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CELESTION ( セレッション ) / F12-X200 ギターアンプ用スピーカー

CELESTION ( セレッション )  / F12-X200 ギターアンプ用スピーカー

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CELESTIONギターアンプ用スピーカーF12-X200は、世界初、アンプモデラーとIRに使用するために開発されたギタースピーカーです。
■口径:12"
■インピーダンス:8Ω
■許容入力:200W
■周波数レンジ:60 - 20,000Hz
■感度:97dB
■マグネット:セラミック
■ユニット重量:4.1kg
■その他:
■シャーシ:Pressed steel
■ボイスコイル径 :2"
■ボイスコイル:Round copper
■バッフル径:283mm
■ねじ穴直径:φ7.9mm
■ねじ穴数:8
■取付ねじ穴間の直径:297mm  Mounting slot PCD
■寸法:309mm x 309mm x 165mm

ライブ・ツアーにおける機材は複雑になり費用もかかるようになってきました。その流れからアンプ・モデリング技術がコンサートステージに使用されるようになってきています。アンプ・モデリングによる音はPAに直接繋ぎ、ステージモニターやインイヤーモニターからモニターされます。ツアーで世界中を回るのに、たくさんの機材を運ぶ必要もなく、高い信頼性のトーンを得る最高の方法かもしれません。それでも、ギタリストはアンプ・モデリングによる音を、実際のギターアンプでの音と比較すると違和感があるようです。

CelestionがF12-X200フルレンジ・ライブレスポンス・スピーカーを開発したのはこの点を解決しようと考えたからです。F12-X200は世界初、アンプモデラーとIRに使用するために開発されたギタースピーカーです。

フルレンジスピーカーは、エミュレーションしたアンプ、キャビネット、マイク、会場でのセットアップから作られる複雑なサウンドを正確に再現することを求められます。しかしながら、現在、フルレンジスピーカーの多くはフラットなレスポンスであり、特にプロ用オーディオドライバーはできるだけニュートラルでリニアな音が鳴るように設計されています。そのサウンドはギタリストにとって冷たく味気なく感じることもあります。
ギター用スピーカーはそれとは全く異なります。スピーカーに薄めのコーンを使用し、独特の倍音を持つ、優れたトーンの代名詞とも言える音楽的な歪みを作ります。


F12-X200は真のフルレンジスピーカーです。60Hzから20kHzまでの周波数特性を持ち、高周波数領域は、高性能のクロスオーバー回路を使用して組み込まれたCelestionコンプレッションドライバーを使用しています。これにより、F12-X200はどのような会場にセットアップしても、可聴領域周波数全域を正確に再現します。

F12-X200のレスポンスは非常にニュートラル。Celestionの高度なテクノロジーにより、入力信号に対して、そのままの音を出力します。スピーカーに一般的に使用されている応答性に優れたコーンを使用し、X200に伝統的なギタースピーカーと同じような感覚のレスポンスを提供します。ステージ、あるいはスタジオにおいて、バックラインスピーカーやステージモニターにアンプモデラー、またはIRと共に使用すると、素晴らしいギタートーンを再現しているというだけではなく、レベルの高い音質だということを感じることができるでしょう。
■Classic Series

セラミック、またはネオジウム製のマグネットを搭載したクラシカルなサウンドのスピーカー。そのサウンドは、ミュージックシーンにおける「Rock」の登場以来、数々の名盤に刻まれてきたギターサウンドの要となる存在です。最先端の生産技術と、長年の経験を積み重ねてきた膨大なノウハウに基づき、世界中の著名なアンプデザイナーやプレイヤーを満足させるモデルです。

※スピーカーユニットにつきまして、通常、サイズ、インピーダンス、許容入力が近いモデルでしたら載せ替えは可能です。ただ、実際にスピーカーと合わせた場合、ネジ穴やバッフルサイズが微妙に合わず、加工が必要となる可能性がございます。弊社では、ウーハーユニットの取り付け確認、取り付け保証は承っておりません。予めご了承ください。
CELESTION F12-X200

