WA-412は1Uラックマウントが可能な、クラシック・アメリカン・スタイルの4チャンネルコンソール型プリアンプです。このスタイルのプリアンプは、パンチの効いた低域とスムーズな高域から、「サウンド・オブ・ロックンロール」と言われています。この種類のプリアンプに多くの費用を掛けてきた、経験豊富なスタジオ・エンジニアにとって、WA-412のコストパフォーマンスはとても信じられないようです。フルディスクリート6ピン・オペアンプとカスタム・ワウンドのAltran USAの入出力トランスを搭載しており、これ以上何も必要ありません。手頃な価格でワールドクラスのマルチ・チャンネル・プリアンプを探しているなら、WA-412はぴったりの選択です。
数年前に定期的なスタジオ・レコーディングを始めた頃、多チャンネルのハイエンド・マイクプリアンプを必要としていましたが、当時は予算が取れなくて1、2台しか購入できませんでした。しかしそれだけでは、フルバンドやドラムのレコーディングには不十分でした。その時、良い録音ができなかった場合に、後戻りできない事をよく分かっていましたが、予算が無かったため、多くの録音を質の良いマイクプリアンプを通して行うことができませんでした。WA-412が当時存在していたら、冴えない音質に妥協する必要は無かったと思います。WA-412は多くの商業スタジオやホームスタジオにおいて、「使えるプロセッサー」になると信じています。-Bryce Young(Warm Audio社創設者)
WA-412はこのタイプのプリアンプに期待される機能に加えて、さらに多くの機能を搭載しています。出力ボリューム調整をそれぞれのチャンネルに搭載し、精密なコントロールとクリエイティブなゲイン調整ができます。さらにトーンスイッチ(入力インピーダンス変換)をそれぞれのチャンネルに追加して温かみのあるパンチの効いたクラシックコンソール・トーン、またはオープンでナチュラルなサウンドを選ぶことができます。
それぞれのチャンネルにフル・ディスクリート・ソケット6ピンオペアンプが搭載され、他のオペアンプと交換することもできます。ディスクリート・オペアンプ回路は、広いヘッドルームと少ない歪みが特徴であり、この種類のクラシックコンソール・プリアンプが作るサウンドに大きく影響します。
WA-412には米国のハイエンド・トランスメーカー、Altran社の入出力トランスを採用しています。Altran社との密接な協力関係により、低域のレスポンスを改善する独創的なトランスを作りました。それは非常にスムーズでオープンな特性を作り出す伝統的なワウンド技術を使用しています。
厳選された部品により、伝統のコンソール・マジックを継承するWA-412は、驚くべき最高レベルの性能を誇る4チャンネルの‘workhorse(使える)’プリアンプ/DIです。
WARM AUDIO / EQP-WA パラメトリック・イコライザー
¥98,000(税込)
在庫有
¥468,000(税込)
在庫有
FOCUSRITE / Scarlett 2i2 (gen. 3)
¥22,800(税込)
お取寄せ
FOCUSRITE / Scarlett 2i2 (gen. 4) オーディオインターフェイス
¥28,600(税込)
在庫有
2021/04/02
アメリカンサウンド
投稿者名Reviewed by:かい 【新潟県】
あのメーカーの「パンチのあるタイトな音、抜けの良い明るい音などと言われるサウンド、カラッとした音?」なんて言われてるのが体感できます。
本物は聞いたことありませんので、比較はできませんがとてもよく出来たプリアンプだと思います。
2つ買って8chにして、アメリカンスタジオってのも有りかと思ってます。
2022/07/27
オーディオI/Fのライン入力用のプリアンプとしても全然アリ。
投稿者名Reviewed by:おっさん太郎 【大阪府】
他所のサイトでも不思議とレビューが少ないのでご参考になれば。
元ネタのAPIプリアンプの音を聞いたことがないという理由から fireface UCXとの比較になってしまうが、パンチのある音というのは確かで音が前に出てくる。ミッドハイのアタック感が良いのかな。このアタック感のお陰か、シンセなんかも通すとヌケが良くなるけど太い音になるかというとちょっと違う。
インピーダンスの切り替えスイッチがあって、ポチると濃いローミッドが得られる。取説にΩがどうのこうの書いてあるが、要は音色が変わるので積極的に使い分けてくれとのこと。OFF時がカラッと晴れた日なら、ON時は6月の梅雨時お昼前といった感じ(感じてくれ)。ミッドハイのアタック要素は薄れてしまうがふくよかな柔らかい音になるので、楽器や声質によってはこっちを使っても良いなと思った。
本機種を選んだ理由の一つにゲインレベルとアウトプットレベルを個別に調整してサチュレーション的な使い方が可能というのがあって、実際やってみたところ、ドラムトラックをほんのり歪ませた時のチリチリ感が良す。ただ、伝説級機材のモデリングプラグインであるような”どこまでいっても音楽的ぃ!”的な歪み具合を期待すると肩透かしを食らう。
とある時期にForcusrite ISA428mk2を持って活用していたが、それと比較すると音を聞いて楽しくなるのはこのWA-412の方だろう。ISAシリーズの肝は上質なフラット音だと思ってるけど、WA-412はそれと比べると美味しいジャンクフード的なものを感じる。カラッと晴れたキャラクターを付与するというか分かりやすい音になるというか。DTMerがマイクプリに期待するマジックをWA-412は少なからず持っている。
尚、本家APIを知っている人からすると劣化コピーにも程があるらしいけど、少なくとも”1ch4万ならこんなもんかー”的な、支払った分の納得は得られるポテンシャルだとは思う。販売当時は10万そこらで今や20万超えしているISA428mk2と比較したらこっちを選ぶ人も結構いるんじゃないだろうか。
別にISAが嫌いなわけじゃないので悪しからず。
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商品ID:227679
¥198,000(税込)
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