こんにちは。
毎年10月に三重県四日市市で行われている「四日市ジャズストリート」にて演奏してきました。
そのイベントの様子や、演奏で使った機材を紹介させていただきます。
ジャズフェスについて
ジャズフェス、近年は色んな街が実施するようになってきました。街中のいろんな場所にステージを作り、音楽の演奏、そして街の地産品や観光名所の紹介などを行います。音楽と街おこしを兼ねたイベントです。
音楽と街おこしを兼ねている、という大きなくくりでは共通していますが、音楽祭としての中身はイベントによって異なります。
音楽ジャンル
- ジャズ中心のイベント
- ジャズ以外に、ファンク、R&Bやアコースティックなものなど含むイベント
- ヘヴィめなロック含む全ジャンル聞けるイベント
会場の特色
- ライブバーやライブハウスが中心でこれらをハシゴしてライブを楽しむイベント
- 商店街、公園やショッピングモールなどオープンスペースが中心で、街中を歩きながら飲み食いも併せて楽しむようなイベント
- 地域のコンサートホールがメインで、コンサートホールでライブを聴くイベント
地域によってイベントの特色は様々なので、「あれ?自分の知ってるジャズフェスと全然違うわ。」というようなこともあるかもしれません。
四日市ジャズストリートについて
「四日市ジャズストリート」は私の地元(の、となり町)で開催されているジャズフェスで、今年で12回目の開催となりました。市民公園や駅、商店街を中心にステージを設置して行っています。
例年、6月から出演者募集が始まり、10月に開催されます。
今回、私は四日市のあすなろう駅構内の会場でソロギターの演奏をしてきました。
余談ですがこのイベント、応募についての合否と、出演会場の発表が書面の郵送で行われます。封筒を開ける瞬間はドキドキですね(笑)

ライブ会場
自分が出演したあすなろう駅会場はなかなか独特で、駅の改札横、ホームからすぐの場所にステージがありました。観客が20人も入ればいっぱいになってしまうくらいの場所でしたが、実際に運行する電車のすぐそばで演奏できる機会はなかなか無いんじゃないでしょうか(笑)

機材とセッティング
四日市ジャズフェスティバルは各ステージ結構しっかりとステージが組まれていました。今回、会場の機材を紹介させていただきます!!
自分が出演した会場に組まれていた音響
Soundcraft ( サウンドクラフト ) / EFX12 アナログミキサー 16ch
ART ( エーアールティー ) / EQ341 ステレオ15バンド・グラフィックイコライザー
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / M350 ラックマウントプロセッサー
→サウンドハウスさんではエフェクターの M100 が取り扱いされています。
ART ( エーアールティー ) / Dual X Direct 2ch アクティブ・ダイレクトボックス
ステージにこれだけあったら、もう楽器だけ持っていけば大丈夫ですね。(転換兼サウンドチェックの時間が20分しかないので、さすがにいつもの装備は持って行きましたが)
ちなみに、ミキサーの個人的なオススメポイントですが、SoundcraftにはLexiconのデジタルエフェクトが搭載されています。50年ほど前に発売されてからも、いまだに世界中のエンジニアやミュージシャンから評価されているリバーブやコーラスなどの空間系エフェクトが使えます。なので、やろうと思えば本当にこれ1台だけで色々と音色が作り込みできます。(サウンドチェックやリハーサルを入念に行えば、ですけどね笑)
ライブでLexiconの空間系使ってみたいんだけどなあ、、、という方は、このミキサー、オススメです。
Lexiconのリバーブ、試してみたくなったなあという方はこちらもどうぞ。DTMソフト上で思う存分Lexiconのリバーブを堪能できます。
エフェクターだけ欲しい、、、という方は、頑張って中古の製品を探してみて下さい。サウンドマートを頻繁にチェックしていたら上手い具合に見つかる、、、かもしれません(笑)
演奏後の醍醐味、街歩きとライブの堪能
自分の演奏が終わった後は、ジャズフェスの醍醐味、街歩きしつつ他のステージでのライブ観覧です。
自分は商店街や駅ビル周辺のステージを見てまわりました。お店でお茶したり、休憩しながらゆっくり堪能。


商店街のあちこちで、時には爆音のファンク、時にはしっとりとしたジャズが聴こえてきます。
こちらは四日市ジャズフェスティバルのパンフレット。街を散策する時はこれがあると便利かつ気分もノッてきます。笑

また、今回のイベントではストリートピアノも設置されていました。
「実力やジャンルは問いません」というコンセプトだったので、自分も少しだけ弾いてみたくなってしまいました。(ちなみに覚えたての子供程度しか弾けません)

まとめ
いかがでしょうか。今回は私の地元、四日市で行われているジャズイベントと、そこで使用されていた機材を紹介させていただきました。
皆さんの地元にも、こういった街ぐるみの音楽イベントがあるかもしれません。出演する立場であらためて地元の街をめぐってみると、いろいろな発見があって面白いものです。皆さんもご自身の地元のイベントを探してみてはどうでしょうか。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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