Electro-Voice ( エレクトロボイス ) / ZLX-12P-G2 パワードスピーカー

THE SONIC SEQUEL

Electro-Voiceが2013年に第一世代のZLXシリーズを発表した時、そのゴールは、優れたElectro-Voiceのサウンド・クオリティと軽量かつ堅牢な構造、画期的なコンフィギュレーションとコントロールを組み合わせることで、本物のプロ・オーディオ・パフォーマンスをこれまで以上に手に入れやすい価格帯で提供することでした。世界中のユーザーがすぐに注目し、ZLXの実証されたパフォーマンスと日々の信頼性は、瞬く間に、その製品クラスで最初で最高の誰もが認める業界のベンチマークとしての地位を確立しました。

そして今、全世界で100万台を超えるZLXの納入実績に加え、ZLX G2がそのサクセスストーリーの続編として登場します。エレクトロボイスのポータブル・ラウドスピーカー・ポートフォリオのエントリーモデルであるZLX G2は、最大SPL、周波数レンジ、耐久性、接続性を向上させ、人間工学に基づいた様々な改良を加え、前モデルの勝利の方程式を構築しています。

SUPERIOR ENGINEERING, SUPERIOR SOUND

ZLX G2は、ZLXの卓越した音質を継承し、音楽再生や拡声用途に最適です。最大SPLは129dB（ZLX-15P-G2）に向上し、グリル背後のプレミアム・コンポーネントにより、ZLX G2は日常使用でも圧倒的な音響性能を発揮します。ZLX G2の各モデルのウーファーとコンプレッション・ドライバーは、特許取得済みのSST（Signal Synchronized Transducers）ポート付きウェーブガイドに結合され、低域の伸びを強化し、すべての周波数帯域で垂直方向と水平方向の均一なカバレージを実現します。

SMART CONTROL AND CONNECTIVITY

ZLX G2パワード・バージョンは、エレクトロボイスの兄弟ブランドである "Powered by Dynacord "のプレミアム・エレクトロニクスを搭載しています。超高効率1000W D級パワー・アンプ・モジュールには、高品位エフェクトを備えた4チャンネル3入力デジタル・ミキサーが内蔵されています。

ミキサーは2系統のXLR/TRSコンボジャックを装備し、24Vファンタム電源とHi-Zに対応しています。ミキサーには、AFS（自動フィードバック抑制）、ダッキング、コンプレッション、ラウドスピーカーのディレイ設定などのプロ機能も搭載されています。

5つのシステムモード設定が可能： Music、Live、Speech、Club、FRFR（フルレンジ、フラットレスポンス）ZLX G2の新機能であり、このクラスの製品ではユニークな機能であるFRFR設定は、モデリング・プロセッサーやギター・キャブ・シミュレーターと使用した場合に正確な結果を生み出すフラット/ニュートラルな周波数特性を提供します。パワードZLX G2ラウドスピーカーには、エレクトロボイス特有のサブウーファー・プリセットも搭載されており、ゲインおよびタイムアライメントの両方を調整することで、完全な音響最適化を実現します。DSPには、互換性を高めるために追加のハイパス（HP）フィルターが用意されています。

すべてのZLX G2ラウドスピーカーとミキサー機能は、iOSとAndroidで利用可能なElectro-Voice QuickSmart Mobileアプリを使ってリモートコントロールとモニタリングが可能です。このアプリでは、Bluetoothを搭載したElectro-Voiceポータブル・ラウドスピーカーを最大6台まで、任意の組み合わせでペアリングおよびグループ化できます。Bluetoothトゥルーワイヤレス・ステレオ・ストリーミングを使用して、2台のZLX G2ラウドスピーカーをワイヤレスでペアリングし、ステレオ・セットアップにリンクできます。ローカル設定は、LCD付きシングルノブ・エンコーダーを使って数秒で完了します。新しいフルカラーLCDは、より大きく高解像度になり、システム設定を鮮明かつクリアに表示します。ZLX G2は、あらゆるレベルのユーザーにとって、素晴らしいサウンドをシンプルに実現します。

FORM AND FUNCTION REDEFINED

ZLX G2の開発では、エンクロージャーのデザイン、人間工学、汎用性のすべてが優先され、その結果、ユーザー体験を向上させる重要な改良を取り入れながら、第一世代モデルの要素を進化させた、滑らかでありながらしっかりとしたフォームと機能の融合が実現しました。新しい強化「spine」が施されたブラックのエンクロージャーは、耐久性に優れたポリプロピレン製で、Electro-Voiceのロゴがエンボス加工されています。

左右対称の55°の側面は、ラウドスピーカーをモニター・ポジションに置いたときに投射角度がつき、ユーザーが自分の声を聞きやすくなると同時に、反対側のアンプ入力/コントロール・パネルへのアクセスも容易にします。「キックバック」アングルにより、12インチおよび15インチ・バージョンでは、垂直方向に23°の角度で上向きに音を届けることができます。エンクロージャーのスタンスは、サブウーファーの上に直接置いた場合（つまりポールを使用しない場合）にまっすぐ前方を向くように再設計されています。

12インチと15インチは、「U」字型ウォールブラケットで垂直または水平に設置できます。12インチと15インチは、ロングアーム・ポールマウント・スタイルのウォールブラケットで垂直方向に設置でき、チルト調整も可能です。

READY FOR A WIDE RANGE OF USERS

これらの第2世代のアップデートは、シリーズがどのようなお客様にとっても「最初のプログレードPA」として優れた選択肢であり続けることを保証すると同時に、特定のユーザーグループにとってラウドスピーカーの実用的な価値を拡大するものです。

例えばDJには、前世代のZLXモデルよりも高い最大SPL、ワイヤレス・ステレオ・ストリーミングとコントロール、自動ハウリング抑制、ダッキング、カスタマイズ可能なシステム・プリセットなどのメリットがあります。全く新しいエンクロージャー・デザインは、ZLX G2セットアップの視覚的インパクトを合理化するため、より垂直なスタンスになっています。スリップカバーはフラットトップ・デザインで、ラウドスピーカーの梱包、積み重ね、保管がより効率的に行えます。

ミュージシャンには、EQ、コンプレッション、エフェクト、楽器・マイク入力プリセット、Hi-Z入力、ファンタム電源を備えた内蔵ミキサーが喜ばれるでしょう。レンタル会社やイベント制作会社は、ZLXのラインナップに8インチ・モデルが加わったことを歓迎するでしょう。もちろん、ZLX G2は、家庭での使用や集会、パーティーなどでワンランク上の音質を求めるオーディオ愛好家にも使いやすいオプションです。どのような用途にも、ZLX G2は対応します。