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さうんどはうしゅ

QSC ( キューエスシー ) / E110 PAスピーカー

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ステージモニター、PAメインスピーカーに最適なE110は、2.5インチ・ボイスコイルの10インチ・ウーハーを搭載した許容入力300Wを誇るコンパクトな2ウェイ・フルレンジ・スピーカーです。DMTデザインのウェーブガイドにより、水平85度の幅広いエリアをカバーし、臨場感溢れるサウンドを遠くまでスムーズに響かせます。コンパクトに設計されたボディは、ステージ上でも場所をとらず、プレイヤーの近くに設置することができます。
■タイプ:2WAYフルレンジ
■周波数特性:68Hz - 20kHz(-6dB)、50Hz - 20kHz(-10dB)
■許容入力:600W
■インピーダンス:8ohms
■最大出力音圧レベル:126 dB
■ウーハーユニット:254 mm (10-inch) driver with 64 mm (2.5-inch) voice coil;
■ドライバー:25 mm (1-inch) exit, 45 mm (1.75-inch) voice coil, compression driver
■コネクター:2 x NL4, 1 x barrier strip
■スタンドマウント:○(35mm)
■サイズ:330 × 560 × 330 mm
■備考:
■許容入力(連続/ピーク):300W/1200W
■感度(1W@1m):95dB
■指向角度:85°conical(円錐形)
■クロスオーバー:1.8 kHz
■エンクロージャー
 マルチアングル
 15mm、11プライのバーチ材
 塗装仕上げ
 ハンドル×1(上面)
 パウダーコート仕上げのスチールグリル
■マウント:
 9 x M8
 デュアルアングル35mmポールソケット

ステージモニター、PAメインスピーカーに最適なE10は、ダイキャストフレーム、2.5インチ・ボイスコイルの10インチ・ウーハーを搭載した許容入力300Wを誇るコンパクトな2ウェイ・フルレンジ・スピーカーです。QSCの独自技術DMT (Directivity Matched Transition)デザインのウェーブガイドにより、水平85度の幅広いエリアをカバーし、臨場感溢れるサウンドを遠くまでスムーズに響かせます。ステージモニターとして使用する場合、横置きすることにより上方向へ55度の角度をつけられ、コンパクトに設計されたボディは、ステージ上でも場所をとらず、プレイヤーの近くに設置することができます。

Eシリーズは、十分な許容入力と高い信頼性、高音質を誇るパッシブ・スピーカーです。塗装仕上げのバーチ材エンクロージャーに、ウーハーユニットを保護する頑丈なスピーカーグリルを装備し、優れた耐久性を実現。2ウェイモデルの「E10」「E12」「E15」は、2角度に設置可能な35mmポール用ソケットを備え、水平だけでなく、10度下向きにも設置可能。サブウーハー「E18WS」には、サテライトマウント用のスピーカーポールが付属します。さらにQSCの定番パワーアンプ、「GXD」、「PLD」シリーズや、デジタルミキサー「TouchMix」を併用することにより、最先端のDSP技術を存分に活かした音響システムを、プリセットを用いて簡単に構築することができます。壁掛けや天吊り用ヨークブラケット、ワイヤーで吊下げできるアイボルトなどオプションも充実し、幅広いシーンに対応。ライブパフォーマンス、DJ、ダンスミュージック、カラオケなど、様々な用途におすすめします。

■特長
・許容入力300W(連続)、高出力、プロ品質のサウンド
・GXD、PLDパワーアンプ、TouchMixと併用することで高性能なDSPによるチューニング、オプションを利用可能
・ツアーグレードの塗装仕上げ
・スチール製スピーカーグリル
・PA用メインスピーカー、ステージモニターに最適
・U字ヨークブラケット、M8リギングキットをオプション(別売)で用意
・デュアル・アングル・ポールソケット

※E10/E12/E15/E18SWとE110/E112/E115/E118SWの違い
・ヨークマウント金具取付位置の調整(E110/E112/E115)
・ハンドル部の改善(E110/E112/E115/E118SW)
・サスペンションポイントをM8→M10に変更(E112、E115)
その他の仕様は変更されておりません。

このスピーカーにオススメのパワーアンプはこちら!

