Q. Driverack PA2、260、VENU360の違いは何ですか?
A.
VENU360:
最も多機能で柔軟性の高いフラグシップモデルです。唯一デジタル入力に対応しています。また、ルーティングの変更が柔軟に変更できます。ワイヤレスコントロール用VENU360 Control App対応。
入力chごと、出力chごとに設定が可能です。
PA2:
主にPA向けにシンプル化されたモデルで、最も定番のモデルです。ステレオ動作が前提でとなっており、ルーティングは固定です。ワイヤレスコントロール用PA2 Control App対応。
入力chごと、出力chごとの個別設定はできず、LRで共用となります。
260:
唯一"ゾーンコントローラー"に対応したモデルです。ゾーンコントローラーとは、壁に取り付けるリモートスイッチで、学校の教室にあるスピーカーの音量調節つまみをイメージしていただければと思います。そのため、音楽やステージよりもむしろBGMや館内放送用途のイメージが強いモデルです。PCとのインターフェースが旧型であり、モバイルデバイスでの操作なども対応していません。
入力chごと、出力chごとに設定が可能です。
Q. VENU360やPA2は、ステレオ3ウェイではなく、フルレンジx6も可能ですか?
A.
クロスオーバー設定なしのプリセットでしたら、
VENU360:例えばMono Full Range Mainというプリセットをベースにして使用可能です。このプリセットの場合、入力、出力ch個別に設定可能です。
PA2:例えばST6FRというプリセットがありますので、これをベースにして使用可能です。ただし、ステレオ動作となりますので、各プロセッサーは左右共用となります。
Q. dbx/260、VENU360は、入力1と2で個別に各プロセッサーを調整することはできますか?
A.
もともと内蔵されているプリセットをベースにセッティングすることは可能です。
VENU360
260
PA2はステレオ動作固定のため、各プロセッサーはLR共用となります。
¥14,800(税込)
在庫有
DriveRack VENU360は、LCRアナログ3入力やAES/EBUデジタル2入力(4ch)に対応した6出力のスピーカーマネジメントプロセッサーです。LMHのモノラル3Way構成はもちろん、ステレオフルレンジ+センターサブウーファー構成など様々なシステムに対応し、32bit浮動小数点プロセッサーがクロスオーバーに加え、オートEQによる音質補正、AFSによるハウリング抑制、入力や出力のタイミング調整(ディレイ)、コンプレッサー、リミッター、オートゲインコントロール、ノイズゲートといった多くの機能を実現しています。これらの機能は本体のボタンやホイールを使ってスタンドアロンで設定できる他、PCやタブレットを使ってリモート設定することも可能です。設定した内容はユーザープリセットとして75パターンまで本体に保存することができ、固定設備としての使用だけではなく、現場毎の設定を保存しておくことにより移動先での短時間セッティングが可能です。USBポート又はイーサーネットポートを介してのファームウエアアップデートがサポートされているのでメンテナンス性も抜群です。
2024/11/06
クリアな音質。
投稿者名Reviewed by:プー 【東京都】
通常はMIDAS M32のAESOUTに繋いで使っています。MIDASのステージボックスDL32にもAESOUTが2個あるのでぴったりでした。入力の設定は内部クロック96KでSRCを入れております。操作ですが、設定できる項目が多いので、PC若しくはiPadでコントロールした方が見通しがいいです。ソフトの操作にハードが追従するスピードも、本番時の使用に過不足なく耐えられるものと思います。特徴であるAFSはとても面白い機能で、今回バンドがAPFやVCがある編成でしたので、早速試してみました。どの程度までハウリングを抑え込むかは、イコライザーと同じでやはりセンスが必要ですが、正確な周波数を自動で叩いてくれるのはやはりありがたいです。AES入力が2(入力モジュール取り込めるのは実質音声3)(入力モジュール関係なければ、アナログ絡めて5入力)有って十分な機能があるVENU360。この実勢値段はとてもお安いと思いました。小型軽量で良音。私のように個人経営の小規模PA屋さんにはぴったりです。QU16やX32、M32等小型でデジタルアウトがあるミキサーを持っている人にお勧めできます。
※追記。この機種の看板機能オートEQですが、現場で毎回使っており、シビアな現場でなければAEQのカーヴをスタートポイントにしてもいいくらいです。良い結果を得るには、マイクを立てる測定点を吟味することがコツですね。最初の測定の基準ポイントの位置そして、マイクの高さが一番重要です。もちろんステージモニターのチューニングもできます。この時、最初の測定時、実際ヴォーカリストが歌うマイク位置にマイクを立てることで良い結果が得られます。ただしAEQは無理にフラットにしたがるので、カーヴをiPad or PC画面で確認し、特異点は手直ししています。Smaartで補正後の特性を見ることもありますが、思ったよりいい結果で驚きます。もちろん最後は音楽ソースやヴォイスでワンツーをしてFIXします。2ポイントから4ポイントの測定ポイントで、信号は5秒程度のサインスイープ。現場がピンクノイズで支配されることが無いし、トータル5分足らずで使える音になります。ところで、サウンドハウスに代理店が戻って、値段が安くなりました。(悔しい)(笑)
※ iPadのソフト最近復活しました。
レビューIDReview ID:63151
2023/12/14
ホームオーディオ用途にもGood
投稿者名Reviewed by:りなくす 【千葉県】
アナログ入力、アナログ出力でホームオーディオ用途で使用しています。
主な用途としてはルームアコースティックの調整で、特に定在波の補正に利用しています。チャンデバとしては使っていません。
