大好評発売中の3Dステレオ・パワードスピーカーAspen Pittman Designs/Spacestation V.3!!!世界中のキーボードプレーヤーから絶大な支持を集め、ここ日本でも話題沸騰中の魔法の箱的なスピーカー。サウンドハウススタッフの間でもエレキギター、エレアコ、電子ドラムと、キーボード以外の楽器でも経験したことのないその効果に驚きの声が続々とあがっています。
私はベーシストなので、今回はエレキベースを接続してみました。
エレキベースでも、ステレオ・エフェクトをかけたら、奇跡体験できてアンビリーバボーな感じになれるんじゃないかと。。
接続はエレキベース→プリアンプ→BOSS/ME-8B→Spacestation V.3
フロントのスピーカーは、8インチなので低音に関しては、そこまで期待していませんでしたが、これはこれでなかなかしっかりした音が出てきます。バンドみたいな大音量の中ではさすがに厳しいですが、アコースティック系だったり、ピアノと2人でスタンダードジャズみたいな用途だったら全然オッケーですね。
でも、もっと大きな音でベースを鳴らしたいっ!!
そんな欲求にも応えてくれるのが、このSUB出力端子なんです!!この端子は、L+Rのフルレンジ信号(ラインレベル)を出力する端子で、おすすめはパワード・サブウーハーの接続です。マニュアルにも、「より大きなギグで使用する際にパワード・サブウーハーを追加する接続端子で、ベース、キーボードに最適」とあります。フルレンジのライン出力なので、ミキサーに送ったりもできますね。

今回チョイスしたのは、サウンドハウスが誇るショールームのスピーカー部屋から、出力500Wの18インチ・サブウーハーCLASSIC PRO CP18SIIP。

シンプルに上に置いて音出しをしてみました。
まず、Spacestation V.3の音がこちら
続いて、Spacestation V.3 + CP18SIIPの音がこちら
正直、ここまで使えるサウンドが出てくるとは。。
ベースアンプとしてもバッチリ使えますね。
サブウーハーを足すと、ドライバー、フロント/サイドスピーカー、サブウーハーと3ウェイシステムのようになり、迫力増し増し、レンジの広い音になります。音量調節は、Spacestation V.3の音量を決めた後、サブウーハー側で低域成分の音量を決めてバランスを取る形になります。
次にリバーブをかけて、サイドスピーカーありなしの違いを試してみました。
ちょっと動画だと分かりづらい部分あるんですが、サイドなし、フロントのみの状態でも普通のベースアンプと同じく、しっかりとキレイにリバーブがかかります(当たり前ですがw)。また、音の出てくる場所も、正面から聴こえてくるなーとわかります。いわゆる、いつものベースアンプで弾いている感じと同じです。
ただ、サイドスピーカーを1時くらいの位置にすると、一気に世界が変わります。
例えるなら、目の前にスピーカーがあるのに、Spacestation V.3のある側の壁全体から鳴ってくる感じです。そして部屋中に音が響き渡りました。
単純にスゴイです。
ディレイもいってみました。
サイドスピーカーをONにしたら、もう何が何だかww
エフェクトかけすぎた感はありますが、逆に言えばそれだけ音作りの幅が広いということなんですね。∞(無限大)の可能性を感じずにはいられません。。
ここまで来るとAspen Pittman Designs/Spacestation V.3って、ホントにどんな楽器でも使える、とってもスゴイスピーカーなんだと思います。この摩訶不思議な3Dステレオサウンドは文章では伝わりにくいと思いますので是非、成田ショールームに体験しにきてください。