海外レビュー

QSC PLD 4.5アンプレビュー

By Walter Lutzu

暑い夏には、イベントやコンサートも多く開催されます。会場に足を運ぶのが習慣になっている編集者としては、機材をテストする絶好のチャンスです。
QSCから発表された新しいアンプPLD4.5を試し、E215とW218swサブウーファーのテストもできました。

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PLD4.5アンプは市場に出てるほとんどのスピーカーに対応するよう、20個のファクトリープリセットが用意され、さらにそれらを変更保存することができる50個のユーザープリセットを用意されています。また、FAST(Flexible Amplifier Summing Technology)によりアンプ出力を1、2、3、4チャンネルに自由に分配、柔軟かつ多用途に使用できます。

EQ、クロスオーバー、リミッター、ディレイをコントロールする4つのDSPチャンネルがあり、外付けのプロセッサーユニットを必要としません。

フロントパネルにはチャンネル・セレクト・ボタン、ミュートボタン、LEDによる入出力メーター、400x240液晶スクリーン、操作ナビゲーションボタン、電源ボタンがあり、左右に一体型アルミハンドルが備えられ、すっきりとした重厚感のあるプロ仕様の外観を実現しています。

背面パネルには、XLR入力x4、並んでXLR出力x4、コンピューターに接続してソフトウェアをアップデートしたり、プリセットを保存、呼び出しをするためのUSBポート、スピコンNL4出力x4、ブリッジ用出力x2が用意されています。
出力は4種類。

  • 1150W/8Ωx4
  • 2250W/4Ωx4
  • 2250W/8Ωx2
  • 4200W/8Ωx1

2Uラック対応。質量11.8kg

仕様

  • 定格歪み率(THD):0.01-0.06%
  • 最大歪み率(THD):1.00%
  • 周波数特性:20Hz-15kHz±0.2dB、20Hz-20kHz+0.2/-0.7dB
  • ノイズ(ウェイトなし、出力ミュートなし):-101dB
  • ノイズ(ウェイトあり、出力ミュート):-109dB
  • ゲイン:38.4dB
  • ダンピングファクター:>150
  • 入力インピーダンス:>10kΩ(バランス)
  • 最大RMS入力レベル:
    3.9V-12.28V(+24dBu)
    12V-3.88V(+14dBu)
  • アンプ、負荷保護回路:ショート、オープン、熱、RF保護
    ミュートON/OFF時のノイズ制御、DC電源異常によるシャットダウン、突入電流、入力電流リミット保護
  • 電源:
    PLD4.2:AC100-132/200-240V、50-60Hz
    PLD4.3/4.5:AC100-240V、50-60Hz

テスト環境

PLD4.5+E215+E218swサブウーファー

新製品を試すとき、いつも気持ちが高ぶります。ところが、これらを移動しなければならないと気がついたとき、この高揚感は少し覚めてしまいます。E215の420x1125x464mm、質量49.1kgは決して小さくはありません。しかしながら、この大きさ質量には明確な理由があります。

大きさと質量はシャーシの材料(木製)と、何よりも内蔵された部品に依存します。E215は、2-wayフルレンジスピーカー。台形型エンクロージャーにアルミダイキャスト製ハウジングと3.5インチ・ムービングコイルを持ち、連続許容入力500Wの15インチ・ウーファーを2台搭載しています。特殊な周波数カット機構を採用して低域出力を最適化、HFクロスオーバーセクションにおける干渉を最小限にします。大型2.8インチ・コンプレッション・ドライバーを、75°の角度を持つDMTウェーブガイドに接続、ステージから最も離れたリスナーにもしっかりと中高域、高域を届けます。

E218swはダイレクト・ラジエーション・サブウーファーであり、構造は「beat hard」を目的として設計され、アルミ製バスケットを採用した18インチウーファーを2台搭載しています。寸法は1180x616x640mm、質量が76.4kgです。縦置き、横置きどちらでも対応でき、ライブはもちろん、大音量のダンスミュージックにもインパクトのある強い低域を出力します。
思わず笑みがこぼれるサウンドです。実際、サブウーファー単体から出る「しっかりとした」インパクトのあるサウンドは久しぶりに聴きました。パワフルでバランスが取れていて、ヘッドルームに余裕があります。

このアンプとシステムのパワー限界点を探ることはできませんでした。騒音の問題があり、広場でこれ以上ハードにシステムをドライブすることができそうもなかったからです。水平方向のカバレージは正確にコントロールされていて、QSCの公式データに記載されているように、指向角度の精度もかなり高くなっています。