海外レビュー

ニュートラルであること

F12-X200

一般的なギターアンプ用スピーカーの音質はその性質上、ニュートラルではありません。この問題を解決するには、FRFR(フルレンジ・フラット・レスポンス・スピーカー)が通常使われます。しかしながら、FRFRスピーカーを通して演奏すると、ギターアンプ用スピーカーにあった重要な音楽性のほとんどが失われます。John Paice氏(Celestionのマーケティングとアーティスト担当)は、なぜF12-X200フルレンジ・スピーカーが周波数特性全域においてほぼニュートラルな特性を持ちつつ、ギターアンプ用スピーカーで得られるフィーリングをも出せるのかについて説明しています。

モデリングアンプを使用しているギタリストは、FRFR(フルレンジ・フラット・レスポンス・スピーカー)に対して、エミュレーションのセットアップ通りの音を出したければ、FRFRスピーカーが望ましいと考えています。しかし、十分な明瞭さと忠実性を持つ一方で、実際のギターアンプ用スピーカーを通して演奏するときにしか得られないニュアンス、聞き心地などが不十分とも思っています。
本物とは異なり、冷たく味がないように感じます。
ギタリストはスピーカーキャビネットに接続されたアンプにギターを繋いで音を出してきました。何十年もの間、Marshallスタックアンプの前で演奏してきたのです。しかしながら、Marshallなどのアンプメーカーは、スピーカーなしでは存在しえませんでした。
ギタリストはギターアンプを購入するとき、スピーカーを選ぶというより、好みのサウンドが出るギターアンプを選択します。しかし、家庭用ハイファイスピーカーやコンサート用PAスピーカーと違って、ギターアンプ用のスピーカーは音質に重要な役割を果たします。
近年、従来のアンプとスピーカーの使い方に変化が見られるようになりました。それにはいくつか理由があります。ミュージシャンにとってギターアンプは重くて扱いにくいものですし、マイクのセッティングを毎回同じように設置するのは困難です。これにより、ギターサウンドが毎回違ってしまう可能性があります。
一方で、ギタリストは常に自分の望むサウンド像を持っていますが、様々なスタイルの音楽を演奏するときには、柔軟にサウンドを変えて対応したいという要望があります。
これに対応するため、新しいスタイルのアンプが生まれてきました。
「モデリングアンプ」や「プロファイルアンプ」と呼ばれているものです。高度なシグナルプロセッサーを搭載し、インパルス・レスポンス・ソフトウェアを一緒に使用して、どのようなアンプやスピーカーでも非常に近いサウンドを再現します。唯一の制限はより多くのサウンドを求めるときのメモリー容量と予算です。

