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改造初心者でも安心!ギターのちょい足しカスタマイズ

2025-12-31

Theme:sound&person, sound

「ギターの改造」と聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、工具や専門知識がなくても誰でも簡単に行える方法もたくさん存在します。

今回は、自分自身が普段から実践しているカスタマイズの中から、

  • 作業が簡単
  • 費用がほとんどかからない
  • 元に戻せる

という条件を満たしたものを中心にご紹介していきます。

ライブやレコーディングといった場で効果を感じた方法ばかりなので、サウンドや演奏性に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

1. スポンジによるミュート処理

まず最初に紹介したいのが、スポンジを使った共振対策(ミュート)です。
エレキギターには演奏中共振してしまうポイントがいくつか存在します。

代表的なのが、

  • ナットからペグまでの弦
  • トレモロユニットを搭載したギターのトレモロスプリング

これらの部分は弦振動の影響を受けて共振し、意図しない倍音や残響音を生み出します。
場合によっては、これが独特の広がりやリバーブ感として良い方向に作用することもありますが、リフを刻むようなタイトな演奏や、ハイゲインサウンドではマイナスになることが多いのも事実です。

そこで定番となっているのが、スポンジやフォーム素材を使ったミュート処理です。
ナットとペグまでの弦の下に軽くスポンジを挟んだり、トレモロスプリングの間にスポンジを入れることで、余計な共振を抑えることができます。
これにより音の輪郭がはっきりし不要な鳴りが整理されたよりタイトなサウンドを得ることができます。

■ 施工時の注意点

スポンジが厚すぎないこと
特にヘッド側は厚すぎると弦を持ち上げてしまい、チューニングやテンション感に悪影響を与える可能性があります。
トレモロスプリング用の素材選び
材質によってはアーミング時にスプリングがスポンジを噛み込んでしまい、チューニングが不安定になることがあります。

最近では、こうした用途専用に作られたミュートアイテムも市販されています。こちらを使うのもおすすめです。

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Spring Dampener - Guitar Tremolo

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / Spring Dampener - Guitar Tremolo

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / String Dampener - Guitar Tailpiece

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / String Dampener - Guitar Tailpiece

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / String Dampener - Guitar Headstock

ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / String Dampener - Guitar Headstock

2. ピックアップ周りをスポンジで埋める

歪んだサウンドで演奏する際、誰もが一度は悩むのがハウリング(フィードバック)ではないでしょうか。
意図的なフィードバックは表現として非常に魅力的ですが、狙っていないタイミングで発生するハウリングは演奏の大きなストレスになります。

ハウリングの原因はいくつかありますが、その一つがピックアップ自体の微振動です。
ピックアップを指で軽く触ってみて、簡単にグラグラと動くようであれば、振動によるハウリングが起きやすい状態だと考えられます。

そこで自分が実践しているのが、ピックアップの周囲をスポンジで埋めて固定する方法です。

ピックアップとボディの隙間に薄くカットしたスポンジを詰めることで、不要な振動を抑えることができます。

この方法は、Joe Satrianiが実践していることで知られています。

(見えにくいですがリアPUの周りにスポンジが詰められているのが確認できます)

実際にこのカスタマイズを取り入れてからは、意図しないハウリングが明らかに起こりにくくなり、音量を上げた状態でも安心して演奏できるようになりました。

■ 施工時の注意点

  • スポンジを無理に押し込まない
  • ピックアップやボディを傷つけないよう慎重に作業する

3. ピックアップにテープを貼る

三つ目は、かなりピンポイントな悩みを解決するカスタマイズですが、強めのピッキングをする人には特におすすめです。

自分は比較的ピッキングが強いプレースタイルのため、演奏中に1弦がフロントピックアップのボビンの下に潜り込んでしまうことがあります。

こうなると、演奏に支障が出るだけでなく、最悪の場合ピックアップのコイルを傷つけてしまう可能性もあります。

そこで行っているのが、フロントピックアップの表面にテープを貼る方法です。
ボビンとコイルの段差を物理的に塞ぐことで、弦が潜り込むのを防ぐことができます。

このアイデアは、Steve Vaiが自身のメインギターに施しているカスタマイズを参考にしたものです。

まとめ

今回紹介したカスタマイズはどれも

  • 作業が簡単
  • 費用がほとんどかからない
  • 気に入らなければすぐ元に戻せる

という点が共通しています。

その一方で、ライブやレコーディングといった実戦の場では、確実に効果を実感できる実用的な内容でもあります。
「音がまとまらない」「演奏中にストレスを感じる」といった悩みがある場合、こうした小さなカスタマイズが意外な解決策になることも少なくありません。

少しでも気になったものがあれば、ぜひ一度試してみてください。


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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kouhei

千葉県出身。ギタリスト兼ベーシストとしてロックを中心に様々なジャンルを演奏するマルチプレイヤー。またDTMにも精通しており、ドラムプログラミングやBGM制作、カラオケ音源制作なども手掛ける。
Twitter https://twitter.com/ike_kohei
Instagram https://www.instagram.com/ike_kohei_gt/
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