結論

機材屋である我々にとって、マイク、LEDスポットライト、ミキサーなどをテストするのはいつも楽しいのですが、このスピーカーは別次元です。大音量で聴いても全く疲れない余裕のあるヘッドルーム、マスターフェーダーから指を離すのが惜しいくらいでした。
設置手順は直感的で分かりやすく、マニュアルを開く必要はありませんでした。
アンプの操作は簡単で直感的、そしてスムーズです。メニューは全体が分かりやすくデザインされています。

製品は構造とサウンドのあらゆる面から見てもよくできています。問題としてあえて挙げるなら、スピーカーの重さとシャーシ上面にハンドルがないことくらいです。
このシステムはハイパワー、高い信頼性、そして品質を求めるユーザーに最適だと思います。倉庫からトラックに積んでイベントからイベントへ運ばれるような用途に向いています。そしてシステムのトータル価格はとても魅力的です。

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Kid Rock’s Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouse、QSCによる最高のサウンド

繁忙期には、4つのステージ・パフォーマンスが同時に行われることもありますが、どのステージでもQSCは確実に最高のサウンドを届けます。

テネシー州、ナッシュビル。(2019年8月15日)

Kid Rock’s Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouse

Kid Rock’s Big Ass Honky Tonk&Rock 'n' Roll Steakhouseは5階建てのビルに4つのステージを持つナッシュビルで最大の(斬新な)エンタテインメント施設です。QSCが設置した、統合オーディオ機器によるライブサウンドはオーディオマニアも納得です。「ビル全体ではトータル2000人、メインホールだけでも2階席と合わせて600人収容可能です。繁忙期には、4つのステージで同時にパフォーマンスが行われ、1日に16組のバンドそれぞれが4時間の演奏を行うこともあります。バンドの入れ替えが激しいため、PAシステムには高い柔軟性と信頼性が求められますが、QSCは確実にこの要求に応えてくれます。」とサウンドエンジニアのJosh Hastick氏。

メインホールのステージでは、両脇にKLA12ライン・アレイが置かれ、KW181サブウーファーがサウンドを補助しています。8台のK10.2がモニターとして使われ、さらにKW181が設置されています。メインホールと2階席の中間に16台のAC-S6Tがサテライトスピーカー(CXD4.3パワーアンプにより駆動)として設置され、メインスピーカーに合わせてディレイをかけてドライブしています。さらに大勢の観客が座るバルコニー用にK10.2とK12.2が置かれ、KW181サブウーファーで低域を補完しています。

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3階と4階、さらに最上階にあるBARのPA機能は独立しています。3つのステージに設置されたPAシステムは全く同じ構成となっており、メインスピーカーとしてE112(CXDパワーアンプがドライブ)、KS212C指向性サブウーファーが両脇に設置され、モニターとしてK10.2、さらにCXDパワーアンプがドライブするAC-S6Tがサテライトスピーカーとして設置されています。さらに、最上階のバーにあるテラスにはAD-S12スピーカーが10台、AD-S112SWサブウーファーが4台、設置されています。

ナッシュビルにあるGC Pro社のGreg Glaser氏はプラン、機材の搬入、設置まで重要な役割を果たしています。GregとMike Mill(Honk Tonk Centralのサウンド・スーパーバイザー)はQSCのシステムを推進しました。

再びサウンドエンジニアのHastick氏のコメントです。「メインホールの壁と2階席上には、窓があり、天気によって開けたり閉めたりします。席が埋まっていて窓があいていると、デッド(残響が弱い)になり、空席が多いときに閉まっていると、ライブ(残響が強い)になります。KLAシステムは両方に問題なく対応することができます。アレイは良くチューニングされていて、誰かが最上階のBARで歌っても問題が起きないように設計されているのです。もし、偶然マイクをステージに向けてしまってもフィードバックが起こることはありません。」

サテライトスピーカーからの音は、メインスピーカーから出ている音と同じタイミングで観客の耳に届かなければなりません。QSCはディレイを使用してこの問題を解決しています。ディレイはミキサーを使わずにCXDシリーズのアンプ内で調整されています。設定は簡単。ラップトップを繋いでスピーカーのプロファイルを選択するだけです。

