CATALINBREAD / Echorec

チューブエコーの名器、Binson Echorecを基にしたコンパクトディレイペダル。テープが生み出す暖かみのあるディレイ音と、複数の再生ヘッドによる独特なリズムを再現。40-1000msのディレイタイム設定幅を持ち、現代的な用途にも対応します。内部スイッチによりトゥルー/バッファードバイパスの切り替え可能。

■ギター用エフェクター
■ディレイ

スタッフレビュー

往年の名器、Binson社のEchorecをシミュレートしたディレイペダルです。ディレイタイムを細かく調整したり、再生パターンを任意で変更できるため、発振サウンドなど飛び道具的なセッティングも可能。そして、このペダルが本領を発揮するのは裏蓋を開けてから。バッファードバイパスとトゥルーバイパスを切り替えるスイッチに加えて、内部トリムポットでゲインやモジュレーションの深さもコントロールできます。反時計回りにゲインを回しきることで、ファズのような暴力的なサウンドに変化します。さらにモジュレーションの深さを設定して、ディレイ音の質感を自分好みにカスタマイズ可能。私自身、ペダルボードに組み込んで早3年たちますが、使えば使うほど新たな発見のある素晴らしいペダルです！ゲインを調整すれば、他のペダルとの組み合わせも抜群で手放せません。自分だけのディレイを求めて、あなたもトリムポットいじりの旅へ出かけましょう！

大内一晟

商品レビューProduct Review

総合評価Avg. Rating：(5)
レビュー数Reviews：1

5		1件
4		0件
3		0件
2		0件
1		0件

2022/03/07

心地良い浮遊感とアナログ感（トリムポットを調整しましょう）

投稿者名Reviewed by：tryonetwo 【神奈川県】

CatalinbreadのYouTubeチャンネルでも紹介されていますが、裏蓋を開けると基盤にゲインとモジュレーションの深さを調整するトリムポットがあって、その２つを弄ると音色が変化します。というか、ここを調整して設定を追い込んでやらないと、このエフェクターの良さが出ないような気がします。
私は沼にハマって、２～３日掛けて調整を行い、やっと落ち着きました。内部スイッチでバイパス／バッファが切替え可能で、バッファモードにするとエフェクトON/OFFに関係なく常にドライ音をブースト出来る仕組みになっています。YouTubeでは、ゲインをフルアップにした状態を「Fuzzモード」と紹介していますが、Fuzzというよりアンプライクなブースター／オーバードライブといった感じで、おそらく実機の真空管プリアンプ回路をエミュレートしたものだと思いますが、とてもクオリティが高いです。
Echorec特有の微妙なピッチのブレが生み出す浮遊感や心地良く減衰するディレイ音が絶妙に再現された良いペダルだと思います。

レビューIDReview ID：127780