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シンプルで強い。自分がCanareのシールドを手放せない理由

2025-10-27

Theme:sound&person, sound

ギターやベースを弾くうえで欠かせない「シールドケーブル」
楽器とアンプの“音の通り道”を担う非常に重要なアイテムです。
どれだけ良いギターやエフェクターを使っていても、シールドが粗悪だとノイズが増えたり、音がこもったりといった問題が起きてしまいます。
そんな中で、シールドの定番ブランドといえばCanare(カナレ)
自分も学生時代から今日に至るまで、ずっとCanareのシールドを愛用しています。
今回は、自分がなぜCanareを選び続けているのか、その理由をいくつか紹介したいと思います。

CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK シールドケーブル 3m

CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK シールドケーブル 3m

01 ナチュラルなサウンド

まず一番に挙げたいのが、Canareのシールドが持つナチュラルな音質です。
派手さやクセがなく、非常にフラットで自然なサウンド。どんなアンプやエフェクター、どんな楽器にもなじみやすく、機材を問わず扱いやすいという印象があります。
ケーブルによっては「ギター専用」「ベース専用」といった名目で、特定の帯域を強調してキャラクターを出しているモデルもあります。もちろん、そういったケーブルも面白いのですが、個人的には色づけが少ない方が音作りの自由度が高いと感じています。
Canareのケーブルはまさにその“素直さ”が魅力。アンプやエフェクターの設定によって音を作り込むタイプのプレイヤーには、特に向いていると思います。
レコーディングの際にも、余計な癖がないため後からEQ処理がしやすいです。

02 高い耐久性と信頼性

次に感じるのが、とにかく壊れにくいという点です。
これまでに何本もCanareのシールドを使ってきましたが、トラブルによって音が出なくなったり、ノイズが発生したりといった経験はほとんどありません。
自宅での練習中にケーブルを椅子のキャスターで踏んでしまったり、プラグを床に落としてしまうこともありますが、それでも問題なく動作しています。
この“強さ”は、細部まで丁寧に設計された構造によるものです。

Canareのプラグは、スリーブと本体が一体化した構造になっており、折れや曲がりに強いのが特徴です。

一般的なプラグでは、スリーブと本体の接合部が弱点となりやすく、ギターやエフェクターに挿したまま誤ってぶつけてしまうと、根本から曲がってしまうことがあります。
しかしCanareの場合、一体構造によりその心配がほとんどなく、現場での信頼性が非常に高いです。

⇒ CANARE ( カナレ ) / F-15

さらに、シールドケーブル本体(GS-6)も屈曲性と耐久性に優れた構造を採用しています。

⇒ CANARE ( カナレ ) / GS6

こうした堅実な設計が積み重なって、Canareのシールドは“壊れにくく、信頼できる”存在になっています。
まさに「信頼できる道具」という言葉がぴったりです。
ライブやリハーサルでは、ケーブルの抜き差しや踏みつけなど、意外とハードな使われ方をするものです。
そうした環境でも安心して使えるのは、耐久性の高いCanareならでは。
「トラブルが起きにくい」という安心感は、道具選びにおいて非常に重要な要素のひとつだと感じます。

03 抜群の取り回しの良さ

次に気に入っているポイントは、取り回しのしやすさです。
Canareのシールドはケーブル自体が比較的細めで柔らかく、ステージ上でも絡まりにくいのが特徴です。
太くて硬いケーブルは巻きぐせがつきやすかったり、取り回しが悪く個人的にストレスに感じることがあります。
特にギターとベースを頻繁に持ち替える自分にとっては、柔軟で扱いやすいCanareのシールドは本当にありがたい存在です。
ステージで動き回るプレイヤーにとっても、軽くて取り回しが良いケーブルは足元の安全性にも直結します。

04 コストパフォーマンスの高さ

そして忘れてはいけないのが、コスパの良さです。
Canareのシールドは3mでおおよそ2000円前後。初心者でも無理なく手が届く価格帯です。
それでいて、前述のような高い品質と安定性を兼ね備えているので、非常にコストパフォーマンスに優れています。
Canareは価格と品質のバランスが絶妙で、初めての1本としても、長く使うメインケーブルとしてもおすすめできるブランドです。

05 万が一のトラブル時も替えが利きやすい

スタジオやライブハウスに常備されているシールドの多くはCanare製です。
万が一自分のシールドに断線等のトラブルが起きても、同じ(近い)ケーブルで代用できる安心感があります。
音のキャラクターがほとんど変わらないため、セッティングを大きく変える必要もなく、そのままリハーサルや本番を続けることができます。
これは”定番シールド”であるCanareだからこその強みではないでしょうか。
現場での利便性や信頼性という意味でも、プロからアマチュアまで幅広く支持されている理由がよく分かります。

まとめ 〜結局、シンプルがいちばん〜

特別に派手な個性があるわけではありませんが、どんな環境でも安定して使えるという点こそが最大の魅力。
「結局、シンプルがいちばん」。そう感じさせてくれるのがCanareです。
定番が故にあえて選択肢から外す方もいらっしゃいますが、もし使ったことがないという方は、ぜひ一度Canareを試してみてください。


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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kouhei

千葉県出身。ギタリスト兼ベーシストとしてロックを中心に様々なジャンルを演奏するマルチプレイヤー。またDTMにも精通しており、ドラムプログラミングやBGM制作、カラオケ音源制作なども手掛ける。
Twitter https://twitter.com/ike_kohei
Instagram https://www.instagram.com/ike_kohei_gt/

CANARE / F-15

CANARE

F-15

¥450(incl. tax)

Mono phone plug, straight

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ブログ有り 動画有り

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CANARE / GS6

CANARE

GS6

¥350(incl. tax)

Instrument cable, sold in 1m increments, shielded, standard

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ブログ有り

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CANARE / LC03 BLACK

CANARE

LC03 BLACK

¥2,080(incl. tax)

Instrument cable, 3m, straight phone to straight phone, black, shielded

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ブログ有り

在庫あり

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