みなさんどうもこんにちは!ギター講師の きとうゆうき です。
ウィズコロナだ緊急事態だと叫ばれている昨今、いかがお過ごしでしょうか?
コロナの影響はご存知の通り様々な業種に悪影響を及ぼしていて、げんなりしますよね。そんな中ですが、「ライブ配信」は結構盛り上がってきているんじゃないかな?と思います。
とはいっても...機材って何から揃えていいかわかんなかったり、揃えたはいいものの配信してみたら足りないものや不便なところがたっっっっくさん出てきたりしますよね(経験済み)。
配信機材を紹介する人は数多くいらっしゃるので、今回は「低ストレス・低予算でライブ配信ができる機材」についてご紹介していこうと思います!
今回ご紹介するのは
1. マイク
2. ミキサー
3. ケーブル
4. アダプター
上記についてです!
1. マイク選びについて
まず最初にご紹介するのはマイクの選び方です。「マイク」と言っても色んな種類がありますよね。結論から言うと、僕がおすすめするのはマイクは2つしかありません。
■ オススメマイクその1:CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CM5S ダイナミックマイク
クラシックプロのボーカル用ダイナミックマイクです。何が良いかって、ほんと信じられないくらい安いことです。税込みで驚愕の\1,080!Elixirの弦よりも安いってほんとうにマジで安い。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CM5S ダイナミックマイク
また、マイク本体にオンオフできるスイッチが付いているのでいちいちミキサーでミュートしなくても済むという利便性も兼ね備えています。すごい数のレビューがついていますが、平均評価はなんと☆4つ。欲しい。
■ CM5Sに向いている人:
・雑談をメインに配信する人
・ギターやベースなど楽器を個別に出力できる人
・極限まで予算を下げたい人
■ オススメマイクその2:JTS ( ジェーティーエス ) / PDM-57 楽器用マイク
次にご紹介するのは、JTSから出ている楽器用ダイナミックマイクです。価格はクラシックプロに及ばないものの、3,000円出せばお釣りが来るすごいコスパのマイクです。
JTS ( ジェーティーエス ) / PDM-57 楽器用マイク
僕が配信をしていた時はこのマイクをボーカルマイクとして使っていました!ボーカルマイクとしても使えるし、アコギの前に置けばしっかり本職の楽器用マイクとして働いてくれます!
■ PDM-57に向いている人:
・お話もギター演奏も1本のマイクでやりたい人
・ギターをマイク録りで宅録したい人
・自分用の楽器用マイクをライブで用意したい人
上記2本のマイク、どちらかを選べば基本的に配信の時に困る可能性はほぼゼロです。
2. ミキサー選びについて
特にギタリスト、ベーシストの方に多い悩みの一つとして「良い音で配信するのが手間」というのがあると思います。
確かに良い音で配信しようとするとマルチエフェクターをミキサーにつなげば自宅環境にかなり近い良い音で配信できるんですが...配信中に設定いじったりスイッチ踏んだり...色々と面倒だし足元のケーブルが邪魔になりますよね。そういう人は、迷わずこれを買いましょう。
■ オススメミキサー:YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03 配信用ミキサー オーディオインターフェイス
今や押しも押されぬ配信用ミキサーのド定番になりましたよね。僕も愛用させてもらってます。
YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03 配信用ミキサー オーディオインターフェイス
楽器弾き的に何がいいかって、AG03自体にアンプシミュレーターが入ってるんですよね。
クリーントーンは正直AG03のアンプをかますだけでかなりナチュラルな音が作れてしまいます。
歪みもあるのですが、配信中に足元でON/OFFしたいと思うのでそういう方はディストーションだけはペダルを繋いでおくといいです。
あと、この話何百回とブロガーに取り上げられてると思うんですが、「ループバック機能」が優秀です。パソコンとAG-03をAUXケーブルで接続することで、PCから楽曲を流すことができます。配信してると「この曲弾いてよ」みたいなリクエストが良く来るので、ループバックが必須になってきます。
3. ケーブルについて
こちらも、主にエレキ楽器を弾く方が対象になります。ミキサーに色んなケーブルを挿して配信するんですが、足元に絡んでくるし、ギター持ち替えたりスタンドにおいたりするだけでもケーブルがメチャメチャ邪魔なんですよね。
なので、配信する方は是非ワイヤレスケーブルを導入しましょう。
■ オススメワイヤレスその1:Xvive ( エックスバイブ ) / XV-U2/BK ギターワイヤレスシステム
もしかしたらご存知な方もいらっしゃるかもしれませんが、最近のワイヤレストレンドの中でもかなりお値打ちな部類に入るワイヤレスシステムです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CM5S ダイナミックマイク
東京にいた頃、ギター講師仲間が持っていて、僕のBOSS WL-20と比較したんですが...正直僕も友人も「うん、(違いが)わかんない」となりました。
もちろんほーーーんのわずかにレイテンシー(遅延)が数字上はあると思うんですが、ほぼ判別がつきませんでした。
■ オススメワイヤレスその2:NUX ( ニューエックス ) / B-1
最近マルチエフェクターとか、2in1の優秀なエフェクターをリリースされているNUXのワイヤレスケーブルです。
NUX ( ニューエックス ) / B-1
かなりスマートなルックスが目を引いたのと、NUX自体のエフェクターの質がかなり良いことから選ばせていただきました。
4. アダプターについて
最後にアダプターです。ライブ配信の場合、90%近くの人がスマホで配信していると思います。ポコチャとかはPCで配信できないですしね。
なので、iPhoneを使っている方はApple謹製の「カメラアダプター」を使うことをオススメします。カメラアダプタには2つ端子が付いていて一方はiPhoneの充電用に使って、もう一方はAG-03のようなミキサーと接続するために使います。
これがないとミキサーやマイクを揃えたところで配信ができないという...僕も調べて初めて知りました。くれぐれも忘れないようにしてください...
ということで、今回は低予算かつ低ストレスなライブ配信をするための機材を紹介させていただきました!AG03は正味「低予算」かと言われると自信がないですが、現在出回っているミキサーの中では最も配信者にやさしいミキサーなのは確かです。
また、ワイヤレスとミキサーがあれば、この2つだけで自宅練習が完結できてしまうという素晴らしい側面があるので、是非検討してみてください。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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