サウンドハウスの倉庫では日々新しい棚が作られ、取り扱う商品がどんどん増えていっています。それに伴い、また「なんだこれは?」がたまってきましたのでご紹介します。
さて、今回ものっけから飛ばしていこうと思います。今回の「なんだこれは?」は、変わりダネピック5選!です。
V-PICKS ( ブイピック ) / V-DUET Duet
ぬわんだこれわぁぁ!!この2つに割れた先端部で弾くことで、なんと、6弦ギターでも12弦ギターのような音を奏でられるという驚きのピック。昔、古いギター教則本の裏ワザで「ピックを2枚ズラして持って弾くとコーラス的な効果で12弦のような音になる」というものがあり、筆者も試したことがありましたが、筆者的にはあれを1枚のピックで可能にした商品 という感じです。コーラス的な効果に加えてアクリル素材ということもあって、明るくきらびやかな音がします。
PROVIDENCE ( プロヴィデンス ) / Pranky’s Pick CB-100
表面にチーズボールズと印刷されている、チェダーチーズのようなオレンジ色のピックです。これは…、使ってみて直感しました。ティアドロップ型のピックの尖っている方でなく、丸い方で弾いた時の感覚です。弦に当てるピックの先端部分が丸いのが特徴です。これは柔らかい音が欲しくてピックの尖ったほうではなく 丸い肩の部分 で弾く人にはもってこいのピックかも知れません。通常のピックの握り心地で、あの音が出せる感じです。こんな商品待っていた! という方、ぜひ。
ESP ( イーエスピー ) / ERGO PICK 0.8mm
不思議な形のこちらは、一般的な小さなピックと違って手全体でしっかりと握れる大きさと形で、演奏中のピックのズレ・回転・落下の心配がなく、持ち方が安定して力みも解消される という優れものですが、筆者個人の感覚としては 三味線のバチ のような印象です。力みの解消など、実用的な面もさることながら、例えば三味線の奏法を研究してそれを転用することで、ギターにおける新しい奏法を発明出来たり…そんなポテンシャルを秘めているかも知れないピックのように筆者は感じます。
KILLER GUITARS ( キラーギターズ ) / トリムエッジピック ブラック
キラーのピック。ラウドネスの高崎晃氏がプロデュースした変形ギターが有名なキラーですが、このピックも変則的な形です。筆者も使用してみましたが、角がある分、握った時に手の中で滑りにくく、ルックスから想像するよりも実用的なピックだと感じます。使用する内に、気が付くと手放せなくなるタイプのピックかも知れません。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / NYLON FINS/1.07
最後はこちら。なんだこれは…。まず、どう持つのが正しいのかと悩み、検索してしまいました(笑)。尖った部分で弾いてみたり、ギザギザの部分で弾いてみたりして自分で弾き方を探して楽しむもののようです。ヒラヒラした部分はソロよりもストロークが向きそうだな、とか、かぎ爪のような部分は弦を引っかくように弾くことが出来るなど、奏法によって使い分けたりと、他のピックには無い面白さがあります。素材は独特の柔らかさがあるナイロンで、滑り止めが付いているのも特徴です。
いかがでしたか?サウンドハウスではこの他にも個性的なピックを数多く取り扱っています。意外なピックがお気に入りの1枚になるかもしれないと、筆者はワクワクしながらお仕事をしています(^^)
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