型番 | VM-50-W | VM-50 | VM-70 | VM-80 |
---|---|---|---|---|
ウーファー | 5.25インチ(133 mm)コーン | 6.5インチ(165 mm)コーン | 8インチ(203 mm)コーン | |
横幅 | 198 mm | 229 mm | 267 mm | |
高さ | 300 mm | 341 mm | 400 mm | |
奥行 | 265 mm | 312 mm | 325 mm | |
本体質量 | 5.5 kg | 7.7 kg | 9.7 kg | |
再生周波数帯域 | 40 Hz - 36 kHz | 37 Hz - 36 kHz | 34 Hz - 36 kHz | |
最大SPL | 107 dB | 112 dB | 115 dB | |
アンプ出力 (ダイナミックパワー) |
DSP 搭載 Class D LF: 30 W / 4 Ω HF: 30 W / 4 Ω |
DSP 搭載 Class D LF: 70 W / 4 Ω HF: 30 W / 4 Ω |
DSP 搭載 Class D LF: 90 W / 4 Ω HF: 30 W / 4 Ω |
ブランド名から「低音強めのDJ用でしょ?」というイメージの強いPioneer DJのモニタースピーカーですが、実際に音を鳴らしてみるとリスニング用からDTMのモニタリング用まで使えるという非常に使い勝手のよいモニタースピーカーだと感じました。
抜群の使い勝手たらしめているのが、背面のDSP CONTROLノブ。高音域と低音域、それぞれ4タイプから用途や自分の好みに応じて周波数特性を切り替えられます。出荷状態の設定(ノブの値がL2/H2)は、楽曲制作に最適なフラットな音にチューニングされています。キックやサブベースなど50Hz前後に迫力を感じますが、決して嫌らしく色付けされた感じはありません。少し上の帯域との分離感もよいため低音域のミックスを追い込むのはもちろん、近年トレンドになっているシティポップやチル系のHIP-HOPを聴くのにも最適です。
DJをする際のモニター用途に使うのであれば、低音域は“CLUB BASS”と書かれた「L4」、高音域は「H3」「H4」をジャンルやお好みで選ぶのが良いでしょう。ハイハットの細かな刻みを味わうなら、「H4」にするのが個人的にはおすすめです。実際に現場へ持ち込んでDJをした感想としては、モニタースピーカーひとつでミックスのしやすさが大きく変化するのを体感しました。とくに低音域のレスポンスの速さから、音の輪郭やタイミングをつかみ取りやすく、結果的にはプレイ全体に精神的な余裕が生まれたように感じます。また、大音量でも音が歪むようなこともなく、聴き疲れしにくい印象です。
「高出力」「低歪み」「高音質」という三拍子そろってペアで5万円以下。同価格帯のモニタースピーカーと比較しても、頭一つ抜きん出ているといえるでしょう。
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商品ID:290683
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