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とある技術部員の小ネタ 第2回 見た目で分かる真空管編

2015-04-23

Theme:Serviceman Diaries, Guitars

どうもこんにちは!「第2回 とある技術部員の小ネタ」を紹介します。
第2回目は、見た目で分かる真空管のお話。

真空管の不具合があった場合、見た目で判断できることがあります。
今回は、その実例をいくつかご紹介します。

※真空管の基本的なお話は、サウンドハウスホームページ「真空管入門講座」を参考にしてください。
サウンドハウス虎の巻!「真空管について」


①ガラスの表面に亀裂、キズがある場合

②真空管が白濁化している場合。

③ゲッター(てっぺんの銀色部分)に異常がある場合


③の写真は少し分かりにくいかもしれませんが、ゲッターにムラがあり、本来銀色のコーティングがされている部分が透明な状態です。

③に関しては、てっぺんが銀色でない真空管もあります。
異常があるかは見比べないと分かりませんので、くれぐれもご注意下さい。

というように真空管が異常かなと感じた場合は、よく観察してみて下さい。
サラッとですがいかがでしたでしょうか?
第3回も近日中にお送りしますので、乞うご期待!!

 

とある技術部員の小ネタ
第1回 接着剤編
第2回 見た目で分かる真空管編
第3回 非ニュートン流体編
第4回 初心者でも簡単に!! ウーハーユニット交換 編

Tsukasa Horie

社会人経験を経て、ESPギタークラフトアカデミー卒業後、楽器音響業界へ。音響機器修理エンジニア就いて10年。PA音響機器の修理を中心に数多く携わってきました。年々修理分野の幅を広げ、現場で培ってきた知識・経験・技術を土台に、時代とともに変化する新しい技術や製品へ対応すべく歩み続けています。主にJBL、QSC、BEHRINGER、SUMMITAUDIOを中心とした音響機器の修理に従事。電源機器の修理サポートも行っています。第2種電気工事士資格保有。

 
 
 

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