CASIO / Privia PX-5SWE 電子ピアノ

独創のサウンドと多彩な機能を搭載したプロ使用のステージピアノ。電池駆動にも対応し、ストリートでの演奏にも。

・AiR音源による高品位なアコピ＆エレピサウンド
・6つのサウンドを組み合わせる「へクスレイヤー」搭載
・3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II、象牙調黒檀鍵盤採用
・電池駆動対応（単三アルカリ電池8本で約3時間駆動）

■鍵盤：88鍵盤、3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤II　象牙調/黒檀調鍵盤
■音源：マルチディメンショナルモーフィングAiR音源
■最大同時発音数： 256
■コントロール：4つのノブ、6つのスライダー、ピッチ&モジュレーションホイール、2つのペダル・インプット
■マスターエフェクト：4バンドEQ、コンプレッサー
■DSPインサーション4系統・20タイプ
■SMF再生、オーディオ録音/再生
■フレーズシーケンサー：1000フレーズ/10ソング
■入出力：オーディオ入力、ラインイン/アウト、ヘッドホン2、MIDI IN、OUT/THRU、USB to host/to device
■電池駆動：単三8本（電池寿命約3時間）
■寸法1,322×286×135mm（本体のみ）
■質量 11.1kg
■ACアダプター付属

商品レビューProduct Review

総合評価Avg. Rating：(5)
レビュー数Reviews：1

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2015/03/07

実は凄いです

投稿者名Reviewed by：鍵盤屋【新潟県】

すっきりしたカラーリングとデザインがお気に入り。さらに、
88鍵でこの重量、可搬性はものすごく有難いです。
鍵盤のタッチも悪くありません。ベンダー、モジュレーションホイールもありますから、シンセソロを弾くにも不自由なし。
しかもゾーン設定をうまく使えば4パートまでの
スプリット/レイヤーが可能で、ライブはこれ一台で
足りてしまうのではないでしょうか。音色は編集可能（CASIOからエディターも配布されてます）ですから、
音色自作派も大丈夫。「Privia」ではありますが、ただの電子ピアノではありません。
「ピアノのプリセットが優秀なライブ用キーボード」だと思います。

などと書いてから約一月、いろいろといじってみたところ
「ライブ用キーボード」というよりも「ライブ用シンセ」
と言うべきだろう、と思うようになりました。HEXlayer
機能は十分な実力を持ったシンセサイザーセクションです。素材の波形はノイズも含めて400以上、
フィルターはＬＰＦが3種、ＨＰＦ、ＢＰＦの5種から選べ、レゾナンスの効きも個人的には十分。
エンベロープのステップ数も「こんなに要るか？」というぐらい。これを6系統重ねることで、
加算/減算型のシンセとなっており、シンセ弾きにも魅力的なものだと思います。
これだけのものがこの値段で手に入るのですから、良い時代になったものです（笑）。
その他、スライダーやノブ、ペダルを駆使すると、とんでもないくらいのリアルタイムコントロール
ができてしまいます。この辺はまさにライブ用かと思います。

ただ一つだけ残念なのが、タッチの設定。
off/light/normal/heavyの4段階は荒いと思います。
今後のファームウエア・アップデートでもう少し細かく設定できるようにしてほしいものです。
ですが、十分満足（というより大満足）できる製品です。長く付き合うことになりそうです。