
こんにちは!
作曲家のKaoruです!
今回は、音楽機材の中でもトップクラスで沼にハマりやすい「マイク」についてのお話しをしていきたいと思います。
なぜ、沼にハマりやすいかというといくつか理由があります、、、それは、、
- 高い製品=必ず「良い」というわけではない
- 声質(男性声
- 女性声)による相性
- ジャンルによる相性
- 試奏?しづらい問題
などがあげられると思います。 少し詳しく説明していきましょう。
「高い製品=必ず「良い」というわけではない」
これは実体験から感じたのですが、 これまで、プロの制作現場や商用スタジオに何度かお邪魔させていただいた事があるのですが、1万未満の安価なマイクから100万近い高級機まで置いてありました。
そこで「これら全部使ってるんですか?」と質問したところ「状況によって使い分けてる」との返答でした。
つまり、いわゆる「安物」でも使い方次第ということですよね。
また、何年も「定番」と言われる「SHURE/SM58」も約10,00円で購入できるのですから、、、本当にマイク選びが難しいと感じます。
「声質(男性声・女性声)による相性」
男性声と女性声の違いだけであれば対応しやすいのですが、「中性的な声」や「ハスキーボイス」などではまた別の話になります。
相性に関しては、ひたすら試すしかないのでとても選定に時間がかかるので困難です。
「ジャンルによる相性」
ジャンルによって歌い方は違いますよね?
例えば、「デスボイス」みたいな特殊な歌い方はマイクで拾いきれない場合もあるので、デスメタル系の方などは特に難しいポイントだと思います。
「試奏?しづらい問題」
特に、このご時世、唾などには敏感になっています。
しかも、お店側からしたら大事な製品なので試奏を快く承諾してくれない店もあります。(これはしょうがないですよね、、、)
しかし、高価なマイクの購入を検討しているのであれば試してみないと購入するのが怖いという気持ちもあります。
僕自身、まだ納得のいくマイクを見つけておらず、何年も探し続けている中で100本以上試してきたと思います。
その中で、僕が個人的にオススメしたいコンデンサーマイクをご紹介していきます!
10,000円以下の価格帯の中では、最強だと思っています!
特徴と言えるような特徴が無いというのが、最大の特徴です!
つまり、味付けが無く、どんなジャンルにも対応可能。
ボーカルだけでなく、生楽器系ならほとんど対応できますが、歪んだギターなどの激しいサウンドには不向きな印象です。
重量が544.3gで、ずっしりとしています。
LEWITT ( ルウィット ) / LCT240Pro ValuePack Black
LEWITTのマイクの中でもっとも高コスパを実現したコンデンサーマイク。 専用ショックマウントが付属して約15.000円です。
僕自身、3年程愛用しています。
ボディー全体が金属製なので耐久性が高く、高級感があります。
ボーカルとアコギのレコーディングで使用するケースが多いのですが、細かなニュアンスまで逃さないのでハイクオリティなレコーディングができます。
しかし、エアコンなどの音も余計に録ってしまうことがあるので、周囲の環境を見直す必要があります。
特に僕が気に入ったポイントは、ボーカルの処理をあまりしなくても曲に馴染むようになった点です!
面倒な作業が減ったので時短に繋がっています。
BLUE ( ブルー ) / Blackout Spark SL
ガンメタリックのBLUEならではのデザインが目を惹くコンデンサーマイク。
ゲーム配信/動画制作/レコーディングなど、あらゆるジャンルのクリエーターのニーズに応えたコンデンサーマイク。
性能・音質ともに文句なしの一本です。
特に嬉しいのは、336gという超軽量なところ!
持ち運びだけでなく、マイクスタンドに装着してもグラつく心配がありません。
安心して使用できるというのは、とても重要です!!
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM102 NICKEL コンデンサーマイク
プロから絶大なる人気を誇る「NEUMANN」のコンデンサーマイク。
本体正面のブランドロゴは、とても憧れます、、。
NEUMANNというと、高級機ばかりのイメージを持っている方が多いと思いますが、100,000万円以下でも商品展開しているんです!
安いのにも関わらず、その圧倒的な技術力を注いで作り上げられているので、超高性能。
幅広い声質にもマッチするので、男女問わずオススメ!
新開発のラージダイヤフラムカプセル(カーディオイド)はパーカッション、ドラム、アンプといった大きなサウンドソースのレコーディングが可能。
ある程度、音量を上げても音割れすることなく正確に録ることができます。
グリル内にポップスクリーンを内蔵しているので、別途用意する必要がないのも嬉しいですよね!
以上、コンデンサーマイクのオススメ製品をピックアップしてみました。
一言にコンデンサーマイクと言っても、商品ラインナップが多いので全て試すのは困難ではありますが、とても音楽の奥深さを感じることができます。
皆さんも、「自分にマッチしたマイク」を探してみてはいかがでしょうか!
もし、オススメがあったらこっそり教えてください!!
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