
こんにちは。ハモンドオルガンインストバンド、BANANA NEEDLEのベース、三重野です。
パート1では、エフェクターを調味料に見立て、プリアンプと歪みについて、そして「エフェクター沼」へ、皆様を誘導いたしました。
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エフェクターはベース本体(本体)から出た音(味)をどのジャンルにするかの「調味料」。
そう「調味料」が沢山あると、毎日の食卓も楽しくなる!!!!
さて、今回は音楽のジャンル(料理)によって使うか使わないかが大きく分かれそうな調味料…エフェクターを紹介していこうと思います。
ファンキーベーシストが大好き
「ワウ」!!
「ワウ」はなんだろーなー。
「ケチャップ」!!って感じかな。
ワウは英語表記だと「Wah-wah」と表記され、音が、表記通りの音になります。 音がワウワウするわけですね。
内容的には、強調する周波数帯を変化させるので、ワウワウ聞こえるわけです。
要は、ボディについてるトーンノブをクルクル動かしているイメージ。
ワウは、ペダルワウと、タッチワウの2種類が主流です。
ペダルワウはペダルの踏み込み具合によって、音色を変化させます。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / 105Q CRYBABY BASS WAH
タッチワウは、弦を弾いた信号に反応して、ワウっ!といいます。
タッチの強弱でエフェクトのかかり方が変わります。
MXR ( エムエックスアール ) / M82 Bass Envelope Filter ベース用エフェクター
面白いところですとエレハモさん。
エレハモさんは、本当に痒い所を通り越して、新しく気持ち良い所を探してくれます。
ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / Bassballs(Nano) -Twin Dynamic Envelope Filter-
DISTスイッチが付いており、オンにすると面白い効果をもたらしてくれます。
ワウは、ケチャップ使って食べたいなーーって感じの料理が得意な国の音楽にとても良く合うので、ファンキーな曲はもちろん、薄くかけてR&B系のバラードで使っても素敵なので、一家に1台、是非!
あと、ペダルワウは歪ませて、コード弾きで使うとそれはそれは目立てます笑
ちなみに、僕は上記の物と、MU-FX Micro-Tron IIIを使っています。
続きましては、「オクターバー」!!
「オクターバー」は難しい…
うーん。。。。
「ソース」!!って感じでしょうか。
味わいとコクと、重みと深みを出してくれます。
オクターバーは、基本的に弾いている音の1オクターブ下を出してくれる物が多いです。
2オクターブ下を出してくれる物もありますが、ベースではほとんど使用しないと思います。
最近のBOSSの新製品OC-5は、オクターブ上もミックスできます。
僕はMXRと、BOSSのOC-2を使っています。
MXR ( エムエックスアール ) / M288 Bass Octave Deluxe
大好きなベーシストにPino Palladinoという方がいらっしゃるんですが、
「僕は楽器とオクターバーだけをケースに入れて毎日のようにレコーディングスタジオに行ってたんだ」
ってインタビューを読んで、そのまま買いに行ったのを覚えてます笑笑
最近では、5弦ベースの帯域を、4弦でカバーするために使ってる方も多いみたいですね。
僕は、しっかりオクターバーをかけたまま、ロー弦を弾いてファンクな曲をやったり、 原音をミックスしないで、ハイフレットなのに、1オクターブ下しか出ない設定にして ヒップホップみたいな曲で使っています。
原音で弾くより、少しシンセっぽい音になったりするかなって自分では満足してます。
オクターブ下と、原音を混ぜて、ハイフレットでソロを弾くと、 ダブルで綺麗に聞こえるので、誰かとユニゾンしてる??って注目を集めることもできます。
注目される、大事
ちなみに、僕のボードには、オクターバーが2台入っていて、曲や、セクションによって オクターブ下+原音ミックスと、オクターブ下のみを使い分けています。
海外のアーティストさんはTC ELECTRONICを使われている方もよく見かけますね。
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Sub 'N' Up Octaver
あと、オクターバーを前、タッチワウを後ろで両方オンにすると…
それはそれはケチャップソースな音がするので、試してみてくださいね。
ちょっと前のライブ音源ですが、こんな感じです。
Hammond Organ Trio → BANANA NEEDLE【Live2017】Gold Finger
ケチャップとソースは混ぜると合うのよー!
最近は小さいボードを組む時でも、ワウとオクターバーは必ず入れるので、 かなりのお気に入りの2種類でした。
皆さんもバンドで使ってみてくださいねー!
それではまたー!
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