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Judas Priest FIREPOWER Tour 2018年11月29日東京公演へ参戦!!

2018-12-10

Theme:Events & Concerts, Guitars

去る2018年3月9日(日本では先行して7日)に発表されたJudas Priestの実に18枚目となるアルバム『FIREPOWER』。好評を博した今作を引っ提げて3月より行われたワールドツアーが11月遂に日本へ上陸!
今ツアーでは、パーキンソン病であることを公表したグレン・ティプトンに代わり、最新作『FIREPOWER』でプロデューサーとエンジニアも務めたアンディ・スニープがギターパートを担当。同氏がギターアンプ用スピーカー・CELESTIONユーザーというご縁から、最終公演11月29日東京公演へ参戦してきました!

会場へ入ったのは開演前の19時頃。ステージを覆うバンドのロゴをあしらった垂れ幕は、下から赤く照らされ、会場に入った瞬間に高揚感を煽られます。

そして19時30分開演。幕が落とされると同時に始まったのは最新作のタイトルトラック「Firepower」!初っ端から繰り出されるロブ・ハルフォードの突き刺さるようなシャウトに大きな歓声が上がります。

Firepower / Judas Priest

そこからアルバムの流れどおりに進行されるのかと思いきや70-80年代のナンバーを連発!メタル・クラシックとでも言うべき名曲たちに挟まれるような形で、最新作からの楽曲が披露されていきます。

No Surrender / Judas Priest

70年代の楽曲と2018年最新作の楽曲が共存し、しかも全く違和感なくセットリストとして成立しているのには驚きました。過去のプリースト楽曲のクオリティの高さ、そして『FIREPOWER』まで一貫してプリーストのスタイルが守られていることの証明と言えるのではないでしょうか。

また、初めて生で見るリッチー・フォークナーの、ステージ上での存在感にも驚かされました。上手く言葉にはできないのですが、華があるというか、凄みがあるというか。グレン・ティプトン不在という場面に対して変に力んでいるという感じでもなく、プリーストのメンバーとしての自負と余裕みたいなものが自然と溢れてきているように見えました。
アンディ・スニープもサポートメンバーだからといって遠慮することなく、お立ち台に上がったり、リッチーとツインリードを決めたりとアグレッシブなパフォーマンスを見せます。そしてツインギターが2人ともフライングVっていうのはいいですね!あれはメタラー魂を正確に刺激するデザインです。

そしてライブも折り返しを過ぎた頃に始まったのが「Freewheel Burning」!個人的な話で恐縮ですが、私がプリーストに入れ込むきっかけとなったのが「Freewheel Burning」。生で聴き、そしてロブが向けるマイクに向かって叫ぶことができたのは感無量なんて言葉じゃあ足りない!今まで聴いたどの「Freewheel~」よりもこの日の「Freewheel~」が格好良かったのは言うまでもありません。

Freewheel Burning / Judas Priest

客席の大合唱を起こした「You’ve Got Another Thing Comin’」を経てステージは一度暗転。暗闇にエンジン音が響き渡ると、ロブ・ハルフォードがハーレーダビッドソンに跨がって登場。これもJudas Priestのライブではお馴染みのパフォーマンス。初めて見るけど、何回も見たことあるやつだ!とワケのわからないことを思いながら気持ちはどんどん高揚します。そしてハーレーに跨がったまま「Hell Bent for Leather」へ突入。この曲も客席は大合唱を起こします。

そして曲が終わるとドラマーのスコット・トラヴィスへスポットライトが。スコットの「We play one more song!」の言葉とともに始まったのはもちろん「Painkiller」!強烈なドラムイントロから開放弦を絡めた王道のギターリフへつながり、ボーカルパートではロブの劈くようなシャウトが炸裂。この日のロブは絶好調だったようで、本当に目の前にいる還暦をとうに超えた人間から放たれている声なのかにわかには信じ難いほどのパフォーマンスでした。

Painkiller / Judas Priest

「Painkiller」を終えると一度暗転。このまま20分位休憩してからアンコールかなあなんて思っていると、ものの5分位(体感なのでもしかしたらもっと経ってたのかも)でステージに照明が灯ります。そしてステージを見るとなんとグレン・ティプトンの姿が!先述したとおり、グレン・ティプトンはパーキンソン病であることを公表し、今ツアーには基本的には不参加という形をとっています。そのグレンがギターを手にしてステージに立っている!客席からは自然と大きな歓声と拍手がわき起こりました。
グレンを加えた6人で演奏されたのは「Metal God」。そしてロブの「Breaking the what?」という煽りから「Breaking the Law」へ。大サビではロブ、リッチー、そしてグレンがステージ中央でフォーメーションを組み、テンポに合わせてお馴染みのパフォーマンスを披露。

Breaking the Law / Judas Priest ※映像は2016年Battle Cryツアーのもの

そしてグレンを加えたままラストの「Living After Midnight」が演奏されJudas Priest FIREPOWERツアー日本最終公演の幕は閉じました。アンコールの最中、ロブが何度もグレンを指差しその演奏を讃えていた姿と、ステージからはける際にイアン・ヒル(Ba)がグレンの肩を叩きねぎらっている姿がとても印象的でした。

ライブ全編を通して振り返ると、若返ったようにすら感じさせるパフォーマンスに圧倒されっぱなしだったように思います。スコット・トラヴィスのパワフルなドラムや、イアン・ヒルのヘヴィかつ堅実なプレイももちろん、個人的には誰よりもロブ・ハルフォードが凄かった。御年67歳の人間がこんなエネルギッシュなパフォーマンスを、頭蓋骨が割れんばかりのシャウトを繰り出せるのかと。人間あまりにも凄いものを見ると笑いが出るんですね。

Judas Priestを生で見ることができて、しかもそれが驚くべきパフォーマンスだったことの感動はとても一言では言い表せません。大好きなメタルの教科書というべきバンドですから当然といえば当然です。ただ正直なところ、もっと生で聴きたい曲があったことも事実。そりゃあ好きな曲がいっぱいあるもの。そこのところは、終演後LEDパネルに映し出された「The Priest Will Be Back」の言葉を信じ、再び日本で見ることができる日を期待しながら待っていようと思います!

sound

サウンドハウススタッフによるブログです。 ここでしか聞けない、サウンドハウスのスタッフだからお届けできる、とっておき情報が満載です!本音トークもあるよ♪

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