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QSC ( キューエスシー ) / KS112 パワードサブウーファー

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KS112は、固定設備、ポータブル・エンターテインメント用途に最適な超小型パワードサブウーハーです。 KS112は、可搬性の高い12インチ・バンドパス設計を採用し、2000WクラスDアンプモジュールを搭載。キャビネットは、高品質のバーチ材で構成され、低ノイズキャスターを装備しています。2つのM20ポールソケットは、縦置き、横置きに対応し、揺動のない安定した設置が可能です。
■パワードサブウーハー
■6次バンドパス
■ユニット:12インチコーンドライバー x1
■周波数特性:41Hz~108Hz (-6dB)
■周波数範囲:38Hz~121Hz (-10dB)
■最大音圧レベル:ピーク128dB (@1m)
■アンプ出力:2000W(PEAK) クラスD
■冷却:スピード可変ファン
■コントロール
Power On/Off
Gain Control
Rotary encoder
2 x selection buttons
■インジケーター
2 x Power LED (front and rear)
Input Signal LED
Limiter Active LED
■コネクター:
2 x locking XLR/F 1/4" combo
2 x XLR/M (Loop-thru Output)
1 x locking IEC power connector
■電源:100~240VAC 50/60Hz
■消費電力:2.4A (100V時)
■外装:バーチ合板・黒色
■サイズ:幅39.4x高さ62.2x奥行61.6 cm
■重量:28.4kg
■別売アクセサリー
KS112 CVR Transport Cover
KS-LOC Lock-Out Cover
SP-16X Extension Pole
SP-36 Extension Pole

<特徴>
・超小型ボディながら高出力を実現
・2000WクラスDアンプ
・音飛びの良い12インチ・ウーハー
・6次オーダー・バンドパス設計
・さまざまな用途に対応する可変式クロスオーバー
・設定した内容はシーンとして保存/呼び出し可能
・Intrinsic Correction?チューニング
・洗練されたプロフェッショナルな外観
・耐久性を高めた塗装仕上げの木製エンクロージャー
・デュアルM20スピーカーポールソケットにより、縦置き、横置きの両方に対応
・別売アクセサリーKS-LOCセキュリティカバーにより、誤動作を防止可能。

KS112は、KS212C単一指向性パワードサブウーハーに続く、KSサブウーハーシリーズ2番目のモデルとなります。その革新的なデザイン、伝統のQSCアンプ、最新のDSPを搭載し、高出力、迫力のある低音が必要なさまざまな用途に対して有力な選択肢となります。

6次バンドパス方式のプレミアム・バーチ・キャビネットにシングル12インチ・トランスデューサーを搭載。実装されたDSPは可変クロスオーバー機能やディレイ、用途別に保存/呼出可能なシーンを搭載、システムの性能を最大限に活かします。

2つのM20ポール取付けネジにより縦置き、横置きどちらでもポールを安定して取り付けることができます。また、丈夫でスムーズな移動ができるキャスターが付属。オプションでロック付き安全カバーと輸送用カバーが用意されています。

「KS112は、かつて不可能と思われていた用途にも最適なサブウーハーを提供することができるようになりました。」プロ用PAスピーカー製品担当マネージャーのChirs Brouelette氏がコメントしています。コンパクトなKS112、単一指向性サブウーハーKS212C、ポータブルなKsub、パンチのあるパワフルなKW181と、あらゆる用途に対応できるKファミリーは、圧倒的な性能を誇り、プロの音響業者と音楽愛好家に支持されています。

様々な用途に対応できるKS112の性能は、ミュージシャン、バンド、モバイルDJ、システムインテグレーター、音響機器レンタル、制作会社などに支持されるでしょう。特に、Touchmixシリーズミキサーと共に使用することにより、KSシリーズの能力をさらに引き出すことやK.2シリーズ・スピーカーのサウンドをより効果的に補強することが可能となります。

基本操作メニュー

背面パネル詳細

  1. 1ディスプレイ
  2. 2メインニューに戻る
  3. 3サブメニュー、数値の選択
  4. 4選択した数値の確定
  5. 5SIG: 信号が入力された場合LEDが点灯
  6. 6ゲイン調整
  7. 7LINE: コンボ入力端子
    A/B: ライン入力
  8. 8XLR Thru端子 A/B: 入力A/Bに入力された信号を出力
  9. 9電源スイッチ
  10. 10電源コネクター

海外レビュー

サブウーファー相互連結とは

By Christopher Anet (2020年12月7日)

ライブに行ったとき、サウンドエンジニアが複数のサブウーファーを近づけて設置しているのを見たことがあると思います。何か理由があるのでしょうか。

音の波長

音速の定義について思い出してください。音の伝達速度(音速)はC=fλ(f:周波数、λ:波長)で表され、測定条件が海面レベル、21℃、標準大気圧のとき秒速344mとなります。波長とは、周期性のある波において、同じ位相にある波の山、谷、ゼロ間の距離になります。音源から出た振動は空気を圧縮して伝搬します。この空気の疎密波が鼓膜と共振して音として感知します。人が聞くことができる周波数(20Hz~20kHz)の波長はおよそ17メートル~17ミリメートルです。

