名機 Neuman KM 84スタイルのヴィンテージ・スモールダイヤフラム・コンデンサーマイクの再現モデルで繊細で鮮明な高域と豊かな中低域が特徴のこちらの製品を試していきたいと思います。
知り合いのミュージシャンも気に入って使っていて、フェルトピアノの音はとても良かったです。

様々な楽器を収録したので特性を比べてみてください。
サックス
コンデンサーらしい輪郭のある綺麗な音質です。
自分がメインで使用しているASTONのコンデンサーより高音域が滑らかで、バランスがいいです。
グランドピアノ
もともとワイルドな音色なのですが、このマイクのおかげで少しまろやかに録れる印象です。
中音域から高音域にかけてキレイにつながります。
パーカッション
金物のギラギラした部分がバランスよく滑らかに録れます。
ドラム
シンバル類は柔らかく、タムの鳴りはたっぷり録れました。
ミックスに混ぜた時にシンバル類が出過ぎないので、タイトな音作りがしやすそうです。
手頃な値段ながら評判の良い、MXLのCR21 PAIR と比べるとやはり中域から高域の繊細さを特に感じます。自然です。
小さいので、このステレオマイクがあれば出先での急なレコーディングも柔軟に対応できそうです。
繊細な音を録りたい時にこのマイクはベストだと思います!
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