BEHRINGER ( ベリンガー ) / K-2 MK II アナログセミモジュラーシンセサイザー

K-2 MK II は、信じられないほどファットなアナログ・サウンドのためのデュアルVCOデザインを所持しており、OSCシンク、FM、PWM、V/Oct CV/Gateコントロールが可能で、サウンド・デザイナーにとって夢のような一台です。

デュアルVCO設計による驚異的なアナログ・シンセサイザーで、非常にファットな音楽制作が可能

OSC Sync、FM、PWMに加え、全てのCV/Gate入出力にV/Oct.を搭載したMK IIバージョン

マッチングされたトランジスタとJFETによるオリジナル回路の忠実な再現

本物のVCO、VCF、VCA設計に基づくピュア・アナログ信号経路

デフォルト・ルーティングのセミモジュラー・アーキテクチャーにより、パッチング不要で即座に演奏可能

第一世代と第二世代のフィルター・デザイン（ピーク／共振を伴うハイパス／ローパス）

究極のサウンドのための可変パルス幅とリング・モジュレーションを備えた4つの可変オシレーター・シェイプ

完全アナログの三角波/方形波専用LFO

VCFとVCAをモジュレーションする2つのアナログ・エンベロープ・ジェネレーター

複数のシンセサイザーを組み合わせて最大16ボイスのポリフォニーを実現する16ボイス・ポリチェイン

完全なEurorackソリューション - メインモジュールは標準的なEurorackケースに移植可能

36個のコントロールにより、すべての重要なパラメーターにダイレクトかつリアルタイムにアクセス可能

外部音源を処理するための外部オーディオ入力

MIDIチャンネルとボイス・プライオリティを選択できる包括的なUSB/ MIDIインプリメンテーション

ピュア・アナログ信号経路
オリジナルに忠実なVCO、VCF、VCA設計、マッチングされたトランジスタとJFETによるピュア・アナログ回路など、K-2 MK IIのエンジニアリングには細心の注意が払われています。このような細部へのこだわりにより、K-2 MK IIは、極太のベースやリード・トーンから驚異的なエフェクトまで、すべてをカバーする超柔軟なサウンド・シェイピング能力を備えています。

多彩なVCF
K-2 MK IIのサウンドの真髄は、6 dB High/12 dB Lowの多彩なフィルターにあります。ハイパス・フィルターは、カットオフ周波数以下の信号のレベルを設定し、基本波と低次倍音のレベルを効果的に低減します。ローパス・フィルターはカットオフより上の信号のレベルをコントロールし、高次の倍音成分を低減します。K-2 MK IIのVCF Peakコントロールは、クロスオーバー周波数の信号を強調します。

ビンテージ・オシレーター
K-2 MK IIに搭載された本格的なVCO（Voltage Controlled Oscillators：電圧制御オシレーター）は、パルス幅とリング・モジュレーションが可変する4種類のオシレーター・シェイプを搭載し、究極の音作りを可能にします。VCO 1の波形は、トライアングル、リバース・ソー・トゥース、ノイズ、パルスから選択可能。VCO 2の波形は、リバース・ソートゥース、スクエア、ナロー・パルス、リングから選択でき、両方のオシレーターが動作します。VCOミキサーは、VCO 1とVCO 2のレベルを調整することで、全体のミックスと幅広い素晴らしいエフェクトを作ることができます。

エンベロープ
エンベロープ K-2 MK IIの低周波オシレーター(LFO)、モジュレーション・ジェネレーターは、選択可能な波形(リバース・ノコギリ波、トライアングル波、ノコギリ波)と2つのエンベロープ・ジェネレーターを搭載し、素晴らしいサウンド作りをサポートします！エンベロープ・ジェネレーター1には、ディレイ、アタック、リリース・タイムのコントロールがあり、ジェネレーター2はカットオフ周波数のモジュレーションと、ボルテージ・コントロール・アンプ（VCA）の振幅モジュレーションを調整します。このジェネレーターのダイヤルには、ホールド、ディケイ、アタック、サステイン、リリースがあり、比類のないエンベロープ・シェイピング・コントロールが可能です。

16音ポリチェイン対応
K-2 MK IIはモノフォニック・インストゥルメント（一度に1つの音）ですが、16ノートのポリチェイン機能により、複数のシンセサイザーを組み合わせて最大16ボイスのポリフォニーを実現できます。

