Mi-Si / Acoustic Trio Ukulele

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2016/08/19

音量落ちましたよね？？

投稿者名Reviewed by：ナイシトール 【熊本県】

発売直後からもう何十個買って取り付けたか分からないくらい買いました。充電式なので電池交換が要らないというのがサウンドホールの小さいウクレレにはとても重宝するという理由で買い続けています。しかし、このMiSiに限らずアンダーサドルタイプは、ただ単にサドルの下に敷いてしまうと各弦の圧が異なるため弦によって音量がバラバラになってしまうので、4弦とも均等に圧がかかるようにサドル底面を匠の技で削って調整しないと、特定の弦（経験上、1弦、その次に4弦）だけ音が小さくなります。ただ、だいたいどこのショップもただ単に敷いているようですし、ユーザーもその音量のバラつきに気づかずにそのまま使用しているケースが多いです。

そういうケースは除外してきちんと音量を揃えて取り付けるお店から世界的に「調整が面倒くさい！」とクレームとしてメーカーにフィードバックしたのかどうかは定かではないですが今年になって突然何の告知もなくプリアンプの出力が下がった仕様になりました。要するに音量が下がったので、そのバラつきが分かりにくくなりました。なので、取り付けにかかる時間は微調整がほぼ不要になた分、格段に早く出来るようになりました。メーカーもたぶんここを狙っての仕様変更か思われます。

なので、旧タイプのピックアップを付けたウクレレを弾いた後に新タイプのピックアップを付けたウクレレにシールドを差し替えて弾くと驚くほど音量が小さいのでアンプ側でボリュームをいちいち上げないとバランスが取れません。これ、結構ライブ中には面倒くさい作業になります。

但し、旧タイプと弾き比べない環境であれば「ああ、こんなもんか」と、その差は分かりません。

旧タイプと新タイプ、箱も値段も型番も同じなので、見分け方としては付属のACアダプターのプラグ部分が金メッキになっているものが新タイプです。

いずれにしても、電池交換不要、この一点は非常に有り難いです。音はものすごく良いというわけではなく現時点でこれ以上のものがないという意味合いが強いです。

音量が小さくなったのは旧タイプと混ぜて弾く当方にとっては残念です。

レビューIDReview ID：65780

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