VHTギターアンプの最新モデル「iシリーズ」には、画期的なTone-Linkという機能が搭載されています。通常であればギターをスマホに接続するためのインターフェースが必要ですが、iシリーズには必要ありません。それは、ギターアンプアプリをインストールしたスマホを付属のTRRSケーブルで接続するだけで、アンプアプリで作成したサウンドをアンプ本体から出力できるのです!
さらにi-30以上のサイズになると、コントロールパネル部上に増設されたTone-Linkスイッチにより、アンプ本来のサウンドとアプリで作成したサウンドを簡単に切り替えることが可能になるのです。今回はiOSアプリのAmpliTubeを用意し、66Wの出力、12インチスピーカーを搭載したThe i-66 Comboで実際のサウンドを試してみたいと思います!!

サウンドについては好みもあるかもしれませんが、アンプのプリアンプも噛んでいることから音圧が上がったように思います。ただし、その分ノイズは増加するでしょう。(必要に応じてアプリ側の設定で除去してください。)それよりも無駄のないシンプルな接続によって、自然と使用頻度が高くなると思われます。
iシリーズ本体のコントロールは、VOLUME、TONE、BOOST、MASTERの4つ(BOOSTを使わなければ3つ)だけという潔い仕様。癖のないシンプルなプリチューブアンプの為、エフェクターで多くの音を作るギタリストに向いていると言えます。下記の写真は一通り接続したものですが、無駄なケーブルもなく、とてもスマートですよね。この手のアンプにありがちな、接続してもケーブルがごちゃごちゃ、セットアップが面倒ということになりません!

自宅はアプリで、ライブはガッツリ足元のシステムで、こだわりの音作りを楽しみましょう!