相互連結(Mutual Coupling)現象

相互連結現象というのは理論上は大きさに関係なく起こります。ここでは低域のサブウーファーで起こる相互連結現象をみていきます。相互連結現象は2つ以上のサブウーファー・ユニットが同じ信号を生成し、中心軸が近く、同じ方向を向いていて、サブウーファー・ユニットの中心軸の距離より波長が短い場合に起こります。この状態で合成された音は、複数のサブウーファーが1つの大きなサブウーファーとして働き、1つの音波として伝搬します。2つのサブウーファーの場合、中心軸が近く、1/4波長と1/2波長の間にあるとき、相互連結現象は起こります。波長が短い(周波数が高い)ほど、現象が起こる中心軸の距離は短くなります。

左図のように中心軸が1/2波長より離れている場合、相互連結現象は発生しません。右図のように、近い場合に発生します。2台のサブウーファーを1/2波長より離して設置した場合、出力差は3dBです。2台のサブウーファーを近づけて設置すると、出力差は+6dBまで増加します。

相互連結現象の利点を応用する

この現象を具体化するためにQSC KS118アクティブ・サブウーファーの仕様を見てみましょう。周波数特性(-6dB)は41Hzから98Hzに拡張されています。先に述べたように、まずサブウーファーが生成する最も高い周波数のときの波長(C=fλ))を計算します。

1/2波長@98Hz=1.75m

2台のKS118サブウーファーの中心軸を1.75m以下の距離に設置すると、相互連結現象により出力を+6dBに増やすことができます。

結論

以上からお分かりのように、サブウーファーを使用した相互連結現象の利点を応用するのは比較的簡単です。サブウーファーが生成する最も高い周波数のときの1/2波長より短い距離に2台のサブウーファーを設置するだけです。サブウーファーの数を最小限にして低域における高いSPLを得られる相互連結現象は、ツアー、音楽プロダクション、DJ、音響設備会社などにとって、大きなメリットとなるでしょう。

TAG社がQSCとの共同プロジェクト「More Than A Black Box」を発表

オーストラリア発

TAGVオフィスにある壁。Keith HaringとJean-Michel Basquiatへの敬意を表した壁絵が描かれていて、人気があります。写真提供p1xels

QSC製品の代理店であるTAGは、QSCのスピーカーにペイントをほどこす「More Than A Black Box」アート・プロジェクトの詳細を発表。
この企画の構想はTAG社が2019年に新しいVictorianオフィスを開いたときに生まれました。TAGVオフィスの広い側壁はアートの展示にも最適で、以前にもオーストラリアのストリートアーティストFintan Mageeの「The Refugee」を含むストリートアートが展示されていました。TAGが入居したとき、壁はNychosによるカンガルーの解剖図が描かれていました。

ストリートアートのエクスパートであるDean Sunshineと写真家p1xels、さらに8名のストリートアーティストの協力により、ある計画が立てられました。それは、National Gallery of Victoriaで開催されたKeith HaringとJean-Michel Basquiatの展示会に合わせて、壁を刷新するというものでした。3週間に渡り行われた作業により、モンゴルのアーティストであるHeescoによる二人の肖像画、Conrad BizjackとCheheheによる背景画、さらにDvate、Sabeth、Phibs、Ling、Dukeの5人によるグラフィティが描かれました。このコラボレーションは、QSCマーケティング・マネージャーNicholas Simonsenに感銘を与え、彼はアーティストと継続して仕事をしたいと考えました。
「壁面のアート創作が開始されたとき、クリエイティブな創作中に音楽を聞けるようにQSCのペアスピーカーを設置しました。壁が素晴らしい色で蘇っていく現実離れした経験にチーム全体が感動していました。最初に思いついたのは、アートと同様に、QSC K.2スピーカーをそのサウンドのように鮮やかに彩ることです。豊富な経験を持ったアーティストがK.2スピーカーをキャンバスとして使うことにより、単なる「黒い箱」以上の存在になります。

CheheheによるQSC K.2スピーカーペインティング。写真提供p1xels

2月の終わりに郊外で行われたCan’t Do Tomorrowアート・フェスティバルにおいて初披露されたスピーカーは、TAGVオフィス壁アートプロジェクトに参加したアーティストCheheheがペイントしました。Simonsen氏「Cheheheのスタイルは理想的で、スピーカーボックスを「アート」で装飾しました。最初のコンセプトでは、スピーカーグリルだけペイントしようと考えていましたが、Chehehe氏はスピーカーキャビネット全体が素早く、鮮やかにキャンバスになることを証明してくれました。」と語っていました。

多岐にわたるアート分野で活躍するアイーティストKnock氏。写真提供p1xels

2番目のコラボレーションは総合芸術アーティストのKnock氏、その作品は人々を彼のイマジネーションの世界に引き込み、日常の世界から連れ出しました。K10.2ペアとKS112サブがKnock氏最新作の展示会Tektoniksに使用されました。Knock氏のスピーカーはMelbourneのレコード店Oh! Jean Recordsに置かれ、店内パフォーマンス用として使用されていました。

