こんにちは!
“ギタリスト専門整体師”のフジオカタクトと申します。
いつもご覧いただきましてありがとうございます!
突然ですが皆さんは“腰痛持ち”ですか?
日本でも約67%の方々が慢性的な腰痛で悩まされているとのデータがあります。もはや生活習慣病といっても過言ではないくらい、腰痛というのは日常的な動作や習慣と関係していると考えられますね。
これを読んでくださっている方の中にも悩むほどではないけれど、腰痛がある方もいるのではないでしょうか。

今日はそんな腰痛に関して、僕が今までの臨床経験で出会ってきた“腰痛持ち”の方に多い日常的な動作3つについてお話ししてみたいと思います。僕が思うに、痛みとは悪い習慣からくるものが多いです。日常的に行なっている動作を見つめ直すことで悪い習慣から脱することはできます。
それではよろしくお願いします!
寝返り
「そんなこと腰痛に関係ある?!」と思われるかも知れませんが大いに関係しています。
腰痛持ちの方や腰痛予備軍の方の特徴として、寝返りをする回数が少ないことが挙げられます。寝返りとは体幹の回旋動作、つまり体を捻る動きが必要なのですが、これが極端に少ないということになります。
寝返りの際にしっかり体を捻る要素を入れることで、腰に負担なく動作が可能になるかと思います。
腰が痛いから、、、と寝返りをせずいつも同じ姿勢で寝ていると、嘘みたいな話ですが寝返りという動作を体が忘れてしまいます。実際「寝返りの仕方がわからない」という方もおられました。ぜひ普段の自分はどうしているか思い返してみてください。
起き上がり
寝返りの次は起き上がりですね。
“寝ている状態から起き上がる動作”のことなんて、リハビリの仕事をしている人以外いちいち考えたことないかと思います。ですがこれも腰痛と関係していると考えます。
“腰痛持ち”の人が知らず知らずにやっている起き上がり方は「寝ている姿勢からいきなり起き上がろうとする」ということです。
例えば寝ている状態の身体を重力に逆らって早い速度で起き上がらせようとして、反動をつけて起きあがろうとしたり、物を引っ張ったりして腕や腰に思いっきり力を入れて起きあがろうとしたりする傾向があります。力任せに起きあがろうとするとアウターの筋肉に負荷がかかり、もちろん背面のアウターである腰背部の筋にも負荷がかかります。こういう動作を繰り返していると腰だけでなく首への負担もどんどん溜まっていきます。
寝返り動作も共通していますが“体を捻る動作”と“ゆっくり丁寧に“がポイントです。
起き上がりの方法は人それぞれだと思いますが1つの例として、肘をついて重心を移動させながら起き上がる、といったふうに1つ手順を増やして丁寧に行うことが腰のことを考えると大切になってきます。
立ち上がり
立ち上がる動作も先ほどの起き上がりと同じで「力任せにいきなり立ち上がろうとする」と腰への負担が強くなりやすいです。
しっかり足に体重をかけてからゆっくり動作をすることでバランス良く体を支えられるため腰への負担は軽減されます。
椅子から立ち上がる際は“お辞儀”をするように前傾姿勢をとって足底にしっかりと体重を移動させます。こうすることで頭〜お尻にかけての重みが前方へ移動します。ポイントは真上に立ち上がろうとしないことです。真上に立ち上がろうとすると腰背部に力が入りすぎてしまいます。スキージャンプをするようなイメージで斜め上方向へ伸びていくと軽い力で立ち上がれます。
床から立ち上がる時は1度膝を立ててから床やテーブル、膝などどこでもいいので手をついて立ち上がると体の重みが分散し負担が軽減します。このように重心移動を意識することで全身の筋や関節をバランス良く使うことができ、腰への負担を軽減することができるのです。
ここまでいろいろと書いてきましたが、かくいう僕も完璧にできているかというとできていないことの方が多いと思います(^_^;)
しかし、腰痛をお持ちの方はこのようなことに気をつけるだけでも腰部への負担は軽減しますし、なによりこれら一つ一つの動作が全身を動かして腰への負担を分散させるエクササイズにも成り得ます。
もし腰痛でお困りの方は1つでも良いのでご自分の生活に意識して取り入れてみて頂ければ幸いです!
もし腰痛や体のこと、ギターにまつわる痛みや症状でお悩みがあるようでしたら、僕の公式ライン(https://lin.ee/6AGJ9JX)からご連絡ください。可能な範囲でですがお答えしますのでお気軽にお問い合わせください!( ^ω^ ) それではまたー!
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