ベースを始めて数年、今までマルチエフェクターばかり使ってきた自分ですが、今年に入ってとうとうコンパクトエフェクターに手を出し始めました。エフェクターの記事を読んで「コレいいな」と思うと、収集癖の強い私はついつい購入してしまうこともしばしば・・・
そうこうしている間にある程度エフェクターの種類も揃い、エフェクターボードを組んでみることにしました!
しかし、組む上で重大な問題が1つ・・・
「エフェクターにマジックテープを貼りたくない!!」
エフェクターボードを作る際の最もスタンダードな方法は、やはりエフェクターにマジックテープを貼り、ボードに固定する方法かと思いますが、
・テープの粘着力が強いと剥がすのに苦労する
・剥がしてもテープを貼っていた部分がベトつく
などの意見を見つけてしまいました。
エフェクターボードは作りたい。けど、マジックテープは貼りたくない。
と悩んでいるときに見つけたのがこのエフェクターボード
「Aclam Guitars Smart Track!!」

なんとこのボード、エフェクターに手を加えなくても固定できちゃう優れもの!
どうやって固定するのかというと、この二つのパーツを使います。

左側がエフェクターを固定するFastener、右側がPowersupply supportです。
Fastenerはエフェクターを挟み込んで、真ん中のねじを回せば簡単に固定できます。

「いや、ただ斜めにしたときにずり落ちないだけじゃないの?」と思ったあなた!こちらをご覧ください。
逆さまにしても落ちない!!!!!

驚くべき固定力ですね・・・・
さて、もうひとつご紹介するのはPowersupply support。こちらは、名前のとおりパワーサプライを固定するためのものです。このエフェクターボードは表だけではなく裏面にも溝があり、パワーサプライは裏面に設置できるようになっています。


ということで実際にエフェクターボードを組んでみました。
今回使用しているSmart Track S1 + Softcase S1は、BOSSサイズのコンパクトエフェクターを5個まで設置可能なモデル。今回は、以下のエフェクターを組み込んでみます!

- パワーサプライ
- CREWS / SBS01
- コンプレッサー
- ALBIT/ GC-3
- プリアンプ
- Vivie / OwlMighty
- オーバードライブ
- minimichine/たまゆら
- フィルター
- SOURCE AUDIO/ SA223 Manta Bass Filter
スムーズに組み込んでいけるので調子に乗ってコンプ→プリアンプ→オーバードライブ→フィルターまでつないだところで問題発生!
Manta Bassが入らない!!

右側のスペースを余分に取りすぎてしまっていたみたいですね・・

気を取り直して再チャレンジ
今度は若干右に寄りすぎた感はありますが、まぁ、よしとしましょう。

そして最後にパワーサプライ(CREWS / SBS01)の設置。

SBS01はジャンクションボックスも兼ねているため、INUPUTにベース、OUTPUTにアンプをつないで使用しています。L字型のケーブルであれば地面につかないことを確認。

よし、これで後はSENDとRETURNを接続すれば完成だ!!!!!
と思いきや!!!!!!!
これじゃあ、せっかくのIMP CONTROLが使いづらい、しかもSBS01自体の電源アダプターがつなげないことに気付く・・・・
さてどうするかと、苦心の果てに到達した答えがこちら!

パワーサプライを表に持ってきてみました。
これにて何とかエフェクターボードが完成しました!作業時間は10-15分程度です。
完成したエフェクターボードは付属のソフトケースに入れて持ち運びもできます。

Aclam Guitars Smart Trackはエフェクター3~4個対応のタイプから14個対応まで全5機種のラインナップ。必要最低限しか使わないという方から、とにかくいろんなエフェクターを使いたいという方にもお勧めです!