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UCD200MKII 半田タッチ

CDを挿入してそのままプログラムを再生している分には問題無いが、Disc1の曲を送るとDisc2の再生が止まるという前例の無い現象だった。
症状ははっきりしていて、如何にもシステム不良の様だったが、最終的にはコントローラー内のCPUチップの半田付け部分でピン間半田タッチがあり、そこを修正すると改善された。
これは後から発生しうる原因ではない為、生産時のQCチェックをすり抜けてしまった例と考えられる。

コントローラがベタベタ

AA VELOCITYBLACK:動作がおかしい。検証すると、先ず電源投入してコントローラ上の各部LEDの点灯具合が不安定で暗い、EJECTが効かない、CD挿入時にコントローラのディスプレイに99など異常な数字が現れる。コントロール出来ない等の不具合が確認出来た。調べている内に明るさは戻ったがCD2の状態はあまり改善されないので、コントローラの接続を1台ずつにしてテストしてみるとCD2の方だけ異常があるので、今度はコントローラと接続先を入れ換えてテストするとCD1のみ異常動作となり、原因はコントローラと判明。シェルを開けて調べてみると内部がベタベタしており、いたる所に浸水痕の残留物が付着してベタベタになっていた。どうもジュース類が掛かって染み込んでしまった模様で、ケーブルコネクタ内にも染み込んでいる為正常な状態に戻す事は不可能、コントローラとケーブルの交換が必要だった。

メカの劣化

AA DCDPRO200MKII:音飛びする。検証すると、特に問題なく再生している模様で、プレスCDからCD-Rや傷有りのCD-Rで試しても普通に再生していたが、指でショックを与えると音飛びが確認出来た。症状的にはDISC1はまあまあかなといった感じだったが、2の方は顕著で、レンズクリーニング程度では改善せず、全体の汚れや変色具合からピックアップの感度や位置制御機構その他の劣化が考えられた。そこでDISC2のメカニズムAssyを交換してみると、結構強いショックを与えても音飛びしない様になった。今度は、最初のテストではまあまあかなと思われたDISC1の方の飛び具合が目立ってしまったので、DISC1側のメカも交換して左右同レベルとなり、完了となった。

ネジロックがキーロックに。

GEMINI CDJ15X:OPENボタンが押せない為リッドが開かない。検証すると、OPENボタンを押しても全く反応せず、少し強く力を入れても撓むだけで反応なし。そこで内部を調べてみると、リッドをオープンする為のキーが、固定してあるネジ部分でネジロックで固まって動作しなくなっていた。丁寧にネジロックを剥がして組み込んで完了となった。

LEDの短絡

AMERICAN AUDIO CDI500:バックライトが点灯しない。検証すると、動作は全く正常でディスプレイにも文字は正しく表示されているがバックライトだけが点灯しないと言う状態だった。これは明らかにバックライトモジュールそのものの動作不良なのでモジュール交換にて完了となったが、更に交換したモジュールを分解して調べてみると、内部は6個の高輝度青色LEDが装着されていて、そのうち4個のLEDが短絡に近い状態で点灯不能になっていた。外から見た感じでは焦げや過熱等の痕跡は見られなかった為何故そうなったのかは不明だが、やはり以前と比較してLED素子そのものの耐久性のバラつきが増加している様に思われる。

ぶつけちゃった?

AMERICAN AUDIO CDI300:トレイが閉まらない。トレイが開いたままの状態で入荷し、普通に手で押しただけでは閉まらない状態だった。シェルを外してローディング部分を調べてみると、トレイが若干斜めになっていてギアが噛んでいるようだった。これはトレイを開けた状態で横から手などを強くぶつけた様な形跡のあるギア外れが原因だった。幸い破損箇所は無かった為、一旦トレイを外して正常なギア位置で装着し直す事により完了となった。

健闘空しく

ADJ DCDPRO500:DISC1、2ともCDを認識しない。先ずはシェルを開けて内部を調べてみると、相当の長時間稼動していた様子で、各部の埃、変色が凄い。ついでにピックアップのレンズも細かい埃の付着で、くもりガラスの様にくすんでいた。そこでこの部分をクリーニングしてみると、表面は綺麗になったが、内部もやや白っぽい変色が残っていた為ピックアップそのものの劣化も懸念された。この状態で一旦動作チェックを行ってみると、一通り読み込んで再生出来る様にはなったがトラックによって読み込みに時間が掛かったり不安定要素が認められた。そこで、もう少し何とかならないかと数箇所の調整ポイントを触ってみたが、結局メカだけではなくメインボードも劣化していて正常にコントロールしきれていない状態だった。こうなると、メカと両方の交換、さらにはコントローラ側の動作も怪しくなるので、金額的にも現実的な物ではなくなる為新規購入をお薦めすることにした。

症状の割に軽い内容

AMERICAN AUDIO VELOCITY:電源を入れると全てのディスプレイボタンが点灯してしまう。コントローラを繋いで検証すると、本体側のドライブ部分とパイロットランプは正常の明るさに点灯しているが、コントローラ側が殆ど点灯しておらず、よく見ると全ての自光式ボタンが不安定にうっすら点灯している。どうも電圧不足の様な症状なので、今度は片方のコントローラのリンクケーブルを外して電源を入れると、ほぼ正常に点灯、スタンバイ状態になったが、一部ボタンが点滅していた。次に逆側のケーブル1本にしても同じ状態なので、どうやらコントローラ側の消費電流増大ではなく本体側からの供給電流低下の模様。そこで本体側の電源回路を調べると、大容量の平滑コンデンサに過熱痕と頭部の膨らみが確認出来た。結局このコンデンサの容量抜けが原因で内部電圧が低下していた事が判明。交換した所正常動作が得られた。交換後、念の為コンデンサに掛かる電圧を調べたが特に許容電圧を超える事もなく平常値であった為、原因はコンデンサ単独の劣化と思われる。