内蔵のAD/DA変換の性能は割と良くソースの音声信号を素直にデジタル変換しプロセッシングしアナログ変換して出力してくれます。内蔵の96kクロックを基準にしていますがデジタル臭さなども感じません。48kにすると若干デジタル臭さが出てくるかな?くらいです。
B社のものは音に色がついて高音がキンキンする感じだったので、素直な出音で使いやすいです。
最初は若干使い方に戸惑う部分もありましたが、一度セットアップウィザードを動かしてセットしたら、あとはWindowsのソフトを使って細かくいじってるうちに2~3時間で慣れました。PA経験の無い方はもう少し時間かかるかもですが。
内蔵のイコライザ周りは低い方の周波数帯では1Hz刻みで選択出来たり、Q幅もそれなりに自由度が高いなど使いやすいです。
また意外と良いと思ったのがSub Harmonic Synthという低音増強の機能で、腹にドシンと来る低音を出せるようになり、ブックシェルフスピーカーが化けました。
デジタルプロセッサーに多少の抵抗はあったのですが、良い意味で期待を裏切られたと思います。(10万円以上するものが良くなかったら泣けますけど・・・)
私はin1に10Mクロックを入れたMUTEC MC3+からAES/EBUでクロック信号を入れて、in2、3から入力したアナログ信号をADコンバートしていますが、内蔵クロックよりもわずかですが低音のアタックが強く変化します。
いずれにせよ、アナログのイコライザ(特にパラメトリックの方)が高くて手が出ないという方には、おすすめと思います。
レビューIDReview ID:134802
2023/12/09
使いやすい
投稿者名Reviewed by:じゃまみん 【北海道】
今までPA2を主に使用してきたが、ミキサーがデジタル出力できるタイプなのでおもいきって買ってみました。
ミキサーはM32CまたはWING
ステージボックスをDL32でVENU360を同じラックに入れて、96kで使用
裏でAES接続し、コネクタパネルでラックの前側にLR出力していて、接続が簡便です。
48kと96k現場で耳で聞く感じではあまり変わって聞こえないですが、96kのほうが、リバーブのテールが綺麗だとのアドバイスを頂いたので96kで使用してます。
PA2と比べると、ウィザードがきめ細かく、それで複雑でもなくとても使いやすい。
オートチューニングのターゲットが3種類あり、ほぼFLATモードで使用しているが、先日反響の多い現場でFLATモードでチューニングして本番に臨んだが、終わってみればREFLECTIVE ROOM(反響の多い部屋)モードと同等のEQなってしまっていた。
LEVELに関しても、ウィザードの通りに行っていれば、既定値でいい具合の音圧でオペレートできて、VENU360チューニングのままでもベストなサウンドが作れることを実感しました。
PA2では体験できなかったことで、VENU360は高価ですが導入意義も高いと感じました。
レビューIDReview ID:145343
2022/05/05
オーディオ趣味には敷居が高い
投稿者名Reviewed by:namsan 【茨城県】
2020/05/28 購入
スピーカーの自作が趣味で、周波数測定が必要なので購入した。
同じメーカーでは3ランク機種が出ているが、デジタル入力が有るのは本機(最上級機)のみなので、こちらにした。
測定マイクは、BEHRINGERなら半値ほどで購入出来るが、測定値の正確性を期待して割高でも同メーカーの純正品にした。
以前はマルチプロセッサーもBEHRINGERを使用していて、とても解りやすく操作に迷う事も殆どなかったが、それは1ウェイのみ。
今回かなり奮発したが、こちらのモデルにすることで、3ウェイマルチアンプ対応可能なので、使いこなせばかなり遊べると思う。
さて、開封し結線してみるが、多機能業務用機械のためとても解りにくい。
特にデジタル入力が、同軸でも光でも無いのが厄介だった。
民生用CDプレーヤーの同軸デジタル出力から、本機のXLRバランス入力への変換ケーブルを別途同時購入して接続したが、すんなりLR出力とは行かず、取説を読んでも該当する説明は無かったので手当り次第にONとOFFを繰り返してなんとか音出しまで辿り着いた。
業務用では当たり前の初期設定なのかもしれないが、ホームオーディオでデジタルマルチやデジイコを楽しみたい層向けに解りやすい解説が欲しいところ。
今回の結線は、デジタル入力一本と、左右SP出力用のバランスケーブル二本のみ。それでも左右のスピーカーから普通に音出し出来なかった。具体的にはL+Rの音が左右に混ざり、完全なSTEREO再生ではなかった。
ネットで調べてみると同軸⇒XLR型デジタル変換ケーブルも厳密な抵抗値規格が有り、最初に購入した中華製変換ケーブルは抵抗値の記載がなく、きちんとした規格表記の割高変換ケーブルを買い直すも改善せず。思い余ってXLR端子のデジタル出力の有るCDプレーヤーまで購入してこれまたデジタルケーブルのXLR端子ケーブルを探して接続してみたが効果なし。
その後、50Hz以下をブーストすると何故かしらリミッターの掛かったような音になり、探しまくるも解除出来ず逆に中高域を下げる事で相対的に重低音を持ち上げる手法に切り替えると上手くいった。
注意点としては、別売りコンセント変換アダプターが必要。
レビューIDReview ID:105564
2021/07/04
すごく簡単!
投稿者名Reviewed by:M.S.Lab. 【熊本県】
マニュアルを見たら結構難しそうだったので迷ったけど、実際は接続してWizardを走らせたら簡単に終わりました。
設定後もタブレット上から修正が可能なので気軽に調整ができます。
もっと早く導入しておけばよかった・・・
設定後、出力が自動でミュートされることに気付かずに音が出ない原因を探した時間が一番長かった
レビューIDReview ID:119756
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商品ID:212418
¥137,800(税込)
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