ここから本文です

ドラム面白機材~ドラムチューナーを使ってみたtune-bot

2019-09-25

Theme:Drums & Percussion

こんにちは。サポート山口です。今回はワイヤレスではなく、私のメインパートである、ドラム関連について書きたいと思います。

楽器のチューニングをするのに便利な、チューナーの存在は皆さんご存知ですよね?ドラムは、叩いて音を出す原始的な楽器ですが、チューニングについては永遠のテーマ。チューニング方法だけの教本やDVDも多数発売されているほどです。毎回、思ったとおりの音を出すには、テクニックと経験が必要です。
あーあ、弦楽器みたいなチューナーがあったらなぁ・・・・実はあるんです。
何とこちら、ヘッドを叩いた時に発せられる周波数や音程を確認してチューニングできるドラムチューナーなんです。

tune-bot

これです。Over Tone Labsのtune-botです。今まであてにならない私の感覚でやっていたチューニングを数値で確認しながらできる優れ物。

取扱説明書によると、14インチでピッチごとに以下を1つの目安にします。
ノーマルピッチ: 299Hz、ローピッチ: 240Hz、ハイピッチ: 356Hz
好みのピッチに近づくように、数値を参考にして調整します。私は、少し高めが好きなため、367Hzを目安に調整してみます。

ある程度、好みのピッチに近くなったら、フィルターモードとディファレンスモードにして、ラグから2センチ離れた個所を以下のようにヘッドをはじき、微調整をして各ラグ付近のピッチを均一にします。勿論スティックでもOKです。この時の各ラグ音の誤差は1Hz以内であればOK。

010
011

フィルターモード:目標のピッチ付近の幅のみ測定する機能
ディファレンスモード:ピッチ誤差表示機能

同様にスネアサイドのチューニングを行います。
最後にトップとスネアサイドの真ん中を叩いて音程を測ります。

ちなみに、トップとスネアサイドの音程が同じ状態の時が最もよく鳴り、スネアサイドのピッチを変えるとサステイン(音の長さ)が変化します。スネアサイドのピッチを、トップに比べ高くするとサステインが長く、低くすると短くなります。
そしてトップとスネアサイドの音程差があるほどアタック(音の立ち上がり)が増します。

お好みの音ができたら、tune-botのメモリ機能でトップとスネアサイドのピッチをセーブして完了です。そうです!セーブ機能があるんです!次回ヘッドを張り替える際の参考にできるため、とても便利です。
もちろんタムにも使えます。これさえあれば、チューニングマスターになれるかもしれませんね!!

チューニングって何?という人は下記を参照してくださいね。
→ スネアドラムのチューニング方法

また面白機材があったら、紹介していきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

Yamaguchi

担当楽器はドラムですが、なぜかワイヤレスマイク担当。お客様に役立つ情報を提供するため、日々勉強の毎日です。趣味はバスケットボールをプレイする事と、大好きなBリーグの観戦に行くこと。千葉に住んでいるのに推しチームはなぜか宇都宮BREXです。元々機械メーカーのサービスマン兼営業を経験していたこともあり機械いじりが大好きです!

 
 
 

Categories

Translated articles

Calendar

2025/4

Search by Brand

Brand List
FACEBOOK LINE YouTube X Instagram TikTok