■DAWソフトウェア
さらに多彩でクリアなサウンドを生み出す新しいデバイスを搭載したLive 10。ワークフローが大幅に向上し、さらにスムーズな音楽制作が可能になりました。Pushを使えば、コンピューターの操作にわずらわされることはありません。新たに厳選したサウンドライブラリーで自分だけの音楽を構築できます。さらにMax for Liveと完全に統合したことで、Liveの可能性は無限大に広がります。(Suite以外はMax for Liveは別売となります。)
■主な特徴
Live 10の新デバイス
Wavetable、Echo、Drum Buss、Pedalの4つのデバイスを新たに搭載。これにより、Liveのインストゥルメントとエフェクトを使った多彩な音作りが可能になります。
Capture
レコーディングを考えていないときに思いついたアイデアでも、Liveに取り込んで音楽にしていくことができます。MIDIトラックを作成して再生状態にしておきます。演奏を行い、いいと思えるフレーズが鳴らせたら、Captureボタンを押します。Liveが自動でテンポとタイミングをマッチングするので、演奏したメロディやグルーヴがきれいなループになって再生されます。Captureを使って楽曲を作り込むこともできます。新しいパートを加えられるほか、現在のトラックにMIDI信号をオーバーダブできます。上手く演奏できたときにCaptureを押すだけなので、作業を中断することなく制作を進められます。
複数のMIDIクリップの編集
ドラム、ベース、コード、メロディといった複数のパートを組み合わせた制作が可能です。セッションとアレンジメントのどちらのビューモードでも、ひとつの画面上に複数のMIDIトラックとクリップが表示されるので、より効率的な編集が可能になり、トラック間の関係性が理解しやすくなりました。
シームレスなアレンジメント
アレンジメントビューが使いやすくなり、すばやい編集と効率的な作曲が可能になりました。クリップのストレッチや、クリップに含まれる要素のスライドが簡単に行えるほか、アレンジメントビュー内で動作する新たなクリップ・インタラクション機能を使って、オーディオ・フェードを行うこともできます。オートメーションでは、グリッドスナップ、豊富になったブレークポイントなどを使って、さらに多くの要素をコントロールできるようになりました。
※Live 10には、Intro、Standard、Suiteの3種類があります。主要な機能は共通していますが、StandardとSuiteには、追加機能、インストゥルメント、Pack、エフェクトが付属しています。
◎Standard 主な機能
・オーディオおよびMIDIトラック数無制限
・シーン数無制限
・12 x センド/リターン・トラック
・256 x モノ・オーディオ入力チャンネル
・256 x モノ・オーディオ出力チャンネル
・Capture
・Complexワープモード
・オーディオのスライシング
・オーディオをMIDIに変換
サウンド:1800を超えるサウンド(10+GB)
ソフトウェア・インストゥルメント:5
オーディオ・エフェクト:34
MIDIエフェクト:8
■動作環境
※最新の動作環境につきましては
メーカーサイトのシステム要件 をご参照ください。
※Live 10は64-bit OSにのみ対応しています。Linux非対応。
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