ART / DIGITAL MPA II

メーカーサイト商品ページ

Variations

ARTの2ch真空管マイクプリアンプ　MPAシリーズが、MSマイキング、ステレオ/デュアルモードという新機能を搭載、しかもリーズナブルになってリニューアルしました。

■2ch。真空管マイクプリアンプ、デジタル入出力付

主な特徴
【可変可能な入力インピーダンス】
接続するマイクにマッチさせたり、あえてミスマッチさせることで自由なコントロールが可能です。
【Mid/Sideスイッチ】
M/Sマイキングに対応。臨場感のあるステレオサウンドを容易に得ることが出来ます。

【ステレオ/デュアルモード切替機能】
ステレオリンク時、ch1のOUTPUTでMASTER出力を、ch2のOUTPUTで両チャンネルのバランスをコントロール可能です。

【プレート・ボルテージ・スイッチ】
ハイボルテージ・モードでは、より広いレンジを得ることが出来ます。

【フロントにHI-Z入力端子搭載】
ギターなどハイインピーダンスの楽器も接続可能です。

【デジタル入出力】
■デジタル入力：ADAT、WORD CLOCK(INPUT、THRU)
■デジタル出力：AES/EBU(XLR)、S/PDIF(RCA)、OPTICAL

【アナログ】
■周波数特性：
15Hz to 48 kHz (+0, -1dB) @ ノーマル・プレート・ボルテージ時
15Hz to 120 kHz (+0, -1dB) @ ハイ・プレート・ボルテージ時
■ダイナミックレンジ：>110dB
■入力端子：XLR×2(ファンタム+48V)
■出力端子：XLR×2、フォン×2
■インサート：TIP INPUT、RING OUTPUT
■THD+N：<0.005%
■最大入力レベル： +19dBu
■最大Instrument入力レベル：+17dBu
■入力インピーダンス： 150-3000Ω可変可能 (XLR)
>800K Ohms (Instrument)
■最大出力レベル：+27dBu (XLR)
■出力抵抗：< 47 Ohms (XLR)
■最大ゲイン：75dB
■レベル切替：+4dBu /-10dBV
■ハイパスフィルター：10-200 Hz 可変可能

【デジタル】
■デジタル入力：ADAT、WORD CLOCK(INPUT、THRU)
■デジタル出力：AES/EBU(XLR)、S/PDIF(RCA)、OPTICAL
■A/D 周波数特性:
@44.1KHzサンプルレート：10Hz to 21.25KHz (+0, -1dB)
@88.2KHzサンプルレート：10Hz to 42.50KHz (+0, -1dB)
@196KHzサンプルレート：10Hz to 81KHz (+0, -1dB)
■A/D ダイナミックレンジ：>112dB "A" weighted (typical)
■A/D THD：<0.001% @1K (typical)
■A/D 入力感度: +12dBu min
■A/D Insert入力抵抗：>10KΩ
■電源：105 to 125 VAC / 60 Hz
■寸法：W482x H88 x D222mm
■重量：4.7kg

[For Beginners] Lets Use a Microphone Preamplifier

商品レビューProduct Review

総合評価Avg. Rating：(3.8)
レビュー数Reviews：4

5		2件
4		1件
3		0件
2		0件
1		1件

2023/01/09

デジタル部分はあれですが。

投稿者名Reviewed by：まさ【北海道】

マイクプリアンプとしては面白い製品と思います。
付属の真空管は中域に無骨さが目立ったのですが、SOVTEK 12AX7LPSに差替えて滑らかに、高域も少し華やかになってなかなか面白いです。ほかの球も試してみようと思ってます。
DEGITALはワードクロックをFirefaceのスレーブにして、AES/EBUで入力してますが、96kHzまでは良いのですが、192kHzは無音でもレベルメーターが振れていて、何かなと思ったら50kHz以上の高域に-60デシベルより大きいノイズが乗っていしまいます。まあ、96kHzまでは使えるので良しとしようか。（ただこちらも左チャンネルだけ-89デシベルぐらいのノイズフロアになる）
192kHzはアナログ入力で使えばよいですかね。
クラシックのオケを録ることが多いのですが、吊りマイク（メイン）に使ってみようと思います。

レビューIDReview ID：136410

シェアするShare this review

2017/09/26

高コストパフォーマンスのチューブマイクプリ

投稿者名Reviewed by：Y氏【宮城県】

同じART社のより安価なチューブマイクプリ、DUAL MPを使用していましたが、入力段のヘッドルームが小さい（INPUTを最小に絞っても音源によってひずんでしまう）ことからより上位の機種を検討し、こちらを購入しました。

肝心の音質についてですが、チューブの音色がまろやかで、いわゆる温かみのある明るい音になります。DUAL MPよりも原音に忠実な、クリアな音です。ドラムのオーバーヘッドに立てるコンデンサーマイク（2ch）に使用してとてもよい結果が得られました。

各調節つまみ等も過不足なく、細かな調節ができます。OUTPUT LEVELが「STEREO / DUAL」で切り替えできるのも便利です。

またオプティカルのデジタルアウト（ADATまたはS/P DIF）があるため、オプティカル入力のあるオーディオインターフェースに対してはデジタルで出力することができるため、インターフェースの入力chを活かすことができます。

全体的に価格の割に音質・機能が十分であり、ホームスタジオユースでは個性的なマイクプリの一種として備えておいても損はありません。

レビューIDReview ID：75998

シェアするShare this review

2016/11/24

機能は充実しているが

投稿者名Reviewed by：masa 【徳島県】

私の他に購入された方はどうなのか知りませんが、私の手元にあるこの商品はトラブル続きで困っています。
購入して一週間でVUメーターの照明がきれました。修理に出すのも面倒なのでそのままにしていました。その半年後に2チャンネルのうちの片方が動作しなくなりました。その後は使用しないで2ヶ月後に修理に出すことにしました。保証期間内でもありましたので。
サウンドハウスさんの対応は良かったですが、国内では部品が調達できないので海外ARTで修理することになり修理完了で手元に帰ってくるまでに2ヶ月近くもかかりました。
修理により3ヶ月の保証延長がついてきましが、保証延長がきれた2か月後に、またしても同じトラブルで動作しなくなりました。
サウンドハウスさんに修理を依頼したところ、今回は有償で前回と同じ修理内容なるかもしれないとのことでした。
私は使用頻度が極めて少なく無理な扱いはしていません。
出来れば同じ商品と交換して欲しいところです。
心情的にはカスを引いた感じです。
後日、取り敢えず詳しい修理内容を確認して頂こうと発送して見積もり依頼したところ前回と同じく海外ARTでの修理となり、修理費用は海外への送料を含めて2~3万円以上必要との事でしたので修理して頂くより別品に買い替えた方がいいのかなと思いサウンドハウスさんで廃棄するように依頼しました。
これ等のことから、この商品、このメーカーはお勧めできません。

レビューIDReview ID：67913

シェアするShare this review

2012/01/23

買いです

投稿者名Reviewed by：kuroro 【大阪府】

プロでは無いので参考までに。
この値段で買えるのが不思議なくらい高品質だと思います。
しっかりと真空管の質感が加わり心地いい音になりつつもクリアで抜けのいい音だと思います。
ハイボルテージでは確かにレンジが広がる感じがします。
アウトプットを絞り気味にしてインプットを上げると軽く歪んだ荒々しい音も作れます。
ＡＤ,ＤＡは高品質かどうかは解りませんが何の不満もなく使用しています。

レビューIDReview ID：29615