忠実な再現性

基本的にモデリングアンプには、要求される全てのトーンが既にプログラムされています。それゆえに、この音を出力するのに、ニュートラルサウンドを再生するスピーカーが求められます。
一般のギターアンプ用スピーカーのサウンドはニュートラル性を重視されていません。ギターアンプ用スピーカーは、固有のサウンドを持っているため、他のギターアンプ用スピーカーのモデリングトーンを出力しようとしても、スピーカーの個性がぶつかり合い、相殺されてしまいます。
最近まで、この問題を解決する方法は、ニュートラル・サウンドを再生するFRFRスピーカーを導入することでした。FRFRスピーカーは、多くの余計なトーンをなくし、ニュートラルサウンドを実現しますが、同時に別の問題を作り出しました。ニュートラルサウンドを実現している特性が、サウンドの音楽性を失わせ、演奏する側と聴く側両方にとって物足りない音になったのです。ギターアンプ用スピーカーが持つ聴覚を超えた、感覚的な魅力に欠けます。
結論を言うと、IRのトーンは実際のスピーカーを通した演奏に近いけれども、FRFRスピーカーを通すと少し違うサウンドになるように感じます。FRFRスピーカーの問題は音楽性が失われれることです。ギタリストはギターアンプ用スピーカーとは違うフィーリングと音色が存在すると感じるでしょう。しばしばFRFRスピーカーは、硬く、生命感のない音と表現されます。
今のFRFRスピーカーは、できるだけニュートラルでリニアなサウンドを作ることを目的に開発されています。クールな歪みを作るように設計されているギターアンプ用スピーカーとは、全く異なります。ギターアンプ用スピーカーは薄いコーンを使用し、歪み以外にも、その素材とデザインによりサウンドに色づけをしています。
Celestion F12-X200がまさにそうであり、ギタリストのために作られていますが、ギターアンプ用スピーカーとは違い、スピーカーメーカーが持つPAの技術と経験を取り入れた楽器のようなものです。ギターアンプ用スピーカーとPAスピーカーが持つ特性を融合したスピーカーであり、周波数特性は60Hzから20kHzまで、感度は96dBです。
高周波数領域は高性能クロスオーバー回路を使用して搭載したCelestionコンプレッションドライバーにより再生されます。これにより、どのような環境やサウンドに対しても、可聴範囲全域を可能な限り正確に出力します。レスポンスはとてもニュートラルで、Celestionの技術により、入力信号に対する不要な色づけはありません。しかしながら、昔ながらのギタースピーカーと同じ、lighter Moving Massとstraighter-sided coneなどを備え、ミュージシャンが期待するいきいきとした演奏のレスポンスと、聞き心地の良さが得られます。
普通のギターアンプ用スピーカーを通して演奏するのと同じサウンドとフィーリングです。
F12-X200はモデリングアンプとIRを使用する環境なら、バックラインモニター、ステージモニターとして、ホームスタジオ、プロスタジオ問わず、どこでも素晴らしい音が得られます。

Britt Bowman、Celestion F12-X200を試す

2020/1/16

LAをベースに活動しているBritt Bowmanは複数の楽器を演奏するマルチプレイヤーであり、ソングライター。10才からギターを始め、ジャズからパンクまであらゆる音楽を愛し、グラミー賞受賞歴があるバンドGreen Dayやポールマッカートニーのような伝説のソロアーティストとツアーを行っています。

BrittはF12-X200を12インチx1発のキャビネットに搭載し、Line 6 Helix、Matrixアンプと接続。より良いサウンドを録るためにコンデンサーマイクを少し離れた所に設置して試奏しています。
他のスピーカーとの根本的な違いは、通常のギターアンプ・コンボのようなフィードバック音が出ることです。比較のために、Brittが「昔のロックサウンドが欲しいならこのスピーカー」と言うCelestion A-TypeをLone Star Ch1アンプに繋いで鳴らしてみると明らかでした。

Celestion F12-X200は、周波数特性60Hz~20kHzに渡り正確に表現。何も色づけせず、入力をそのまま出力するフラットなレスポンスを持ちます。
セラミックマグネットと2インチボイスコイル、応答性に優れた軽量ペーパーコーンにより、演奏のあらゆるニュアンスを出力します。高域は高性能クロスオーバー回路を使用してCelestionコンプレッション・ドライバーにより再生され、本物のギターアンプで再生しているようなリアルな感覚があります。

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商品レビューProduct Review

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2021/06/19

11111音質、音圧ともに極上

投稿者名Reviewed byけろぞう 【山口県】

CELESTIONとEMINENCEを主に使用しています。今回HX用のキャビを自作しようと探している最中に発見しました。
アンシミュ用のスピーカーとしては最高です。フルレンジカバーのスピーカーで既存のギターアンプメーカーのものはKEMPER、LINE6、Laneyなどがあげられますが、低音のノリと弦へのタッチ感、IRのエアー感の再現力が他と圧倒的に違います。
自分こんなに下手だったっけ?!と思うほど細かいとこまで表現されます笑 お陰でピッキングやストロークを見直すいい機会になりました爆
いい意味でも悪い意味でもギターアンプとは一線を画します。
慣れたら他のスピーカーには戻れません!キャビIRを再生した時、元のもの以上のサウンドが出てきます。最高です。

レビューIDReview ID:119220

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CELESTION ( セレッション )
F12-X200 ギターアンプ用スピーカー

商品ID:252752

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