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もう弦落ちないってさ!ジャズマスター/ジャガーのお悩みついに解決!?

2018-03-06

Theme:Guitars

この独特な見た目とサウンドから人気のジャズマスターとジャガー。左右非対称のデザインや弦のテンションが緩めに作られていることによる、なんともいえぬ絶妙なサウンド!実にかっこいい!かっこいいです。。。しかし、ご使用の方はあの問題に悩まされ続けているのではないでしょうか。
そうです。ブリッジサドルから弦が外れてしまう「弦落ち」問題!!
気持ちよく弾いていて感情が高ぶりガツーンと右手を振りかぶると「パツッ・・・」、ライブも盛り上がってきた「よし!ジャンジャンジャジャー、パツッ・・・」

Oh my god・・・

そもそもなぜ、弦落ちが発生するかというと、ブリッジに難あり!
見てください、このただねじ切りだけされたサドルを。
乗っかっているだけなので前後に動いてしまうこのブリッジを。

フェ、フェンダーさん・・・というわけではないんです。もともとはジャズマスター、ジャガーという名前からも想像できるようにJAZZギタリストに向けて作られたギター。そのため強いピッキングやストロークでの弾き方は想定されていないのです。発表された1958-62年当時はあまりに前衛的な見た目と仕様のため、あまり受け入れられなかったとか。。。
しかし、その後カリスマ的ギタリストであるNIRVANAのカート・コバーン氏が使用したことを皮切りに人気に火が付きます。特にサーフやガレージ、シューゲイザー系から高い支持を受け、今では国内のロックミュージシャン達も多く使用しています。すっかり市民権を得たジャズマスターとジャガーですが、ちょっとまってください。ジャズにあまり使われていない・・・・
つまり、使用されるジャンルが当初想定されていたものと異なることから、この弦落ち問題は発生しているのです。
しょうがないですよ!だって想定外ですもん!
でもやっぱり使っているとなんとも煩わしいこの弦落ち問題。ジャズマスター、ジャガーユーザーの方は日々試行錯誤を繰り返してきているかと思います。

例えば、オリジナルのブリッジのサドルよりも弦のための溝が用意されているムスタングのブリッジに変更する。(画像実線赤丸部)

また、弦落ち問題はブリッジだけの原因ではなく、もともとジャズマスター、ジャガーのブリッジは弦のテンションが緩く設計されていることも要因の一つとなっています。そのため、バズストッパー(画像点線赤丸部)というもので、弦を抑え込むことによって弦のテンションを上げ、弦落ちを抑制しようという試みです。

上記の2つそれぞれの対策を講じたり、はたまた画像のように両方の施策を採用し、何とか弦落ち問題を打開しようとするのですが、、、
ムスタングのブリッジサドルの溝はあまり深いわけではなく、弦落ちが完全になくなりはせず、、、
バズストッパーを使うと持ち前の緩い弦のテンションによる、独特のサウンド・キャラクターのバランスが崩れてしまうなど、なんとも煮え切らない結果に。。。

そんな悩めるジャズマスター、ジャガーユーザーさん。安心してください!!すでに話題になっているのでご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、あえて声を大にして言わせてください。
弦落ちの問題はこのブリッジに変えるだけで解決します!そうMASTERY BRIDGEです!!

見てくださいこの奇怪なデザインのサドルを!MASTERY BRIDGEは、この独自の形状と構造のサドルによって、ジャズマスター、ジャガーの弦落ち問題を解決した画期的なブリッジ。しかも、機能面だけでなく弦の振動を余すことなくボディへ伝えることができ、より明瞭且つパワフルなサウンドを実現し、音質の向上にもつながる極上のブリッジなのです。

前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、今回はこの極上のブリッジMASTERY BRIDGEを実際にジャズマスターへ取り付けていきたいと思います!

MASTERY BRIDGEを代表するジャズマスター、ジャガー用ブリッジとして、M1とM2があります。M1はFENDER USAなどのインチ規格用、M2は国産用のミリ規格用となっています。違いはブリッジの足部分の径となっていて、M1は、0.310インチ(約7.874mm)、M2はM1の足部分 + 0.310インチ(約7.874mm)の足が付属しています。今回取り付けを行うジャズマスターは、FENDER JAPAN製のため、M2を取り付けます。

それでは、実際に取り付けていきましょう。

まずは、もともと付いていたオリジナルのブリッジを外します。何かで固定されているわけではなく、ブリッジの足部分がギターのボディ側に用意された穴に入っているだけなので、外すのもスポッと簡単に取れます!

M2の取り付けはというと・・・・先ほどの穴にM2の足を入れるだけ!とっても簡単です!!
ちなみにブリッジプレートの側面にロゴマークのある方がネック側、凹んでいるロゴマークのない方がボディーエンド側です。

ということで、一瞬でブリッジの取り付けが終り、あとは弦を張るだけ・・・

いいえ、ちょっと待ってください!

もはやMASTERY BRIDGEカスタム!?にしてしまおう!ということでMASTERY BRIDGEの、アームバーの抜ける心配がなく、アームをする際のトルク感も調節できちゃうOffset Vibrato OMVも取り付けちゃいます!!

こちらは、プレート部分がヘアライン仕上げの通常仕様と艶感のあるポリッシュド仕様の2種類があります。今回はポリッシュド仕上げのOffset Vibrato OMV-Pをレッツ取り付け!!

まずはオリジナルのトレモロユニットを留めているネジを緩め、ユニットを取り外します!

そしてMASTERY BRIDGEのユニットを合わせてネジで留めていくだけ!
付属してくるネジはインチ規格となっているため、今回はもともと付いていたミリ規格のネジを流用しました。

見てくださいこの見た目!最高にかっこいいです!!ドキドキします!

あとは弦を張るだけ!この時、弦を通すストリングプレートが中央になるよう調整してください。
最後にブリッジの高さとオクターブ・チューニングを調整すれば、、、

完成です!

実際にガンガン弾いてみたところ・・・
弦落ち、まったくしない・・・・
すごいです!弾き心地がめちゃめちゃ良くなりました!
サウンド面では、もともとギターが持ち合わせていたトーンキャラクターを変えることなく、音の抜け感が良くなり、且つ低音域もしっかりとした印象です!
そして特に驚いたのがチューニングの安定度の高さ!!アーミングを行っても全然音が狂わない!
最高の弾き心地とトーンです!すべてのジャズマスター、ジャガーのブリッジとトレモロに標準装備してほしいくらいです!!
MASTERY BRIDGEさん、とんでもないギターパーツを作ってしまったのですね。。。

ジャズマスター、ジャガーユーザーの皆様。MASTERY BRIDGEに変えれば、もう弦落ちの心配をせずに、ガシガシと思うがままにギターをかき鳴らせます!
最高のブリッジを取り付けて、愛機をグレードアップさせちゃってください!

sound

サウンドハウススタッフによるブログです。 ここでしか聞けない、サウンドハウスのスタッフだからお届けできる、とっておき情報が満載です!本音トークもあるよ♪

MASTERY BRIDGE / Offset Vibrato OMV

MASTERY BRIDGE

Offset Vibrato OMV

¥25,080(incl. tax)

Offset style Vibrato unit

Rating00000

ブログ有り

 

完売しました

MASTERY BRIDGE / Offset Vibrato OMV-P

MASTERY BRIDGE

Offset Vibrato OMV-P

¥28,380(incl. tax)

Offset style Vibrato unit, polished type

Rating00111

ブログ有り

 

完売しました
 
 
 

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