「More Than A Black Box」における3人目のコラボレーションは、ニュージーランドのアーティストHaser氏とです。2月に行われた「Can’t Do Tomorrow」フェスティバル期間中、参加者が観ている前でK10.2ペアを変身させるべくその場でペイントを行いました。Simonsen氏によると、「フェスティバル開催中にHaser氏にK10.2ペアをペイントするというのは、衝撃的なことです。キャンバスであるスピーカーに彼がアートを描き始めるのを大勢の観衆が観ました。このような試みは誰も行ったことはなく、皆さん驚いているようでした。」
多くのコラボレーションが行われ、さらに継続しており、このイベントのためにQSCスピーカーは国内の様々な場所を旅しています。ぜひFacebookとInstagramのQSCオーストラリアをフォローして「More Than A Black Box」の最新情報をチェックしてください。

White Train Entertainment、新設のCrossroads Community ChurchをQSCによって盛り立てる。

幅広い層の観衆がWinnebagoのCrossroadsに集い、若者に熱狂を与え、年配の方もクリアで心地良いサウンドを楽しんでいます。

米国イリノイ州Winnebago(2020年7月9日)

イリノイ州WinnebagoではCrossroads Community Churchが、過去数年間、様々な場所を借りて集会を行ってきましたが、自らが所有する教会を建てることになりました。新しい教会では、PAシステムを組み上げる必要があり、ボランティアが牧師と教会で演奏するバンドのために、セットアップを行いました。建物に関する詳細な分析の後、イベント運営会社のWhite Train Entertainment社は、QSCのラインアレイが新しい教会の条件に最適だと判断しました。KLA12を両サイドに4台吊り下げ、KS212C指向性サブウーファーペアをステージ下に設置、さらにK8.2をモニター用に2台、フロント用に2台設置しました。
「収容人数は200名弱、Crossroadsにとってはラインアレイに置き換えるのは大きなチャレンジでした。」White TrainのJeremy Rollefson氏がコメントしています。「システムインテグレーターとして、2010年からQSCを使用してきました。ライブサウンド分野で複数の資格を持ち、ツアーエンジニアとしての経歴もあります。現代の教会では、日曜礼拝以外にも多くのイベントが行われているため、PAシステムは、過酷に使用されています。
KLA12ラインアレイを使用するという決定に至るまで、Rollefson氏は各要素のバランスを特に考慮しました。「礼拝において、重要な要素の1つは美観。吊り下げたラインアレイはポールマウントや積み重ねたスピーカーよりすっきりと見えます。」

「次にカバレージと位相について考えました。天井が低くて反響が大きい空間においてラインアレイは全ての音域とスペース全体をカバーするのに理想的なシステムです。QSC KLA12は、この価格帯で最も正確なレスポンス特性を持っています。5つのボックスで構成されたシステムの場合、垂直方向に90度、水平方向に90度のカバレージを持ち、消費電力も低く、長期的に考えても費用対効果が高いと言えます。
低音に関して言えば、美観を考え、サブウーファーをステージ下に取り付けたかったのです。ステージの下には、高さ50cmくらいの空間があるため、KS212Cが十分収まります。3600Wアンプを搭載、周波数特性は44Hzまでカバーするデュアル12インチウーファーは18インチに匹敵する出力を誇ります。
サブウーファーを選択するとき、出力だけが重要な項目ではありません。教会のホールのような空間では、低域のタイトさと明瞭さが重要な要素となります。コントロールされた低音は耳というより体全体で体感させます。KS212Cは、通常はサブウーファー領域では持ち得ない指向性をツインドライバーによりコントロールして作り出します。音響エネルギーを集中させ、後方の出力を前方の出力と比べて最大15dBまで下げて指向性を作っています。
K8.2は小型でパワーがあり、広いカバレージを持っているので、ステージ下のサブウーファーの間にK.8.2を2台設置しました。
全てが設置され調整され、その結果に大変満足したようです。「私がサウンドエンジニアとして行った最初の礼拝では、予想以上の結果となり、多くの感謝の言葉をいただき、礼拝参加者にとって新しい教会は心温まる場所となりました。幅広い層の観衆がCrossroadsに集い、若者は興奮している様子でしたし、シニア層にも明瞭で心地良いサウンドを届けられました。
システム全体が期待以上であり、その質の高いサウンドに驚きました。教会の礼拝へ最適になるように調整されていますが、他のイベントにも柔軟に対応できます。」Crossroads Community Churchのサウンドエンジニア・リーダーのJeffrey Schleich氏がコメントしています。
「礼拝のリーダーとして、過去15年以上、様々な環境に設置されたいろいろなタイプのサウンドシステムを経験してきました。QSCのシステムは素晴らしく、礼拝のサウンド環境を大きく変えました。部屋全体を満たすサウンドは参加者全体に心地良いリスニングレベルになって届いています。」礼拝ディレクターのMelissa Bushman氏がコメントしています。まず気がついたことは、モニターに気を取られる必要がないということです。従来のシステムでは、音量を補うために大声を出していました。今はバランスが良く、快適、集中できます。最高ですね。」
「White Train Entertainmentが持つQSCとの信頼はすでに確固たるものでした。Crossroads Community Churchでの成功は、最近の一例となりました。何度もツアーを上手くこなしてきたという経験から、QSC製品の品質と耐久性には自信を持っています。」とRollefson氏。「設置されたシステムが優れた性能を発揮する。それは、QSCが守り続けてきた価値によるものです。そして、顧客が満足していれば、私も幸せです。まさにウィンウィンの関係ですね。

