皆さんこんにちは!
ついに新しい American Professional シリーズが発表され、気になっているギタリストも多いのではないでしょうか?
今回は、新しくなった American Professional の実機を取り上げながら、進化したポイントを詳しく見ていきましょう!

01. American Professional とは?
まずは American Professional(通称アメプロ)の歴史を簡単におさらいしてみましょう。
1986年に「American Standard シリーズ」が登場して以来、時代に合わせた細かなアップデートが重ねられてきました。
途中で「American Series」への改名を経て現代的な仕様へと進化し、2017年に初代「American Professional」が誕生。発売当時のインパクトは、今でもはっきり覚えているほど衝撃的でした。
その後、2020年には「American Professional II」へリニューアル。 ネックシェイプ、ロールドエッジ加工の指板、ヒールカットのデザインなど、まさに“究極のスタンダード”と呼ぶにふさわしい素晴らしい完成度でした。
そして今回、満を持して登場したのが新しい「American Professional」です!
「あれ? American Professional III じゃないの?」と思った方もいるかもしれません。
あえてナンバリングを外したのは、Fenderがこれまで培ってきたノウハウと技術を結集し、これが“現代における絶対的なスタンダード”であるという自信の表れでもあります。
02. 実際どこが変わったの?
それでは、さっそく全体像から見ていきましょう!

パッと見、めちゃくちゃカッコいいオックスブラッドカラーに目を奪われますが、細かなアップデートもしっかり施されています。
① 新設計のサドル
まず目につくのが、こちらのサドルです。


正面からだと少し分かりにくいですが、横から見ると独特な構造になっているのが分かります。
よく見かけるプレスサドルと比較するとさらにわかりやすいですね。

イモネジの頭がサドルから飛び出さない構造になっており、ミュート時に右手にネジが当たるあの不快感が見事に解消されています。
さらに溝切り加工も追加され、チューニングの安定性向上にも一役買っています。

一見するとヴィンテージライクなルックスですが、とにかく実用性が高く、「見た目を大きく変えずにここまで改良できるんだ…!」と感心してしまいました。
正直、手持ちのストラトのサドルは全部これに交換したい!と思えるほど気に入りました(笑)。このサドル、本当に超おすすめです!


ちなみに、このサドルの一新はストラトキャスターだけではありません。
テレキャスターやジャズマスターも同様にサドルが見直されており、Fender Custom Shop製品でおなじみの「RSDサドル」を市販モデル向けに落とし込んだ新デザインに変更されているのも大きな注目ポイントです!
RSDサドルといえば、これまではカスタムショップ製ギターにしか搭載されておらず、パーツ単体での市販もされていなかった憧れの仕様。そのノウハウを生かして、ついにレギュラーラインのアメプロに採用されたというのは、ファンやプレイヤーにとって本当に嬉しいニュースですね!


※これはカッコよすぎて私的に撮影していたCS本家のRSDサドル
② 新開発の「V-Mod III」ピックアップ
もう一つの大きな変更点が、新しくなったピックアップです。

これまで採用されていたV-Modピックアップと異なり、今回の「V-Mod III」では指板ラジアスに合わせて素直にアプローチしたスタッガードポールピース仕様に変更されました。
もちろん弦ごとに異なるマグネットを組み合わせる機構は健在です。

実際にアンプから音を出してみると、各弦の音量バランスが非常に良好!
弦ごとの音量差やサスティーンのバラつきに悩んでいたプレイヤーには、ぜひ一度試してほしい仕上がりです。
③ プレイヤー目線の細やかな配慮
もちろん、アメプロIIでも好評だった以下の仕様はしっかり継承されています。
- ハイポジションへのアクセスがスムーズなヒールカット
- 滑らかなポジションチェンジを可能にするサテンフィニッシュ
- 手になじむロールドエッジ加工の指板
- ナットにかかるテンションを適正化するスタッガードペグ




さらに見えない部分ですが、トレブル・ブリード・サーキットも標準搭載されています。
ボリュームを絞った際のハイ落ち(高音域の減衰)を防いでくれるため、手元での音作りが格段にやりやすくなりました。
新開発のV-Mod IIIとの相性も抜群で、ボリュームを下げるだけで綺麗で扱いやすいクランチ〜クリーンを作ることができます。
まとめ
1986年の「American Standard」誕生からおよそ40年。
時代ごとの音楽シーンやプレイヤーの声を取り入れながら、常にエレキギターの基準であり続けてきたこの系譜ですが、今回のモデルは本当にひとつの完成形と言ってもいいんじゃないでしょうか…!
サドルの改良やピックアップの見直しなど、パッと見は「ちょっとした変更かな?」と思うかもしれません。
でも実際に触ってみると、演奏中に感じる小さなストレスが徹底的に消されていて、自分が鳴らしたい音をまっすぐ出せる工夫がこれでもかと詰まっています。
あえて「III」などのナンバリングをつけず、シンプルに「American Professional」と名付けたのも納得です。
Fenderが長年培ってきた歴史とノウハウをぜんぶ詰め込んで、「これが今の、そしてこれからの絶対的なスタンダードだよ!」と自信を持って届けてくれている感じがしますよね。
アメプロの歴史とこだわりがギュッと詰まった最高の1本になっているので、気になっている方はぜひ チェックしてみてください!






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