QSCの地元代理店、HWP社のKevin Duthu氏によると、「スピーカーの設定は、上のフロアーに設置しているE112システムでも有効です。QSCのシステムでは、スピーカーの設定を、測定用マイクからのデータに基づいて行っています。フルレンジ向けの設定、ダンスミュージック用の設定、壁との距離、サブウーファーの有無などに基づいて「ボイス」とも呼んでいる設定をします。実際の作業は、E112を設置して、CXDアンプを使用して音出しをします。これで99%の仕事は完了です。」
しかし、「上の階はメインホールより小さいため、より厳密な低音の管理が必要となります。KS212Cは、この要求を満たすのに理想的なサブウーファーです。指向性サブウーファーであるKS212Cなら、複雑な調整をすることなく、電源を入れてすぐに使えます。低域の音響エネルギーは低音が必要なダンスフロアーに向けて広がり、テーブルの上のグラスや、ステージ裏にある鏡を振動させることもありません。しかも、ボスの突然の指令により、たとえ不本意に音量を上げてしまっても、サウンドはパンチが効いていて明瞭です。」

「他のメーカーも素晴らしいライブサウンド機材を作っています。しかし導入後、時間と努力を費やしてサポートしようとするメーカーは多くありません。QSCのシステムは信頼性が高く、しかもここやあらゆる環境で問題が起こったとき、常にサポートしてくれます。」

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スタッフレビュー

QSCのスピーカーの中で一番有名なのは、世界中で大ヒットを記録したパワードスピーカーKシリーズ。そのQSCが自信を持って世に送り出したパッシブスピーカーがこのEシリーズです。Kシリーズと違うのはエンクロージャーにバーチ材=木製を使用した点。持ち上げてみると見た目以上にズッシリとした重量感があり、しっかり組み上げられていることがすぐにわかります。気になる音は、まさにライブサウンド。Kシリーズと同じDMTデザインのウェーブガイドにより高域、中域はスムーズにつながり、遠くまで綺麗に飛びます。低域は腹にドスンとストレートに響く、芯のあるタイトな音質。これならアコースティック系でもロック系でも気持ち良く鳴らすことができるでしょう。メインPA、ステージモニター、ダンスミュージック、カラオケと多目的に使えるおすすめパッシブスピーカーです。

営業部 / 河西 政佳営業部 / 河西 政佳

商品レビューProduct Review

  • 総合評価Avg. Rating11111(5.0)
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2021/06/26

11111必要十分

投稿者名Reviewed byおっさんさん 【埼玉県】

JBLのMRX512と比較。
こっちの方が明瞭度も上。
低音もこちらの方が小さいのにも関わらず出てる感。
飛ぶし広がる。
タイトでパンチのある音。
10インチでこれだけ出てる感があるなら15インチをしっかりしたアンプで鳴らせばサブは要らないのかな。
500人規模の小〜中ホールならこのスピーカーが2対向もあれば十分じゃないかなーと。
カラオケやダンスならサブは欲しいかも。
2/1を組むのであれば15インチの方を2対向の方が楽なのかな。
同価格帯のライバルはYAMAHAのCBR15辺りかと思う。
あっちも安い割にガシガシ鳴るし十分な音だけどこっちの方がワンランク上の音。
主に分離に質感、所有してる満足感どれもこっちの方が上手ですな。

レビューIDReview ID:119423

参考になった2

2019/06/02

11111良いでもモニター用かな?

投稿者名Reviewed by爺のPA屋 【広島県】

昨年に知り合いのJAZZビックバンドに頼まれてPAする事になりキャパ100人程度でソロをフュイチャーしパーカッションのシェイカーを鳴らして欲しいとリクエストされメインEVTX-1122+QSCPLX3602とモニターにヤマハP5000S+クラシックプロCSP-10で対応しましたが、う~ん気に入らず今年はメインは変わらずモニターにQSC-E110+PLX3102で対応しました。音圧凄くて、メインより鳴るようで、音圧は素晴らしかったです。ソリストたちにも高評価で満足しました。その数日後、自身の担当する春のお祭りイベントではメインがQSCPLX3102+E110でしたが音圧は素晴らしくとても高評価でした。ただ低域はEVのSX300と変わりないかなと思いますが、まあモニターを主体なんですかねぇ。まあ充分ですがね・・・・ただ最近NHKの午後の番組で過去のアイドル歌手のモニターに使用しているのが確認できたのでプロも認める良いスピーカーである事は間違いないですね。

レビューIDReview ID:92817

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QSC ( キューエスシー )
E110 PAスピーカー

商品ID:248912

通常価格:¥108,000(税込)

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