QSC CPシリーズスピーカー

By Steve Savanyu

優れた音質、耐久性、使いやすさを持つQSCパワードスピーカーは、ミュージシャン、パフォーマンス・グループ、DJ、機材レンタル会社、音響設備にとって最高の選択でしょう。新しいCPシリーズは、お求めやすい価格でQSCが誇るオーディオ・クオリティーを提供します。
ほとんどのユーザーにとって必要のない機能は省きつつ、パワードスピーカーの持つ柔軟性とオーディオ性能を実現します。CP12は12インチウーファー搭載、小型のCP8は8インチウーファー搭載。両モデルともにクラスD、1000Wアンプにより、LFドライバーに800W、HFドライバーに200Wのパワーを提供し、CP12は水平75度、CP8は水平90度のカバレージを持っています。
エンクロージャーは丈夫なポリプロピレン製。QSCの従来モデルよりも小型軽量化を実現しています。また、傾斜面を使用してフロアモニターとしても使用可能です。
底面にはポールマウント・ソケットがあり、持ち運びに便利なハンドルが付いています。重量はCP12が13.7kg、CP8が9.5kgとなっています。
18ゲージ・スチール・フロントグリルがスピーカーを保護。他のQSCのスピーカーと違ってグリルの裏にフォームが貼られてない為、飲み物をこぼしたり、屋外でフロアモニターとして使用した場合の雨が気になります。(QSCはオプションとして屋外用カバーを用意しています。)
リアパネルには、コントロールつまみや入出力端子、電源コネクター、電源スイッチ、電源LED、リミッターLEDがあり、誤操作を防ぐため表面より奥に配置されます。
両モデルとも3種類の入力端子が用意され、入力Aと入力Bはライン/楽器用XLRフォン・コンボ端子、ゲインつまみと信号モニター用LEDがあり、入力Bはスイッチによりマイクとライン入力を切り替えることができます。入力Cは入力Aとミックスされ、ミックス信号はAのゲインつまみによりコントロール。入力Cの信号をミュージック・プレーヤー側のコントロールにより、A、B、C、3つの信号をミックスすることもできます。
ミックスしたライン信号を他のスピーカーに送るためにスルー出力端子(XLR)が用意されています。「CONTOUR」スイッチにより、ライブでよく使用されるDSPのプリセットを選択可能です。プリセット名は分かりやすく表記されていて、用途に合わせたプリセットが選択できます。DEFAULTはフラットなEQ特性を持ち、スタンドアロン、フルレンジ用に調整されています。Ext SUBはCPシリーズをサブウーファーと併用するときに、低域をカットするために使用。DANCEはDJの多くが好む魅惑的なドンシャリ・サウンドを実現。サブウーファーを使用する場合、DANCE EXT SUBにセットします。FLOOR MONITORはDANCEと反対にボーカルを引き出すため、中域を強調。SPEECHはスピーチに最適な音質にするため、低域と高域を抑えます。モードスイッチを切り替えるときは、大きいノイズが出るのを防ぐため、ミュートされます。
今回、CP12ペアとCP8ペアを評価用に受け取りました。最初に気が付いたことは、「包装がしっかりしているな」ということです。QSCがこの点を重視しているのは、さすがだと思いました。包装がしっかりしているので、納品段階での破損を防いでいます。
まず、受け取ったスピーカーを部屋にセットアップして好みのトラックを流してみました。最初、ミュージック・プレーヤーを小型ミキサーのライン出力経由で、Cに直接接続。両モデルともにサウンドはクリアで明瞭、期待以上にしっかりとした低音です。特にコンパクトで軽量なCP8のサウンドは豊かで印象的でした。
次にCONTOURスイッチを使っていろいろなプリセットを試聴。予想通りDEFAULTが一番満足できるバランスでした。
次に、QSCのサブウーファー(K-Sub)を両モデルに接続してみました。これも期待通り明瞭な低音と音圧です。参考までに上位機種であるKシリーズのスピーカーとも比較してみました。Kシリーズのほうがよりスムーズなサウンドが得られるのは認めざるを得ませんが、価格はおよそ2倍になります。多くのユーザーは、新しいCPシリーズの方がコストパフォーマンスが良いと判断するでしょう。

ドイツにおける評価テスト

ドイツで開催されたGerman Musik Festivalにおいて、K-SubとQSC TouchMix16ミキサーと共にCPの実演評価を行いました。ボーカルとソロを伴った伝統的なドイツスタイルのブラスバンドの演奏です。会場はおよそ400人収容可能なGerman cultural centerを使用し、メインPAとして、K-Subの上にCP12をポールマウントして、CONTOURコントロールをEXT SUBに設定。サウンドは音圧が大きくクリアで、部屋の奥まで十分広がっていました。
周りが混雑してきたとき、時々、最大限までボリュームを上げることもありました。夜になって、フェスティバルの終わり頃、運営の人から「今までで最高のサウンドだったよ。来年もお願いしますよ。フル編成のドイツのブラスバンドが定番の「Highway to Hell」や「Don’t Stop Believing」を演奏するのをぜひ聴きに来てください。」と声をかけられました。
CP8はフロアモニターとして使用され、CONTOURスイッチをFLOOR MONITORにセット。サウンドは輝きがありパンチが効いていました。自分の声をはっきりと聴くことができ、ボーカリストなら誰でもきっと満足するでしょう。軽量な本体は移動が容易。傾斜を利用してステージモニターとして設置も簡単。MIX OUT端子を使用してモニターの連結も問題なくできます。

