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George Michael - Faith『Kivi先生のTalk About 洋楽 第16回』

2019-08-21

Theme:Kivi Senseis Talk About Western Music

Kivi先生のTalk About洋楽 洋楽大好き女子高生さっちゃんが、今日も洋楽の分からないフレーズをKivi先生に質問!さあ、さっちゃんと一緒に英語に詳しくなりましょう♪Kivi先生のTalk About洋楽 洋楽大好き女子高生さっちゃんが、今日も洋楽の分からないフレーズをKivi先生に質問!さあ、さっちゃんと一緒に英語に詳しくなりましょう♪

Kivi(キヴィ)先生

フィンランド生まれカナダ育ちの英語の先生。カナダのバンド「Rush」の大ファン。前髪にはこだわりがある。軽音部と英語部の顧問。

 

さっちゃん

日本生まれ、日本育ちの女子高生。洋楽の歌詞を調べるのがマイブーム! Kivi先生に質問に行くとたまに逃げられる。軽音部所属

今日のお題はコレ!
「George Michael - Faith」

ジョージ・マイケル『Faith』

好きやろう!

What are you listening to?

え?何?

I said "What are you listening to?" TAKE OFF THE EARPHONES!

聞こえなかった!もう一回言って?

Yeah, I know. What are you listening to?

George Michael's FAITH. It's a good song. But can I ask you one question?

Faithか。ま、いい曲じゃない。 So, what's your question?

ドアを見せるってどういうこと?

ドアを見せる?

うん。「It takes a strong man, baby, but I'm showing you the door」ってところ。それと「it」って何だろう?ドア?

なるへそ。では、最初に「it」から行きましょう。前にさっちゃんが軽音部の健ちゃんと口げんかになった時の話覚えていますか?

思い出したくないけど...

あの時、さっちゃんが「健ちゃんが悪い」と言った事に対して、僕は「It takes two to argue」と言いました。覚えている?

そうだったかな...

はい、はい。喧嘩を思いだすんじゃなくてね。

は~い。「It takes two to argue」「喧嘩するには2人が必要」って意味だったね。

そう、そう。コレコレをするにはナニナニが必要です。で、その時の「it」は何だった?

「it」は喧嘩することだった。

もう怒っている場合じゃない!Smile!

Okay.「It takes a strong man, baby, but I'm showing you the door」の「a strong man」強い男っていう意味だよね。

そうですね。

「it takes two to argue」 には「to」があったけど、この一文には「to」はないから、えーと…

難しいですか?では、後半に行きましょう。人にドアを見せる時はどんな時かな?

ドア?どこかに案内している時とか?

案内されたら、その人はどうしますか?

普通に考えると、ドアを通って、どっかの部屋に入るか、その部屋を出るか。

Right! この場合はどっちかな?ヒントは「I gotta have faith」と歌っているGeorge Michaelは「信仰を持たなければならない」と言って、最後の方に「I'll wait for something more」、「これ以上の何かを待てる」と言っています。

これ以上?今の状況より良い状況?あ!もしかして、この前の歌詞「And when that love comes down Without devotion」から考えると、本物の愛ってこと?

Maybe. とにかく今の相手は不十分って感じですね。

じゃ、出ることを望んでいるということ?

Could be.

「I'm showing you the door」「ドアはそっちだ、出ていってくれ」って感じ?

Yes. では、何をするには強い男が必要ですか?

「It takes a strong man」の「it」「ドアはそっちだ、出ていってくれ」と言うことですよね。

では、まとめて、「It takes a strong man, baby, but I'm showing you the door」「強い男にしか言えないことなんだけど、Baby、ドアはそっちだ、出ていってくれ」って感じ?

「出ていけ」でも、「帰れ」でも良いけど。 Close enough!

合格?

Yep! Are you still angry at Ken-chan?

Yes!だって嫌なヤツです。

好きなくせに!

違います!

え?バレちゃった!?

Kivi

フィンランド生まれ、カナダ育ち、日本で骨を埋めるつもりのKiviです。人生の半分以上日本で過ごし、もう海外から日本に帰るのが「帰国」だと思っています。18年間、日本の私立高等学校で務め、英語教育は勿論、担任や軽音部顧問もやらせていただきました。Too young for Disco, too old for Grunge, I bury my head in Prog Rock!

 
 
 

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