正しく開け閉めしましょう。

ADJ PRODJ:トレイが出たまま送付されてきており、トレイが閉じないということなので検証してみると、クローズ操作しても動作はするが閉じない。シェルを開けてみると、なんと内部にCDが浸入して脱落していた。これを取り除いて完了。

内部コネクタの接触不良

ADJ PRODJ3:DISKを認識しない。検証すると普通に動作していたが、内部配線はそのまま接続したまま天板となるコントロール・パネルを持ち上げて覗いてみると現象が再現しており、DISKは回らず、ピックアップも反応していなかった。これは接触不良又は半田不良と思われる症状なので、メカ側と基板側の双方をチェックしたが目に見えた不具合は無し。現象が隠れてしまいやすい症状の場合不具合ポイントを特定する事は困難で、端から電圧や導通を調べている内に症状が出なくなってしまいやすい為、不審な場所を一気に処置する方が効果的と判断。上記経緯から不審な場所は先ずコネクタ関連なので各コネクトポイントの汚れや接触状態をチェックした上で活性化処理を施し、次に怪しいと思われるフラットパッケージタイプのLSIに再半田を施して同様のテストを試みた所問題なし、完了となった。

ローディング出来ない

ADJ PRODJ3:エラー表示が出て再生できない。検証するとトレイは閉まってもCDがホールドせずにエラーとなっている。メカを外して調べてみると、ピックアップ部分をすくい上げるパーツが輸送中の落下等と思われる強い衝撃によって破損し、シャーシから脱落している。但しこのパーツはシャーシに一体モールドしてある連続樹脂によって固定されている為脱落部分のみ新しい物に交換する事が出来ない為シャーシ交換によって完了となった。

コントローラの不具合

ADJ DCDPRO200MK2:トレイが開かない、DISKを認識しない。検証した所、コントローラーを繋いで動作させようとするとトレイが開かなくなるという珍しい現象。コントローラー内部のチップ周辺やコネクタ等の半田不良やショートなどの外観的な不具合は無く状態は良好な為、コントローラのインターフェース又は制御プログラムがロックしていると推測される為、コントローラーボードを交換してFIXとなった。

本体から異音がする

ADJ PRODJ3:アクセス時に時々異音がする。動作音を確認した所ロングアクセス時のピックの移動時に何故か本体からカチッカチッと小さな異音がする。出音は正常で、ショートアクセスを繰り返して同じトラックに移動しても異音は出ない。ケースを開けて検証した所、ピックアップから伸びているフレキシブル・ケーブルがピックの内周側から外周側に大きく移動する時にフレキシブル・ケーブルの反り位置がある一点のポジションを境に変化する時の音であった。フレキシブル・ケーブルの反り位置を適切に調整する事により異音は発生しなくなった。

プレイ時にタイムラグがある

ADJ PRODJ1:PRODJ2と比較するとスタンバイ→プレイでタイムラグがある。キューボタンを押してスタンバイからプレイで音楽が再生されるまでの一連の動作に異常は無かったが、プレイを押した瞬間から音が出る上位機種のDJ2と比較すると確かにDJ1は0.1秒程度のタイムラグを感じるが、残念ながら仕様上やむを得ない問題だった。

Disk2で動作エラー

ADJ DCDPRO500:Disk2で音飛び、エラー表示が出る。市販のプレスCDを再生して検証してみると、最初のテストでは音飛びやエラーは発生せず、音は普通に出ていたが、ディスプレイの表示がおかしかった。タイム表示がコロコロと先に行ったり後に戻ったり。もしかしてリモート・コントローラがおかしいのかと思いつつDisk2のコントローラをDisk1に繋いで電源を入れたところ、今度はまともに再生できずにジャジャジャと言う大きなノイズのみが聞こえた。再度同じ状態で電源を入れなおすと、今度はタイム表示がおかしくなったりエラー気味になったり。最終的に本体側のコントロール・ボードの不良と限定出来るまで追い詰めた所で半田付けやコネクション周辺の導通を良く調べてみたが問題ない為、制御プログラム又はインターフェース・チップ関係の問題と断定。コントロール基板交換にて対応。

トレイが開かない

ADJ PRO-DJ2:トレイが開かない。原因はメカ側の不具合だったが一旦手動で開けた所、その後問題無く動作した。念の為駆動ギア部分をチェック及びクリーニングした後動作テストを繰り返して異常無き事を確認。

電源は入るが動かない

ADJ PRODJ3:電源は入るが全く動作しない。電源基板のネジ止め付近に僅かな割れがあり、電源の8Vラインが死んでいた。暫く使っていて突然壊れた様だが、割れの原因は本体へのショックによる物と思われる。打痕など特に酷い衝撃を受けた形跡は無かったが、基板上に大きく重いヒートシンクが付いている為強い衝撃が加わると割れる可能性が有りそうだ。

マイクロ・クラック

ADJ DCDPRO450:読み込みせず。ギア位置がずれていてトレーが開かない。直してテストすると今度はもう一方のディスクが認識しない状態だった。そこでメカの状態をチェックしてからサーボ基板等を疑って色々調べていくと、最終的にケーブルで延長して接続するコントロール・ユニット内の不具合であった。コネクタ周辺からサーフェス・マウント部品の細部に至るまで半田付け状況等を確認したが目に見えておかしな所は見付からなかったが怪しい所の半田修正等を行ったところFIXとなった

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