Bistroにて

スタジオで時々小さなステージ、照明などをジャズバーみたいにセットアップして、ジャズのレコーディング・パーティを行います。今回はCP8をフロント・オブ・ハウスPAとして使用してみました。CONTOURスイッチはDEFAULTにセット。驚くようなサウンドが得られました。小さいボックスなのにしっかりとした低域、クリアなミッド・ハイ。広い部屋ならこれをメインPAとして使用しませんが、この用途なら理想的なスピーカーだと思います。

結論

堅実でしっかりとした素晴らしいサウンドを手頃な価格で得ようとするパフォーマーにとってQSCは最高の選択です。CPシリーズは簡単にセットアップできるように設計されたスピーカーです。多数の機能を盛り込むのではなく、オーディオ性能を追求し、お求めやすい価格を実現。しかも使いやすさも考えてあります。柔軟性の高い入力端子、ミキシング機能を持つCPシリーズは、コンパクトで優れたサウンドを持つスピーカーを求めているシンガーソングライターやソロアーティストにとって最適な選択と言えます。

また、機材レンタルビジネスにも理想的。ラップトップとマイクを組み合わせて複数のロケーションを結んで行う会議用システムなどに使用可能です。CP8は小型ながら音楽再生でもしっかりとした低域が得られ、単純に音楽プレーヤーを繋いでレベルを調整するだけで良いサウンドを楽しめます。DJや小規模バンドには、ゆとりのあるパワーと明瞭さが重宝されるでしょう。さらに低音が必要なら、QSCのサブウーファーを追加すれば良いのです。

最後に、こんな話があります。この評価の間に、地元のバンドで演奏している友人が訪ねてきて、CP12を聴いていきました。その後、すぐに自分のバンド用にCP12ペアを買いに行ったそうです。

コンパクトPA QSC CPシリーズ

By Production Partner Magazine (2019年3月)

QSC CPシリーズはサブウーファーとパワードスピーカー2モデルから構成されています。最新のDSPテクノロジーを使用し、小型ながら素晴らしいサウンドを提供します。

当初、大出力PAアンプメーカーとして知られていたQSCは、その後ライブサウンド全体を包括するメーカーとして発展してきました。今日では、ライブ、映画館、各種設備などで使用される機材とシステムを提供しています。ライブサウンド分野では、DSP搭載のデジタルミキサー、パワーアンプ、コンパクトスピーカーからミッドサイズ・ラインアレイまで製造販売しています。固定設備用ミキサーMP-MシリーズはBGMとアナウンス用に設計され、店舗やレストランに使用されています。大規模システム向けには、世界中で知られているQ-SYSシステムを提供しています。Q-SYS Core Processorはアナウンスシステム、スピーカー、パワーアンプ、コントロール・インターフェース、カメラ等を統合し、スタジアム用オーディオ・ビジュアルシステム、カンファレンス・センターなどを構築することができます。今回パワードスピーカーCPシリーズにCP8、サブウーファーにKS112が追加されました。CPシリーズはこれによりCP12とCP8の2機種になりました。両モデル共に、サブウーファーKS112、またはKS212Cと組み合わせて使用できます。頑丈なポリプロピレン製の上面には持ち運びに便利なハンドル、底面にはポールマウント用ソケットがあり、吊り下げのためにオプションのヨークマウント用金具が使用できます。また、搬送用トートバッグ、屋外用カバーも用意されています。8インチ、または12インチ・ウーファー、1.4インチ・ツィーターから構成され、クロスオーバー周波数2.2kHzとなっています。2つのモデルの違いはツィーターのカバレージです。CP8は90度x90度、CP12は75度x75度となっています。用途としては、小規模PAシステムなどですが、DJモニター、またはフロアモニターとしても使用できます。フロアモニターとして使用するために、キャビネットに傾斜がついていて、専用のDSPプリセットが用意されています。

QSC CP8コンパクトパワードスピーカー

CP8は非常にコンパクトなスピーカーで、片手で簡単に運ぶことができ、設置も簡単です。フロントグリルを外すと、ウーファー、ツィーターとポートノイズを回避する大きいバスレフポートがあります。
リアパネルには、電源コネクターとON/OFFスイッチの他に3つの入力を持った一種の小型ミキサーがあり、XLR/TRSコンボ端子による2つの入力をミックスすることができます。入力Bは楽器、またはマイク用、+25dBのマイクブーストボタンを搭載しています。入力Cはステレオミニ端子。スマートフォンなどの音源とマイクからのスピーチを簡単にミックスできます。全ての入力をミックスした信号をXLR出力端子から他のスピーカーや他の機材へ送ることができます。
DSPプリセットは、Default(サブウーファー有/無)、Dance(サブウーファー有/無)、Floor Monitor、Speechの6種類からつまみで選択します。

