どうもみなさんこんにちは!失くしたピックを永遠に探し続ける男こと、きとうゆうきです。
今日のテーマはギタリストやベーシストにとって、特にギタリストは毎日使うものです。 ほぼ全てのズボンの中から出てくるのに、いざ失くすとブラックホールに吸い込まれたかのようにどうやっても出てこないアレ。 そう、「ピック」です。
ただ、普通にオススメのピックを紹介するだけだとつまらないので、今回は「変なピック選手権」と銘打って僕が見つけたとびきり変なピックを紹介したいと思います♪
バンドマンやミュージシャンは往々にして物静かだったり、人見知りの人が結構な割合でいるので、セッションや練習に出た際に「あれ、そのピック面白い形してるね」みたいな話題作りにも貢献してくれると思います☆
話題作りから友達の輪が広がるのは意外とあることなので大事。ほんと話題作りは大事です。そのためにも、自分に合いそうな変わったピックを見ていきましょう!
あと、寝巻きのポケットにピックを入れるのはやめましょう。怒られます。
1. Ibanez ( アイバニーズ ) / PA1M Black
まず第一印象として多くの人が浮かぶ言葉が「これなんですか?」だと思われるいきなりの変わり種。 Queen(クイーン)のメンバーであり名ギタリストのブライアン・メイは硬貨をピック代わりにしていたという話は有名ですよね。
今回のピックがブライアンを意識しているのか、していないのかは定かではありませんが...見てくださいこのフォルム。 ギターピックは一般的に、ピックの端が尖っているほど硬い音が出がちですが、このピックにそんな一般常識など通用しません。 なぜなら鋭角というものが存在しないからです。どの角度から握ってもそこにあるのは「円」。
ベース用ピックという説明があるのですが、どうやらレビューを見たところギターとして使っている人もいるようです。このピックの何がいいって、どれだけ削れても他の部分を使いまわせるのでコスパが高いところです。 人間、完璧な「円」を見るとそれだけで癒されるらしいので練習で悩んだ時はこのピックを見つめると癒される...かもしれません。
2. FRED KELLY ( フレッドケーリー ) / Speed Pick Light
次はフィンガーピッカーやアコギストに愛用される、サムピックという親指につけるタイプのピックです。 普通のサムピックは結構厚みがあってかなり使う人を選ぶようで、僕も何個か持っていますが正直あまり使えていません。
Speed Pick Lightはそういったお悩みを解決すべく作られたピックのようで、先端部分が通常のサムピックと比較してかなり細いし薄めになっています。薄めの設計によってよりナチュラルな弾き心地があるとのこと!
サムピックという種類の都合上、指弾きで親指にあたる箇所をピックで代用するのが主な目的になるんですが、ピック部分が硬くて思ってたよりもでかい音が出た...みたいな経験ってありませんか?そんな悩みを解決してくれるかもしれませんね。
見た目はどこかこう...親指から数えて3本目の指を出しているような変わったフォルムですが、実用性も兼ね備えているユニークなピックというのは本当にありがたいですね!
3. KILLER GUITARS ( キラーギターズ ) / トリムエッジピック ホワイト
お次もかなり構成的なフォルムをしたピック、「トリムエッジピック」のご紹介です!ジャパニーズメタルの雄、LOUDNESSの高崎晃さんからEvery Little Thingのいっくんこと伊藤一郎さんまで多種多様なアーティストが愛用するギターブランドさんの製作しているピックです。
一般的なティアドロップタイプのピックから端を切り落としたようなビジュアルのピックですね。ピックを持つ指の接地面積が若干少なめになるかな?と思ったんですが...よく考えたらティアドロップピックの両端ってそんなに握らないですよね?
なのでトリムエッジピックのフォルムは割と理にかなっているんじゃないかなと思います。また、ピック上部はゆるやかな傾斜がついているのでピックの上下で使い分けすることもできそうですね!お財布に優しそうです。
このピックを見て僕が思った印象としては「川に投げ込んだら3、4バウンドいきそうだな」でした。このピックを持てば水を得た魚のようにスムーズなピッキングができる...かも?
4. FRED KELLY ( フレッドケーリー ) / Delrin Bumblebee Jazz Medium
次が最後のピックです。再度フレッドケリーからの2回目のノミネートとなります。 サムピックというと、親指をホールドする箇所とピック部分が一体化しているタイプのものをよく見かけられると思います。
Delrin Bumblebee Jazz Mediumは、そんな常識を根底から覆すとても革新的なピックじゃないかなと思います。というのも、このピック...ピック部分の着脱ができます。すごくないですか!? 以前僕も使っていたんですが、最初に見た時に「えっ、外れるんだ」と思わず口に出してしまったのを覚えています。
ピックと親指ホールド部分がを外すことができ、ピック部分も普通のサムピックとは違ってティアドロップ型になっています。なので、人差し指と親指でピックを握れば普通のピックとして使えてしまうし、指弾きの時はサムピックとして使えてしまいます。
曲によってサムピックを付けたり外したり...MCの最中に落っことしたりすることがなくなるのでかなり便利です。
今回は「変なピック選手権」として、僕の独断と偏見でピックをご紹介させていただきました!変なピックの中にもいろんな種類がありますが、どのピックも新しいピックのスタイルを提唱したり、不便なものを便利にしてくれる面白い試みじゃないでしょうか。
数多あるピックの中から、自分に合うピックに出会えますように。