TC HELICON / VoiceTone D1

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Variations

VoiceTone D1は、リアルなダブリングのエミュレーションでボーカルに厚みを与える、簡単操作のボーカル用エフェクターです。

■ボーカル用コンパクトエフェクター、ダブリング/ディチューン
現代的なレコーディング技術の黎明期から今日に至るまで、ユニゾンのダブリング効果は、大成功を収めた数多くのアーティストに多用され続けています。VoiceTone D1はTC-Heliconの洗練されたボーカル・アルゴリズムでこの効果を再現します。VoiceTone D1は、緻密に調整された8つのスタイルを搭載しており、スタイルを選んでフットスイッチを踏むだけで、今まではレコーディング・スタジオのみの領域だったサウンドを瞬時に得ることができます。

■主な特徴
・ユニゾン・ダブリングとオクターブ・ダブリングの、実用的な8つのスタイルを搭載：
Tight, Loose, Group, Detune, Thick, Octave Up, Octave Down, Shout
・センター・ノッチ付きのミックス・ノブを採用、中央の設定で推奨のダブリング・レベルを得られます。
・オーバーダブによるダブリング効果を連想させる高品位なダブリング・アルゴリズム
・コンピューター接続用のUSB端子を搭載。VoiceSupportアプリケーションからファームウェア・アップデート、ニュース、使用上のヒントなどを入手または閲覧できます。
・ファンタム電源対応(常時ON、実測値：約21V)

■多彩なダブリング効果
VoiceTone D1は、リードボイスに微弱なピッチシフトを適用することで、厚いダブリング・エフェクトを生成します。オクターブ・シフトやクラシックなディチューン・オプションを含む、シングル及びマルチボイス・ダブリング、そして迫力のあるグループ・シャウトまでお楽しみいただけます。

入力
■マイク入力インピーダンス：バランス：2.68 kOhms
■マイク入力レベル@0dBFS：-42 dBu～+1 dBu
■EIN@最大マイクゲインRg=150 Ohms：-126 dBu
■マイク入力S/N比：>104 dB

出力
■出力インピーダンス、バランス／アンバランス：200 Ohms/100 Ohms
■フルスケール出力：+1 dBu
■ダイナミックレンジ：>104 dB、20 Hz～20 kHz
■周波数特性 +0/-0.3 dB：20 Hz～20 kHz

電源
■パワーサプライ（付属）12V、0.4A
■消費電力 5.6W

その他
■寸法 140 x 90 x 60 mm
■重量 420 g

※製品の改良のため、仕様は予告なく変更となる場合がございます。

※ミキサー等のXLR入力端子に接続する場合、故障する可能性があるため、ミキサーからのファンタム電源はOFFの状態でご使用ください。

スタッフレビュー

ボーカルのダブリングに特化した、使った瞬間思わず「楽しい～！」と叫んでしまうほど魅力的なエフェクターです！
スタイルはTight/Loose/Group/Detune/Thick/Octave Up/Octave Down/Shoutの8種類。声に厚みを足すだけのシンプルなタイプから、派手なダブルまでと幅広く、様々なシチュエーションで活躍することでしょう。
どれも絶妙な掛り方をするので、好みの設定を探しているだけでも時間を忘れて遊んでしまいます。
操作は2つのノブを回すだけと簡単。機械が苦手でも安心です。

声に厚みを出すという使い方はもちろんですが、ちょっと変わった私のオススメはOctave Down。女性ボーカルで使用すると、1オクターブ下でどっしりとしたハーモニーが加わり、まるで男性コーラスが加わったようなサウンドになります。楽曲のアクセントとしてもいいですが、合間のMCで使っても面白いでしょう。商品ページに楽しいデモ動画もあるので是非ご覧ください！いつもの歌い方にスパイスを加えたい、そんな時はVoiceTone D1がイチオシです！

サウンドハウススタッフ

商品レビューProduct Review

総合評価Avg. Rating：(4.7)
レビュー数Reviews：3

5		2件
4		1件
3		0件
2		0件
1		0件

2018/06/09

必需品！

投稿者名Reviewed by：トリニティ【兵庫県】

1年以上ライブでもガンガン使っています。
リハでＰＡさんと相談しますが、特に今までトラブルはありません。
私の使い方は、Tight を9時くらいでかけっぱなしです。
何と言うんでしょう、ブレ補正とでも言いますか、声が真っ直ぐ飛ぶ感じです。
加工臭は無い、とメンバーやお客さんからは言われていますので、安心して使っています。

レビューIDReview ID：82886

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2013/08/21

ちょっとした味付けに最適

投稿者名Reviewed by：riff 【千葉県】

このエフェクターでできることは、自分の声にエフェクトをかけた声を、元の声にかぶせて流すことです。
エフェクトには全部で８パターンありますが、大きく分けて2種類のことができます。
一つはコーラス。自分の声に広がりを持たせて、まるでバックコーラスがかかっているかのようにできます。
コーラスの具合も、tightならキリリっとしまったコーラスになり、groupならやんわりとしたコーラスになります。
裏声を誤魔k…厚みをもたせたい時に最適です。
もう一つはオクターブ上/下の声を当てること。異性とデュエットしてるような感じになります。ほかにshoutっていうのがあるんですけどこれはあんまりシャウトっぽさないです。
買って一年くらい経ちますが、ハウリングもないし、とてもいい感じですね。
右のつまみでエフェクトのかけ具合も調節でき、自分の元の声と、エフェクトのかかった声の割合を調節することもできます。
例えば、オクターブ上のエフェクトをかけて、ツマミを右いっぱいに回せば、機械的には聞こえるけどオクターブ上の声だけが聞こえます。
逆にツマミを左いっぱいに倒せば、自分の元の声しか聞こえません。
これひとつでいろんなことができるので、使い方次第で曲にいろんな味付けができてとてもいいです。
こればっかり使うとちょっと目障りになるかもしれませんが…持っていて損はない一台です。

レビューIDReview ID：43141

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2017/03/03

使える

投稿者名Reviewed by：z 【神奈川県】

多分TC HELICON のボーカルエフェクトでは一番実用性があるのではないでしょうか。ダブリングを掛けて歌うと確実に上手くなった気がします。だからかもしれませんが、そのうち何でもかんでも掛けるようになりがちです。（私の場合…）ただ、それくらい気持ちいいです。
曲に合わせ使いすぎなければボーカルのグレードが上がったと言われると思います。
ただライブではPAさんと要相談だと思います。セッティングさえきちんとすればＯＮ時にハウったりはしませんがボーカル側でエフェクトを掛けていいかは事前に相談した方がいいと思います。

レビューIDReview ID：70759