QSC KS112アクティブ・サブウーファー

CP8ペアと共に使用するサブウーファーとしてKS112をラインアップしています。
クラスD、2000Wアンプを搭載。ディスプレイやつまみ類を保護するために表面より奥に配置、さらにガイドレールが搬送時のダメージから確実に守ります。2つの入力とスルー出力。2つの入力信号は内部でミックスされます。クロスオーバーポイント、ディレイ、その他設定はディスプレイ、各ボタン、つまみを使用して行うことができます。KS112にはハイパスフィルターが用意されていません。信号はフルレンジ・スピーカー側でフィルターをかけます。80Hz/100Hz、どちらのクロスオーバー周波数を使用するかは取扱説明書を参照してください。CP8の場合、80Hzにセットします。
図1と図2にKS112を単独で使用したときとCP8と組み合わせて使用したときの周波数特性を表します。CP8はクロスオーバー付近で良い特性を示してします。低域のカットオフ周波数は40Hz近辺です。50Hzと100Hzの間で強調されていて、これはおそらく意図的に2-3dB増やし、低域を歪ませることなく能力を発揮できるようにしたためだと思われます。

図1
図1
図2
図2

新しいKSシリーズKS212Cは、KS112よりキャビネットが240mm広くなっています。2つの12インチウーファーを、2つの独立したパワーアンプにより駆動し、低域に指向性を持たせています。

Directivity Matched Transition(DMT)

QSC独自の技術であるDMTは、音の拡散において、ピンチング(音量の減少)を起こすことなく指向性を保ちます。CPシリーズはこの技術を有効に使っています。CP8のカバレージは90度、CP12は75度です。12インチ・ウーファーは8インチより密度の高いサウンドを出力することから、同じクロスオーバー・ポイントでスムーズなトランジェントを実現するには、さらに高い音圧のツィーターが必要となります。図6は8インチ・ウーファーとカバレージ90度ツィーターがうまく協調している様子を表しています。このグラフは水平方向の音の広がりを表しているため、クロスオーバー周波数2.2kHzはこのグラフから見えません。-6dBにおいて(グラフのオレンジから黄色の境目)、平均カバレージ角は1kHz以上でおよそ100度です。これはデーターシートにある公式なカバレージ角90度より広くなっています。

図5
図5
図6
図6

スピーカーユニットが上下に配置されているマルチウエイ・システムの場合、水平方向の音の広がりに対しては特に問題ありませんが、垂直方向の音の広がりには少しやっかいなことが起こります。スピーカーの指向性に対する補正に加えて、クロスオーバー領域でのサミングに対する角度に依存したディレイが影響するからです。多くのスピーカーは、これが原因となって、クロスオーバー・ポイント近辺のわりと広い周波数領域において、指向性によるピンチング(音量の減少)の問題を引き起こします。一般に鋭い分離カーブとリニアな位相特性はこの種の望ましくない影響を最小限にすることができます。QSCがCP8にどのタイプのフィルターを使用したのかは分かりません。見つけ出すには多くの時間とテストが必要でしょう。図7の垂直方向の音の広がりを見ると、指向性の問題はなく、ほぼ完璧に見えます。クロスオーバー周波数あたりに狭いピンチ効果が見られますが、その他は水平方向と同じようにスムーズな特性を示しています。ウーファーの中心からずれた位置関係とバスレフポートにより600Hz近辺に少し弱い上下対称性が見られます。

図7
図7
図8
図8

最大SPLレベル

指向性に加えてCP8のサイズと価格も驚きです。最大SPLはCP8がどれくらいパワフルかを表しています。サブウーファーなしで最大10%歪ませる加速試験により、120Hz以上で平均117dB出力することができます。1~3kHzの範囲では、120dBをマークしています。KS112サブウーファーを加えると、低域は50Hzまで拡張し、ここでも120dBをマークしています。これらの性能は小さいCP8とKS112がミニPAシステムとして十分使用できることを表しています。
次の最大SPLテストは、スペクトルを自由に割り当てることができる60種類のサインカーブを使用したマルチトーン手法として一般に知られています。結果を図9、10に示します。

図9
図9
図10
図10

歪みの値をシミュレーションするため、ハーモニックや相互変調歪みなど、実際の入力信号とは無関係に全スペクトラム線が追加されます。ボリュームはトータル歪みがリミットの10%(-20dB)に到達するまで上げることができます。言い換えれば、リミッターがこれ以上、上げられないレベルになるのを防ぎます。CP8は、フルレンジモード、無反響、フルスペース、距離1mの条件で、EIA-426Bを使用し、一般的な音楽のスペクトラムに対してピークレベル122dBを出力します。達成した平均SPLは110dB。KS112サブウーファーと併用して126dBピーク、平均114dBとなっています。メーカーのデーターシートではCP8が124dB、KS112が126dBとなっています。フルレンジ・スピーカーとサブウーファーの組み合わせでは詳細な情報は与えられていません。今回、我々が行ったテストはデーターシートの値の有効性を証明するものとなりました。

