
こんにちは!
作曲家のKaoruです!
今回は、音楽制作に欠かせない超便利ツールである「チャンネルストリップ」についてお話ししていきたいと思います。
そもそもチャンネルストリップって何?と思っている方に向けて解説もしていきます。
■ チャンネルストリップとは
- マイクプリアンプ
- イコライザー
- コンプレッサー
- ノイズゲート
などを含むミキサー(ミキシングコンソール)のチャンネルのことを指しており、ミキサーの【1チャンネル】分の機能を備えた機材の事を指します。
ちなみに「ストリップ」は「細長い帯」という意味を持っていることもあり、大型のミキサーに比べて細長くコンパクトなものが一般的です。
■ チャンネルストリップのメリット
このさまざまな機能が詰まったチャンネルストリップのメリットをいくつか解説していきましょう!
○ PCの負荷を抑えれる
イコライザー、コンプレッサー、ノイズゲートのプラグインを個別に立ち上げるとPCの負荷が高くなってしまいます。
しかし、チャンネルストリップであれば1つのプラグインだけで済むのでPCに優しいということになります。
○ 視認性・操作性が良い
各プラグインが1つの画面に収まっている場合がほとんどなので、各パラメータを把握しやすいです。
プラグインの切り替える手間が省けると時短にも繋がるのでスムーズ制作していけます。
どうですか?
チャンネルストリップが気になってきましたか?
それではサウンドハウスで購入できるオススメのチャンネルストリップを厳選してご紹介していきます。
WAVES ( ウェーブス ) / SSL 4000 Collection ダウンロード納品
WavesのSSL 4000 Collectionには、
- SSL E-Channel
- SSL G-Master buss Compressor
- SSL G-Equalizer
- SSL G-Channel
の計4種類のプラグインが収録されています。
そのうちの、SSL E-ChannelとSSL G-Channelがチャンネルストリップになります。
G-Channelは、各ツマミのレスポンスがとても敏感なのでしっかりとサウンドメイクをしたい場合に向いています。
つまり、微調整には不向きな印象です。
G-Channelはかなり派手な効き方をします。
特に中音域にパンチ感を付与してくれるので、ギターやボーカルなどの処理に向いています。
どちらも使っていて楽しいプラグインなので、とてもオススメです。
セール期間であれば、お得に買うことができるのでチェックしてみてください!
SLATE DIGITAL ( スレートデジタル ) / VMR Virtual Mix Rack
伝統的なアナログの名器をラックモジュール形式でプラグイン化したソフトウェア。
まるで、実機を操作しているかのような感覚になります。
各モジュールはバーチャルのAPI500ラックに収納。
この製品には以下のエフェクトが収録
- FG-N BRIT"N" EQ
- FG-S BRIT"4K" EQ
- FG-401 "VINTAGE COMPRESSOR"
- FG-116 "MODERN COMPRESSOR"
これらのモジュールを自由に組み合わることができるので自分だけのチャンネルストリップを構築することができます。
公式サイトでは、別途モジュールを購入し拡張させることが可能。
自分の環境に合ったものを選択して導入できるのでお財布に優しいですね!
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / SiX アナログミキサー
これまで紹介した製品とは一風変わったチャンネルストリップ。
アナログミキサーに多くの機能を詰め込んだ1台です。
デスクトップタイプなのでデスクに置いた際の操作性が抜群!
チャンネル数は少ないですが、ミキサーとしての機能は抜群なのでレコーディング、ミキシング、マスタリングまで完結できます。
なんでも1人でこなしたい方にピッタリでしょう。
日本語版のマニュアルもダウンロードできるので、操作に困ることがないと思います。
価格が190,000円と高価ではありますが、各プロセッサーを個別に購入することを考えたら安いのではないでしょうか!
本格的に活動されている方にオススメです!
以上、「チャンネルストリップ」についてご紹介していきました。
それぞれかなり特徴があるので、自分に合ったものを選んでくださいね!
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