンな音
\ サウンドハウスでは、上記の2仕様からお好みを選べるようになりました! /
じゃーん!
そこで・・・
この音の違いを聴きわけられるのか!?という検証をしてみます。
今回は定番のコーテッドアンバサダー 114BA を、JP仕様とOO仕様を買ってみました。
■まず見た目をみてみよう。
ちょこっと調べてみたところ、裏面から見るとわかるらしい!
見てみましょう。

白っぽいからJP仕様?つるっとしてるからOOかも?どっちやろか……
もう1枚のほうを見てみましょう。

さっきのよりも若干白っぽいかな…?
ここで答え合わせ。
並べて置いてみると、違いがわかりますね!

(1枚目の写真) (2枚目の写真)
どちらかだけを見て、「これは国内(or海外)仕様だ!」とわかる方、いらっしゃいますでしょうか。
コツを教えてほしいものです。
経験ですかね。すごいです。尊敬。
■ロゴがちがう!
よくよく見てみると、ロゴの下のところに書いてある文字がちょっと違うみたい!

「AMBASSADOR SMOOTH WHITE COATED」と書いてあるのがJP仕様
「AMBASSADOR COATED」と書いてあるのがOO仕様
なんかこう並べて写真を撮ると兄弟みたいで可愛いですね(笑)
■音の違い!
最後に、音の違いを聴き分けられるか!!サウンドハウス唯一のドラ娘、試されるときです。
指先ではじいてみます。

・・・・・・すごく微妙な違い。
JP仕様のほうが若干(ほんとに若干!)明るい音が鳴る気がします。シェルに貼らずに指ではじいて試したので(マンションなんです!わかってください!!)、正確な音ではありませんが、若干高い音が出ているように感じました。JP仕様のほうが、見た目が若干明るいので、明るい音に聴こえたのかもしれません。
【結果】
2種類を同じ状況で叩き分けると、どっちがどっちかわかる!(ギリ)
ドラムって、叩けば音が鳴るけど、そんなシンプルな楽器だからこそ奥が深いんですよね~。
まあその小さな違いがわからないことも多いですが・・・(笑)
もっともっとドラムのことを勉強して、どんな質問でも答えられるすごい人になりたいなあ!
好きなことに関する勉強なら楽しいです◎
というわけで、JPとOOの違い、俺ならわかるっしょ!という方、お試しください!
↑
あなたはどっちを選ぶ!?
↓
今回紹介した114BA以外にも、コーテッドのドラムヘッドはほとんど取扱っております!さすがサウンドハウス!ありがとうございます!!(自己完結)