結論

今回のリスニングテストでは、CP8を無反響ルームに設置しました。大音量にもかかわらず、締まりがあり、音質も素晴らしいです。あえて問題点を挙げるとすれば、サブウーファーを併用したとき、CP8の低音が前に出すぎてしまうことです。しかし、これはEQを使用して容易に修正できます。CPシリーズは、求めやすい価格設定により、少ない予算で数多くのスピーカーを準備することができるでしょう。

Tech Corner

会場にサブウーファーを配置する方法

Tech Corner

サブウーファーを部屋のどこに配置したらいいのか?ステージの上?それとも下?どちらがいいのか疑問に思ったことはありませんか。また、パンチ、インパクト、明瞭さに欠けるサブウーファーを聴いた経験はありませんか。実際、ライブ会場やクラブで、ステージ上、または床の上のどこにサブウーファーを配置するかということは、低音域を管理する上で重要な要素です。まずその理由から考えていきましょう。そして壁ぎわで一番良い配置をどうやって決めるかについて見ていきましょう。

サブウーファーからの音の拡散

最初に音の伝達の仕方は周波数により異なります。サブウーファーは200Hzより下の周波数しか再生せず、その低音は全方向に拡散します。音は観衆に対してだけでなく、サブウーファーの後ろにある(硬い材質で、固定されている)壁に向かっても拡散します。注目すべきはこの点です。

後ろの壁による音のキャンセル

サブウーファーが後ろの壁との間にスペースを空けて設置され、その距離がある周波数の波長の1/4に等しいとき、壁から反射される音により、前方へ向かう同じ周波数の放射エネルギーをキャンセルする働きをします。
音の伝達速度(音速)は、音速C(海面レベル、21℃、標準大気圧)は344m/sです。

C(音速)= fλ(f:周波数、λ:波長)

この式から、ある周波数に対して1/4波長を計算することができます。例えば、ギターの一番低い音(6番弦E)は約83Hzです。この場合の1/4波長は1.0mとなります。
サブウーファーを壁から1.0m離して設置したとき、前方の周波数特性は83Hzで大きく下がるのを確認することができます。この現象を「低域における、くし形フィルターキャンセル」と呼びます。EQを使用してもこの現象は修正できません。このように壁に対するサブウーファーの配置が低域全般の音質に大きな影響を与えます。

サブウーファー配置ガイドライン

QSC KSシリーズ・サブウーファーの仕様を見ながら数値で表してみましょう。KSシリーズはコンパクトなエンクロージャーにシングル12インチウーファーを搭載。41~108Hzの幅において広い周波数特性(-6dB)を持っています。サブウーファーが再生する低域の両端である40~110Hzの範囲を考えます。

1/4波長@40Hz=2.15m
1/4波長@110Hz=0.78m

実際のサブウーファーの低域周波数特性に基づいて、この2つの計算結果をガイドラインとします。

この低域周波数のキャンセルを避けるため、壁に対してできるだけサブウーファーを近づけるといいかもしれません。ところが、壁に近づけ過ぎると低音がブーストされるという問題があります。バランスを取るため、低域周波数特性の調整が必要となります。
実際、ほとんどのケースでサブウーファーを壁から離す必要があります。

上の計算結果を利用し

・壁から0m~0.78mの距離に置く
・2.15m以上離す

が選択肢となります。0.78mと2.15mの間に置いてしまうと、明瞭さ、パンチ、タイトなダイナミクスが失われ、さらにいくつかの音が完全に失われることさえあります。また、最終的なサウンドを確認するために、低域周波数再生が全体に渡って変わらないことをチェックする必要があります。

推奨される指向性サブウーファーの設置方法

指向性サブウーファーの設置

QSCのKS212Cや2台以上で構成されたKS118は指向性を持っています。搭載したDSPが複雑な処理をおこない、2台のエンクロージャーの後ろでそれぞれのウーファーを互いに作用させると、音波のキャンセルが起こり、同時にエンクロージャーの前では必要な合成が起こります。結果として、放射パターンは理想的な指向性(ハート型)になり、後ろに比べて前の音響エネルギーは15dB高くなります。
指向性サブウーファーと壁の間には最低限の距離が必要となります。KS212CとKS118(最小2台構成)を正しく運用するには、壁から0.5m以内には設置しないようにします。

結論

サブウーファーは多くのライブ公演先やスタジオのPAに使用されています。リスニング環境とパフォーマンスを向上させるために、サブウーファーを会場のステージに置くのがとても重要なポイントになります。また、優れた低音のリスニング体験を提供するために設置する壁との距離は簡単に計算できます。必要に応じて、計算して実際に役立ててください。

デイジーチェーン接続できるパワードスピーカーは何台ですか?