Eurorack対応
K-2 MK IIは、ツアーやスタジオでの過酷な使用にも耐えられるよう設計されており、標準的なEurorackケースに簡単に取り付けることができます。

コントロールと接続性
K-2MKIIは、あなた同様、私たちもギア・ヘッドです。K-2 MK IIには36のコントロールが搭載されており、直感的な操作で音楽制作を楽しむことができます。また、マルチI/Oパッチ・ベイを活用することで、シグナル・パスのほぼすべてのポイントに外部機器を接続することができ、K-2 MK IIのトーン・スカルプティング能力を、想像以上に拡張することができます！

仕様
モジュレーション・セクション
周波数変調（mg/t.ext）： 0～10
周波数変調（eg1/ext）： 0～10
ハイパスフィルターのカットオフ周波数変調（mg/t.ext）： 0～10
ハイパスフィルターのカットオフ周波数変調（eg2/ext）：0～10 0～10
ローパスフィルターのカットオフ周波数変調（mg/t.ext）： 0～10
ローパスフィルターのカットオフ周波数変調(mg/t.ext): 0～10 0～10
変調波形：ノコギリ波変化、パルス幅変化
変調周波数：0～10（0.1～22Hz）

エンベロープ・ジェネレーター・セクション
エンベロープ・ジェネレーター1のディレイ・タイム：0～10（0～5.5秒）
エンベロープ・ジェネレーター1のアタック・タイム：0～10（3.0 ms～16 s）
エンベロープ・ジェネレーター1のリリース・タイム：0～10（30 ms～16 s）
エンベロープ・ジェネレーター2のホールド・タイム：0～10（0～14 s）
エンベロープ・ジェネレーター2のアタック・タイム：0～10（5.4 ms～9 s）
エンベロープ・ジェネレーター2のディケイ・タイム：0～10（0.5 ms～15 s）
エンベロープ・ジェネレーター2のサステイン・レベル：0?10
エンベロープ・ジェネレーター2のリリース・タイム：0～10（40 ms～18 s）

外部シグナル・プロセッサー・セクション
コントロール
シグナル・レベル：0?10
ローカット周波数：0～10
ハイカット周波数：0～10
CV調整：0～10
スレッショルド・レベル：0～10

3.5 mm TSインプット
信号入力 オートパッドシステム

3.5 mm TS出力
アンプ：-∞～0 dBμ
バンドパスフィルター：-∞～0 dBμ
F-Vコンバーター：0?+8 V
エンベロープ・フォロア：0～+5 V
トリガー出力：GND

出力セクション
コントロール
ボリューム：0～10

入出力（TS 3.5 mm）
サンプル・ホールド
イン：5 Vpp
出力：5 Vpp
クロック・イン：GND

VCA
イン：-5 V～+5 V
出力：-5 V～+5 V
コントロール入力 0～+5 V

ノイズジェネレーター
ピンクノイズ出力 5 Vpp
ホワイトノイズ出力 5 Vpp

トリガースイッチ
アウト：GNDへ

トリガー
イン: GNDへ
アウト：GNDへ

VCO
VCO 1+2 CVイン 0～+8 V
VCO 2 CV in： 0～+8 V
VCO 1+2 周波数入力 -3 V～+3 V

VCA
初期ゲイン：0～5 V

ローパスVCF
カットオフ周波数：-5 V～+5 V

ハイパスVCF
カットオフ周波数：-5 V～+5 V

外部信号
入力 3 Vpp

トータル（VCOとVCFに影響）
入力：-5 V～+5 V

キーボード
CVアウト 0～+8 V（エクスポネンシャル）

エンベロープ・ジェネレーター
EG 1出力 0～+5 V
EG 1リバース出力 +5 V～0
EG 1トリガー入力：GNDへ
EG 2出力 -2.5 V～+2.5 V
EG 2リバース・アウト -2.5 V～+2.5 V

変調三角波/鋸歯状波形
出力：5 Vpp

変調パルス/矩形波形
出力：0?+5 V

スイッチ
トリガー出力、モメンタリ

電力要件
外部電源アダプター
(付属のアダプターのみ使用) 12 VDC 1A
消費電力 最大 12 W

環境
動作温度範囲 5°C? 40°C (41°F?104°F)

サイズ
寸法 (H x W x D) 95 x 424 x 136 mm
モジュール幅 80HP
重量 1.8 kg