ORANGE / Rockerverb 50H MKIII

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象徴的なハイゲイントーンでカルト的な人気を得たアンプヘッド「Rockerverb」シリーズの第3世代モデル、Rockerverb 50H MKIII。フットスイッチ式アッテネーター搭載でさらに使いやすくなっています。きめ細かいレスポンスが特徴のCleanチャンネルと温かみのあるヴィンテージサウンド、バルブ駆動のスプリング・リバーブが魅力の1台です。

■ギターアンプヘッド
■コントロール
・Clean Channel: Volume, Bass, Treble
・Dirty Channel: Gain, Bass, Mid, Treble
・Reverb, Attenuator
・Clean/Dirty selector
・Full/Standby/Half Power
■50W/25W
■1×16Ω、 1 x 8Ω or 2 x 16Ω
■真空管
・プリ管： 4 x ECC83/12AX7 & 2 x ECC81/12AT7
・パワー管：2 x EL34
■サイズ：55 × 27 x 28cm
■重量：20.75kg

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商品レビューProduct Review

総合評価Avg. Rating：(5)
レビュー数Reviews：1

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2022/05/29

キュートなルックスからは想像もつかない素敵な歪み

投稿者名Reviewed by：KOUsana2019 【福島県】

初代のRockerverb 50（パワー管＝6V6仕様）とMK3を所有しています。
機材が増え過ぎて過去に何度か整理しましたが、こいつは手放せません。
MarshallのJVM系と同じく歪みが素晴らしいです。（初代MK1の方が個人的には好き）
アンプ直結派で同社の12インチ4発のキャビPPC412に繋いで使用しています。
気分でMarshallの1960A（Celestion G12T-75）にも繋ぎますが、どちらも相性抜群に良いです。
いかにも英国らしいJCM800系のドンシャリな歪みや、少しミドルを上げていくとJMP系の粘っこい歪みまで出ちゃいます。
さらにイコライジングを詰めるとブギーMark系のクリーミーなミドルブーストサウンド系まで作れちゃいます。
GAINを上げていっても音が潰れてブーミーになったりせず、ハードロック系でソロを弾くにはペダル無しでも十分な歪みが得られます。
またBMTのイコライザーの効きがかなり良く（逆に言えばシビア）多彩なサウンドメイクが可能。
搭載されているリバーブの音質、掛かりも秀悦。
オレンジのキュートなルックスに惹かれて購入された方も多いと思いますが、【羊の皮をかぶった狼】とは正にコレの事でしょう。
スタジオにあったら一度は鳴らしてほしいアンプですね。

レビューIDReview ID：130144