Tech Corner

多くのAVレンタルまたは固定設備音響システムでは、同じオーディオコンテンツを再生する多数のスピーカーのセットアップを必要とする場合があります。これを実現する最も簡単な方法は、多数のパワードスピーカーをデイジーチェーン接続することです。
QSCパワードスピーカーは、2種類の外部出力を備えています。QSC K.2、KW、およびKLAシリーズは、スルー(パラレル)出力を備えています。入力端子の近くにある出力端子で、矢印で示されています。これらのラインレベル出力から、それぞれ次のパワードスピーカーの入力に配線します。このとき送られる信号は入力されたものと同じ信号であるため、元のスピーカー側で設定されたゲイン調整の影響を受けません。これをプリゲインと呼びます。
注:KLAシリーズには出力が1つあり、単に「ライン出力」とラベル付けされていますが、実際にはプリゲインの「スルー」出力です。
2つ目のタイプとして「ミックス」出力(古いKおよびKWモデルでは「ライン出力/ポストゲイン」)があります。このラインレベル出力は、すべての入力チャンネル(A、B、C)のポストゲインミックスを生成します。3つのチャンネルのいずれかのゲインを調整すると、Mix Out信号は影響を受けますが、DSP処理は行われません。QSC K.2、KWおよびCPシリーズは、このミックス出力を備えています。
妥協のない音質を維持しながら、安全にデイジーチェーン接続できるパワードスピーカーの数をチェックしてみましょう。

■ スルー出力
プリゲイン「スルー」出力を使用して、大量のスピーカーをデイジーチェーン接続できます。最終的に数十ユニットを接続すると、ケーブルの長さに応じて、回線レベルの信号損失が発生します。 注:CPシリーズは「スルー」出力ではなく、「ミックス」出力のみを備えています。

■ ミックス出力
ポストゲインミックス出力では、ゲイン回路を通るために常に小さなノイズが追加され、このノイズはデイジーチェーン接続されたスピーカーを追加するたびに増大します。ミックス出力を使用する場合、デイジーチェーン接続は最大4台までにすることをお勧めします。CPシリーズにはミックス出力しかないため4台までとなります。

■ 使用例
一般的な使用方法として、チェーン内にある最初のスピーカーだけミックス出力を使用する「ミキサー」として、それ以降はスルー出力を使用して、複数スピーカーをデイジーチェーン接続します。この方法はミックス出力を1つだけしか使用していないため、一番安全であり、スルー出力を使用して数十台のユニットをデイジーチェーン接続できます。

KS シリーズのクロスオーバー設定について

Tech Corner

KSシリーズ、アクティブ・サブウーファーは全機種に強力なDSPを備えており、クロスオーバー周波数(ローパス)など多くの有効なパラメーターを調整できます。KSサブウーファーを有効に働かせるためには、適切なクロスオーバー周波数を選択し、サブウーファーとフルレンジスピーカーの両方に正しい設定をする必要があります。

  1. サブウーファー80Hz、フルレンジスピーカー80Hz
    双方のスピーカーが連動して働き、パワフルな低音が出力されながらも過剰な低域を抑えます。
  2. サブウーファー100Hz、フルレンジスピーカー100 Hz
    スムーズに双方のスピーカーが連動するのと同時に、フルレンジスピーカーに余裕が生まれます。
  3. サブウーファー100 Hz、フルレンジスピーカー80 Hz
    両方のユニットが80 Hz?100 Hzの間で同じエネルギーを再生することにより、低域が増します。
  4. サブウーファー80 Hz、フルレンジスピーカー100 Hz
    クロスオーバー領域は、フラットでスムースではなくなり、90 Hzを中心とする-5 dBの減衰が生じ、低音再生が損失します。

したがって、QSCサブウーファーとスピーカーを最大限に活用するには、クロスオーバーを適切に調整することが重要です。

ディレイスピーカーのセットアップ方法は?

Tech Corner

大きな部屋や屋外では、聴衆全体に適切な音を提供するために、メインステージまたはイベント会場から比較的離れた場所に追加のスピーカーを設置する必要がある場合があります。サテライトスピーカー、またはディレイスピーカーとも呼ばれるこれらのスピーカーが、メインステージのスピーカーとのディレイ時間を適切に調整されると、音楽はクリアで、エコーがなく、アナウンスも明瞭になり、パフォーマンスを楽しむことができます。

いくつかの基本的なことから始めましょう。まず、ディレイスピーカーを含むすべてのスピーカーは聴衆に向けて、適切な方向にセットする必要があります。音は344 m /秒(または1128フィート/秒)で移動し、その速度は主に温度により変化し、湿度の上下でもわずかに変化します。 20度(基準温度)では速度は344 m / s、5度では334 m / s、35度では352 m / sです。メインスピーカーの音と、ディレイスピーカーの音が聴衆に到達するまでの時間に差が生じる場合、ディレイスピーカーの音をメインスピーカーの音と一致させる必要があります。

そのためには、遠くに設置したディレイスピーカーの音を遅らせる必要があります。これを達成する方法は? K.2およびKSシリーズでは、搭載されたDSPを使用して、メートル、フィート、またはミリ秒単位でディレイ時間を設定することができます。各ディレイスピーカーを設定する最も簡単な方法は、メインスピーカーとディレイスピーカーとの距離を測定し、ディレイを必要とする各スピーカーに値を入力することです。非常に低い、または高い温度(5度または35度など)で使用する場合は、音速の変化を考慮して調整してください。

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QSC ( キューエスシー )
KS112 パワードサブウーファー

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