

素晴らしい音楽を残したミュージシャンは素晴らしい言葉を残しています。そのお題を素敵に解釈。日々の生活に無理やりでも役立ててしまおうというコーナーです。
さて、今日のお題は?
- 人名
- Gackt
- 名言
- 夢は見るものじゃない。夢は叶えるもの。
そして 夢を叶えること。
それは 強い意志を貫くこと。

Gacktが10年以上前から、サプライズ・ゲストとして卒業式に訪れるのは、ファンの間でも有名な話です。
そのきっかけは、Gacktのラジオ番組に寄せられた一人の少年の投稿から。少年が所属する震災支援科は人が集まらず存続の危機にありました。その定員割れを防ぐため、Gacktに協力してほしいと少年は頼みました。それに対し、Gacktはこう答えました。
『ボクが応援するのは構わないが、それが本当にオマエたちにとって意味があるのか?
そんなことをしても、一時的に学科の人気が戻っても またすぐに定員割れを起こしてしまうだろう。大切なことは、何故今この時代に、環境防災科が必要であるかをオマエ自身が、これから進学に迷っている中学生やその親たちにどこまでアピールできるか、熱意を届けられるかだろう?とにかく動け。』
さらに「来年の定員が満たされたら、お前の卒業式で一曲歌ってやる」と約束しました。
翌年、少年の努力により、見事に環境防災科は定員を満たし、存続の危機を免れました。
そして、Gacktが卒業式にやって来ました。
後にサプライズとして歌われる名曲と共に卒業式で語られたのが、この名言です。
これから未来に羽ばたく若者以外に、説得力のある言葉として伝わったことでしょう。

この曲のプロモーションビデオのエンディングには、ラジオ番組に投稿した少年(りょうくん)が夢を叶えた瞬間が映し出されています。
夢自体を無くしちゃった人いませんか?「こんな風になったらいいなぁ」と思っているだけでは、夢は叶いません。
もっと具体的に。そのために何から始めよう!そんな積み重ねが、また次の夢につながるのかも…なんて考えさせられました。
素晴らしい歌とエピソードに、あっぱれ!座布団5枚!
さらにこの少年、今ではGACKTの事務所でスタッフとして活躍しているそうです。3.11の震災時には、SHOW YOUR HEART物資運搬班として、被災地へ支援物資を届けるなどの活動をしていたそうです。
そんなりょうくんにも座布団5枚!