【2022年】失敗しないマイクスタンド選び！ ～買うときは「ネジ規格」を確認～

マイクスタンドをお探しのみなさま。ここに来たからには、マイクスタンド選びは、きっと失敗しません。そもそも、マイクスタンドを選ぶ上で一番の失敗とは？それはきっと、使いたいときに使えない（必要なものがそろっていない）ことでしょう。今回マイクスタンド選びで見落としがちな検討事項にフォーカスを当てました。それはズバリ、「マイクスタンドの『ネジ規格』を確認すること」です。その理由もいくつか簡単にまとめましたので、確実なお買い物の参考にしていただければ幸いです。

マイクスタンドはライブやスタジオなどの音楽シーンを始め、学校や会社、イベントなどでも広く使用されていて、そのシチュエーションに応じて購入理由も様々です。

1. 経年劣化のため買い替えたい
2. 追加で新たにほしい
3. 今とは別仕様のものがほしい
4. 新規購入

みなさん、どれに当てはまりますか？いずれにしても特定の製品が決まってない場合は、下記を読み進めてください。

～マイクスタンドを選ぶ過程～

マイクスタンドを買おうと決めたら、次のポイントは「どれ買おうかな？」です。
サウンドハウスでも多種多様なマイクスタンドを扱っています。以下のポイントに注意しながら、どれがよいかを決めてください。

• 仕様、形状
• サイズ
• コスト

そして、最後に問いましょう。
「選んだマイクスタンドは、（一緒に買う、またはすでに持っている）マイクホルダー（ショックマウントホルダー）に対応しているのか」

最終的にマイクスタンド購入の秘訣は、この問いをクリアすることにあるといっても過言ではありません。マイクスタンドが手元に届いてからではなく、マイクスタンドを購入するときに一緒に検討しましょう。
届いてからでは、本番に間に合わない（使いたいときにすぐ使えない）かもしれませんからね。

～マイクスタンドとマイクホルダーが対応するのか検討～

皆さんが決めたマイクスタンドがどんなマイクホルダーに対応するかを見ていきましょう。（サウンドハウスで取り扱っている主なブランドごとに、先端部のネジ規格を確認していきます）

a. K&M【3/8インチ） ⇒ 3/8インチのマイクホルダーに対応】

b. CLASSIC PRO【3/8インチ】⇒3/8インチのマイクホルダーに対応】

※商品によって5/8インチへの変換ネジ付属

• 3/8インチ

  

• 5/8インチ

  

c. TAMA（MS205BK）【3/8インチ、5/8インチ変換ネジ付属】

⇒3/8インチ、5/8インチのマイクホルダーに対応

• 3/8インチ

  

• 5/8インチ

  

d. ULTIMATE（JSMCTB200）【5/8インチ】

⇒5/8インチのマイクホルダーに対応

e. HERCULES STANDS（MS432B）【3/8インチ、5/8インチ変換ネジ付属】

⇒3/8インチ、5/8インチのマイクホルダーに対応

• 3/8インチ

  

• 5/8インチ

  

f. OHASHI（MS1000）【3/8インチ、5/16インチ変換ネジ付属】

⇒3/8インチ、5/16インチのマイクホルダーに対応

• 3/8インチ

  

• 5/16インチ

  

g. TOMOCA（DS12）【3/8インチ、5/8インチ兼用】

⇒3/8インチ、5/8インチのマイクホルダーに対応

• 上部：3/8インチ

  下部：5/8インチ

  

h. PANASONIC（WN-DS120）【PF1/2インチ】

⇒PF1/2インチのマイクホルダーに対応

• PF1/2インチ

  

i. QUIKLOK（A114）【3/8インチ、AKG規格、5/8インチ変換ネジ付属】

⇒3/8インチ、5/8インチのマイクホルダーに対応

• 5/8インチ

  

• 3/8インチ（右は5/8インチ変換ネジ）

  

先端ネジは各社異なりますが、全体的に3/8インチ、5/8インチが多いようです。ちなみに3/8インチは「AKG規格」、5/8インチは「SHURE規格」とも呼ばれています。

マイクホルダーも同じように、メーカーによってベースとなるネジ規格がありますので、確認してみてください。その時変換ネジが付属しているのかも合わせて見てください。

また、ほしいマイクスタンドとマイクホルダーが一致していない場合でも、下記の変換ネジが強い味方となります。マイクスタンド、マイクホルダーそれぞれのネジ径にあわせて対応表をご確認ください。

《変換ネジ写真》

こんなにたくさん種類があります。ちなみに、左端の赤い矢印のネジが3/8インチから5/8インチへ変換するネジ（K&M/ 217）です。

変換ネジ対応表

変換ネジがあるとわかれば、マイクスタンドもマイクホルダーも妥協せずに好きなものをお選びいただけます。

ぜひ、参考にしてみてください。