
こんにちは!
作曲家のKaoruです!
今回はオススメの音源紹介「シンセ音源編」についてのお話をしていきたいと思います。
シンセサイザーと言ったら代表的な電子楽器として知られており、歴史こそ短いものの音楽制作に必須のツールになっています。
特に、EDMなどのエレクトロミュージックはシンセサイザーがなくては存在しませんからね!
しかし、シンセ音源というと専門用語が多くてどれを選べばいいのかわからないという方が多いと思います。
なので、サウンドハウスで購入できるオススメの製品をピックアップしていきます!
UVI / Falcon 2 ソフトウェア・シンセサイザー
2021年10月にメジャーアップデートによりバージョン2.5に進化した万能型のシンセ音源「Falcon2.5」。
- 16オシレーター
- 90種類以上のエフェクト
- 11種類のモジュレーター
- シーケンサー
- ハーモナイザー
など、サウンドメイクに欠かすことのできないツールを標準装備!
また、9つの強力なモジュレーションジェネレーターが更なる自由度の向上に貢献しています。
最近僕が気に入っているのは、新たに追加されたTS Overdriveというエフェクトです。
オーバードライブペダルのTube Screamerを再現したもので、これを使用するとモダンなサウンドから強烈なサウンドまで簡単に作り出せます。
そして、拡張性の高さにも魅力を感じています。
UVI / Savage 電子メール納品
UVI / Eternal Funk 電子メール納品
これらの拡張音源をインストールすることで、Falconのプリセットがかなり増えます。
他にもさまざまなジャンルに特化した拡張音源が15種類以上あるので、気に入ったものを選んで導入することができます。
今後も更に進化すると思うので目が離せません。
Reveal Sound / Spire 簡易パッケージ納品
EDMなどのクラブミュージック制作に役立つポリフォニックシンセサイザー。
(ちなみにポリフォニックとは、同時に複数の音が出る(和音が出せる)ということです。)
カテゴリー分けされた豊富なプリセットはどれも即戦力!
浮遊感のある柔らかいサウンドから強烈なSuperSawサウンドなどが収録されています。
楽曲の主役も脇役もこなすことができる面白いシンセサイザーです。
そして、僕が特に気に入っているのはGUIが選べること!
サウンドメイクをする際に、テンションの上がる「見た目」はとても大事だと思っています。
これまでさまざまな製品を使ってきましたが、このSpireは「楽しく操作できる」シンセ音源だと感じました。
公式動画でサウンドを確かめることができるので、気になったら見てみてくださいね!
ARTURIA / PIGMENTS 3 簡易パッケージ版
フランスを代表する音楽制作製品メーカー「Arturia」のシンセ音源。
使いやすさ、操作性、視認性に優れており、初心者でも直感的に使用することができます。
Pigments 3からハーモニックオシレーターやユーティリティエンジンが追加されました。
アナログのオシレーターはもちろん、フィルターなど同社「Arturia/V Collection」シリーズで培ったアナログシンセの技術が活かされています。
プリセットが充実している点も初心者に進めたいポイントですね!
シンセ音源としては比較的、新しいこともあり、とてもユニークな設計になっていると感じました。
コストパフォーマンスにも優れており、導入しやすくなっています!
SPECTRASONICS / Omnisphere 2 (USB Drive) ソフトウェア・シンセサイザー音源
このシンセはロングヒットしていることもあり、「定番」と言われるほどです。
宇多田ヒカルさんが愛用していることでも知られています。
Omnisphere 2はとにかく膨大なサウンドが収録されています。
プリセットもカテゴリーやジャンルで分けて探すことができるので迷うことはありません。
Omnisphere 2は定期的にアップデートが加えられており、どんどん進化しています。
今後もさらに機能が追加されると思うので楽しみです。
ARTURIA / V Collection 8 ソフトウェア・シンセサイザー
豊富なソフトウェアシンセサイザーを収録したバンドル。
シンセサウンドだけでなく、
- オルガン
- アコースティックピアノ
- エレクトリックピアノ
- ストリングマシン
など、数多くの名機を忠実に再現しています。
独自のアナログ/フィジカルモデリング技術を詰め込んだ、先進的な製品です。
クリエイターだけでなく、鍵盤奏者にも試していただきたい!!
以上、オススメの音源紹介「シンセ音源編」でした。
どれもかなり多機能で迷ってしまいますね!
シンセ音源は「慣れる」ことが大事なので、使い倒しましょう!!
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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