
こんにちは。ハモンドオルガンインストバンド、BANANA NEEDLEのベース、三重野です。
さて、今回は「真空管」と楽器の関係性に関して考えていこうと思います。
「真空管」これはベースを弾く皆さんにとっても永遠のテーマだと思います。。最近は小さいサイズのアンプでも、真空管搭載のアンプヘッドが増えてきてますよね。大体はデカくて重い機材が多いですが。
基本、デカイは最高至上主義者です笑笑
実際真空管の入ったアンプを使うと、「プリッ」として、真空管コンプがかかっているような、なんともいえない良い感じの音がします。(当社比)
AMPEGの4PROや【AMPEG ( アンペグ ) / SVT-4PRO ベース用アンプヘッド】
AMPEG ( アンペグ ) / SVT-4PRO ベース用アンプヘッド
FENDERのBASSMANなんて弾くと「うおーーー」ってなります。
うんうん。
FENDER ( フェンダー ) / BASSMAN 800 HEAD
小さくて軽くてもちゃんとカッコイイLittle Mark Vintageさん。
MARKBASS ( マークベース ) / Little Mark Vintage
なーんでそんなに真空管真空管言われるかねーというのを考えてみました。
そして、たどり着いた考えが…
「楽器やピックアップを作ってる工房では、真空管アンプでチューニングやセットアップしてるからじゃない!?!?」
おぉぉぉぉ!
これ、かなり良い線いってる考えだと思うんです。
FENDERのマスタービルダーの部屋に1万円のソリッドの小さいアンプがあるとは考えづらい。(あるかもしれないけど…)
SADOWSKYさんの部屋にはきっとこのサイズのアンプがあるはず(予想)
SADOWSKY ( サドウスキー ) / SA200
そう考えると、楽器からシールドを伝って流れる音は、真空管を搭載した機材からアウトされるのが普通であって、真空管なしの機材からアウトされると、物足りないというか、冷たいというか、そんな音がするのは当たり前かなという考えにいたりました。
そして、良い音とされている古くから伝わるロックやブラックミュージックは、きっと真空管アンプで録音されているはず。
好きな音楽で使われている近い音を出すには、やっぱり当時の機材に近いものを使うと近道で近づける気がします。
クラッシックの方が何億も出してバイオリンを求めるように。
さー、ここからが問題です。
よっしゃー!アンプ買うぞー!
となったのですが、AMPEGの4PROを毎回運ぶのかい?
毎回運んで腰は大丈夫なのかい?
的自問自答のあらし笑笑
正直ウチのバンドはレスリースピーカーを毎回運んでます。
HAMMOND ( ハモンド ) / 3300
合わせてHammondOrganのXk-5の2段も運びます。
HAMMOND ( ハモンド ) / XK-5
↑+↓
HAMMOND ( ハモンド ) / XLK-5
そんなこんなで、搬入で少し疲れます笑笑笑
こんな状況で…4PRO買っていいですか???
なんて、メンバーにはちょっと聞きづらい状況でした。
そして、現在のライブ事情的には、ベースはアンプの出音よりライン音が客席に音を送られる機会が多い気がします。
ライブ中にアンプのマイクにぶつかっても「ごん!!」って言わないこともあったり。。
そうこう考えていると、ラインの入り口「D.I.」がアンプのインプット、卓がEQ、客席のスピーカーがキャビ!という考え方をしてみました。
そして、なによりの利点「D.I.」はアンプのヘッドより軽くて小さい笑笑笑
真空管搭載のプリアンプも良質な物が沢山出ていますが、ちょっと僕にはツマミが多くて…。
そんなことを悩んでいたところ、この機材に行き着きました。
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / SOLO/610
マイクプリアンプ/D.I.というジャンルなんですが、名機と言われているSOLO/610。
しかもスルーアウト搭載!
アンプの真空管と+真空管サウンドでステージ上がモウモウになる心配がない!
色んな人の弾き比べ動画とか見ても悪いこと書いてる人いなかったので、購入してみました。
しかも注文して、次の日の夕方には届いちゃうサウンドハウスさん。いつもありがとうございます。
弾いてみた感想は、少し値段はハリましたが、抜群に演奏を楽しくしてくれます。
ベース専用の機材にはない感じもあり、新鮮です。
細かくEQとかしたい方はプリアンプの方がオススメかもですが、僕みたいに通すだけで抜群なのが良い!みたいなザックリな性格の方にはオススメの1台です!
是非チェックしてみてくださいねー!
それではまたー!